高速評価および移行プログラム(RaMP)
お客様が専門知識とベスト プラクティスを活用してリスクを低減し、コストを管理してクラウドでの成功までの道筋を簡略化できるように支援する、Google Cloud の包括的なエンドツーエンドの移行プログラム。
利点
クラウドへの移行は、迅速かつ簡単である必要があります。その場合にご利用いただきたいのが Google Cloud RaMP です。
明確性とロードマップ
データドリブンな調査と分析によって自社の IT 環境を理解し、タイムライン、費用、リソース、リスクが示されたロードマップを入手できます。透明性の高い移行計画と費用提案により、自信を持って取り組むことができます。
実施における専門知識
ブループリント、ガバナンス、セキュリティ、人員とクラウド運用のトレーニングなど、Google Cloud と Google のパートナーから提供されるベスト プラクティスを通じて、自信を持って移行できます。
コストとリスクを低減
予算に応じた柔軟な提案、費用を補う Google Cloud によるパートナー ファンディング、ソリューション固有の割引やクレジットにより、移行コストを削減できます。データドリブンな移行計画でリスクを軽減します。
Google Cloud RaMP を使用して移行する理由
大規模な移行では、次の 5 つのベスト プラクティスによって成功する可能性が大幅に高まることがわかっています。まず、ビジネス、IT、財務、セキュリティ、運用の各責任者が認識を合わせることができるよう「理由」を明示したビジネスケースが必要です。2 つ目の点として、個人が新しいスキルを習得し、働き方の変化に伴う FUD を緩和できるように、それぞれの役割に合わせた学習プランが必要です。3 つ目の点として、ベスト プラクティスの収集、ランディング ゾーンの設定と保守、チームによる使用量 / 移行作業のスケーリング方法に関する「原則」およびブループリントの設定、優れたプログラム制御であり明確に定義された一連の目標としての測定、検査、迅速なトリアージプロセスの対象である OKR(目標と主な結果)である 4 番目と 5 番目のベスト プラクティスの実現を推進する「Cloud Center of Excellence」(CCoE)チームが必要です。
RaMP を使用するにあたっての当社の目標は、Google のプロダクト ポートフォリオとベスト プラクティスを総合的で包括的なアプローチで統合することです。お客様がビジネスケースを作成し、関係者の足並みを揃え、人員、プロセス、技術面の準備状況を評価して不足を解消し、移行によってセグメント化された優先順位「移行ウェーブ」にワークロードを分類するのを支援するソリューション戦略、財務、セキュリティ、コンプライアンス管理が容易なランディング ゾーンの作成、使用するツールの決定、トレーニングと支援の計画の実施、CCoE の確立、OKR の設定、適切なパートナーの選択、移行の徹底的な管理を行います。
まだ移行に乗り出したばかりの方は、簡単なクラウド能力評価をぜひご利用ください。お客様がクラウド移行のどの段階にいるかを判断し、ビジネス、財務、テクノロジーの計画全体にわたる新しいコンピテンシーの開発方法を決定するのに役立ちます。また、クラウドへの移行を予定しており、既存の IT 環境に基づく推奨事項やコスト分析を記載した詳細な調査レポートが必要な場合は、Google の無料の評価を今すぐ依頼しましょう。
主な機能
RaMP の仕組み
RaMP の成功のサイクル
企業の IT 部門で数十年にわたって移行が行われてきました(例: メインフレームを x86 に移行し仮想化を実現)。移行ライフサイクルはほぼ同じです。成功への鍵は、インテリジェントかつスムーズに進む、スマートで統合された移行プログラムです。以下に RaMP のフライホイールを示します。
販売機会の評価
IT 環境の全体像を正確に把握し、クラウドベースのオプションを適切にマッピングします。
基盤と計画
クラウドに最適なワークロードと移行方法を理解し、クラウドで必要な基盤を構築します。
移行と検証
クラウドに最適なワークロードから移行を開始します。各ステップで分析と評価を行うことで、今後の移行のために微調整できます。
最適化と運用
クラウドでのワークロードのパフォーマンスを評価し、必要に応じて微調整を行い、クラウドベースの運用に完全に切り替えます。
関連サービス
RaMP には何が含まれていますか?
RaMP に組み込まれたシームレスなコンポーネントの詳細については、下の各ボックスをクリックしてご覧ください。