このクイックスタートでは、Address Validation API を使用して、アドレスを検証するプログラムの作成方法について説明します。
始める前に
このクイックスタートを実行する前に、自身または管理者によって次の事前準備が完了していることを確認してください。
Google Cloud のアカウントとプロジェクトがある。
プロジェクトで課金が有効になっている。プロジェクトに対して課金が有効になっていることを確認する方法をご覧ください。
ABAP SDK for Google Cloud のオンプレミス版またはクラウド版がインストールされ、構成されている。オンプレミス版またはクラウド版の ABAP SDK for Google Cloud をインストールして構成する方法をご覧ください。
Google Cloud APIs にアクセスするための認証が設定されている。認証の設定方法をご覧ください。
Google Cloud プロジェクトで Address Validation API が有効になっていることを確認します。
アドレスを検証するプログラムを作成する
SAP システムで、トランザクション
SE38
を使用して、カスタム名前空間(Z や Y など)に実行可能プログラムを作成します。SAP GUI で、トランザクション コード
SE38
を入力します。[プログラム] フィールドに、プログラムの名前を入力します(例:
ZDEMO_ADDRESS_VALIDATION
)。[登録] をクリックします。
プログラムの属性を指定します。
[表題] フィールドに、プログラムのタイトル(例:
Validate an address
)を入力します。[タイプ] フィールドで
Executable Program
を選択します。[保存] をクリックします。
プログラムをローカル オブジェクトとして保存します。
ABAP エディタで、次のコードを追加します。
DEMO_ADDR_VAL
はクライアント キー名に置き換えます。
SE38
でアプリを実行します。成功すると、次の出力が表示されます。'Address is complete'
次のステップ
- GitHub リポジトリ(GoogleCloudPlatform/google-cloud-abap/abap-sdk/ZGOOG_SDK_QUICKSTART/)で利用可能なその他のクイックスタートを確認する。
- オンプレミス版またはクラウド版の ABAP SDK for Google Cloud を使用したアプリケーション開発ガイドを確認する。
- コードサンプルを確認する。
- Cloud フォーラムのコミュニティで ABAP SDK for Google Cloud について質問したり、ディスカッションに参加したりする。