料金

このページでは、Compute Engine のすべての料金のリストを掲載しています。

注: このページは利便性を目的として Compute Engine の料金を 1 か所にまとめたものです。これは参考用であり、詳しい料金体系について説明するものではありません。料金体系の説明については、以下の各ページを参照してください。

Compute Engine の料金は、下記の価格表に基づき使用量に応じて課金されます。各請求期間の最終日に、期間中の使用量と料金が記載された請求書が送信されます。このページの料金は米ドル(USD)表記となっています。

Compute Engine では、ディスクサイズ、マシンタイプ メモリ、ネットワーク使用量はギガバイト(GB)単位で計算されます。1 GB は 230 バイトです。この測定単位はギビバイト(GiB)とも呼ばれます。

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

料金情報は、次の方法でも確認できます。

汎用のマシンタイプ

N1 マシンタイプ

N1 標準マシンタイプ

N1 ハイメモリ マシンタイプ

N1 ハイ CPU マシンタイプ

N1 カスタム vCPU とメモリ

N1 拡張カスタムメモリ

N2 マシンタイプ

N2 標準マシンタイプ

N2 ハイメモリ マシンタイプ

N2 ハイ CPU マシンタイプ

N2 カスタム vCPU とメモリ

N2 拡張カスタムメモリ

N2D マシンタイプ

N2D 標準マシンタイプ

N2D ハイメモリ マシンタイプ

N2D ハイ CPU マシンタイプ

N2D カスタム vCPU とメモリ

N2D 拡張カスタムメモリ

E2 マシンタイプ

E2 標準マシンタイプ

E2 ハイメモリ マシンタイプ

E2 ハイ CPU マシンタイプ

E2 カスタム vCPU とメモリ

メモリ最適化マシンタイプ

vCPU とメモリ

M1 メモリ最適化マシンタイプ

M2 メモリ最適化マシンタイプ

コンピューティング最適化マシンタイプ

C2 vCPU とメモリ

C2 マシンタイプ

共有コア マシンタイプ

E2 共有コア マシンタイプ

プレミアム イメージ

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)イメージと RHEL for SAP イメージ

RHEL イメージ:

  • 0.06 米ドル/時間。4 個以下の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.13 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

RHEL for SAP with HA and Update Services イメージ:

  • 0.10 米ドル/時間。4 個以下の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.225 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

すべての RHEL イメージと RHEL for SAP イメージについて、最低 1 分間分の使用料金が課金されます。1 分間を超えると、RHEL イメージは 1 秒単位で課金されます。

Red Hat のライセンス要件に従い、請求先組織名と、Compute Engine での Red Hat プレミアム OS の合計使用時間は Red Hat に報告されます。

SLES イメージと SLES for SAP イメージ

SLES イメージ:

  • 0.02 米ドル/時間f1-micro マシンタイプと g1-small マシンタイプの場合
  • 0.11 米ドル/時間。その他のすべてのマシンタイプの場合

SLES for SAP イメージ:

  • 0.17 米ドル/時間。1~2 個の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.34 米ドル/時間。3~4 個の vCPU を搭載したインスタンスの場合
  • 0.41 米ドル/時間。5 個以上の vCPU を搭載したインスタンスの場合

すべての SLES イメージについて、最低 1 分間分の使用料金が課金されます。1 分間を超えると、SLES イメージは 1 秒単位で課金されます。

Windows Server イメージ

いくつかのバージョンの Windows Server の公開イメージには、Server Core 構成と Server with Desktop Experience 構成があります。料金はどちらも同じです。

  • 0.02 米ドル/時間f1-micro マシンタイプと g1-small マシンタイプの場合
  • 1 コアあたり 0.04 米ドル/時間。その他のすべてのマシンタイプの場合

標準マシンタイプ、ハイ CPU マシンタイプ、ハイメモリ マシンタイプは、CPU の数に基づいて課金されます。たとえば、n1-standard-4n1-highcpu-4n1-highmem-4 は 4 個の vCPU が割り当てられたマシンタイプで、0.16 米ドル/時間(4×0.04 米ドル/時間)で課金されます。

Windows Server イメージには、最低 1 分間分の使用料金が課金されます。1 分間を超えると、Windows イメージは 1 秒単位で課金されます。SQL Server イメージには、最低 10 分間分の使用料金が課金されます。10 分を超えると、SQL Server イメージは 1 分単位で課金されます。

SQL Server イメージ

SQL Server イメージを使用する場合、Windows Server イメージの料金と選択したマシンタイプの料金に加え、次の料金が発生します。

  • 1 コアあたり 0.399 米ドル/時間 - SQL Server Enterprise
  • 1 コアあたり 0.1645 米ドル/時間 - SQL Server Standard
  • 1 コアあたり 0.011 米ドル/時間 - SQL Server Web
  • SQL Server Express の場合、追加料金はかかりません。

Microsoft SQL Server ライセンスでは、仮想マシン インスタンスの vCPU ごとに 1 つのコアライセンスが必要になります。インスタンスのコア数の下限は 4 個です。vCPU が 4 個未満のインスタンスの場合、要件を満たす SQL Server の利用料金は 4×$0.1645 米ドル/時間($0.658 米ドル/時間)になります。vCPU が 4 個以上のインスタンスの場合、Compute Engine で課金対象となる Microsoft SQL Server ライセンスの数は 2 個ずつ増加します。ただし、カスタム マシンタイプを使用したインスタンスでは、課金対象となる SQL Server ライセンスの数は vCPU の数と同じです。

Google では、Microsoft の最低限のハードウェアおよびソフトウェア推奨事項に基づき、f1-micro または g1-small のマシンタイプでは SQL Server イメージを使用しないことをおすすめします。

他のプレミアム イメージとは異なり、SQL Server イメージには、最低 10 分間分の使用料金が課金されます。10 分を超えると、SQL Server イメージは 1 分単位で課金されます。

ディスクの料金体系

永続ディスクの料金体系

ローカル SSD の料金体系

カスタム イメージ ストレージ

Compute Engine でカスタム イメージをインポートまたは作成する場合、そのイメージに対してストレージ料金が発生します。このようなカスタム イメージの料金は、イメージを保存するロケーションによって異なります。

ネットワークの料金

一般的なネットワークの料金体系

トラフィックの種類 料金(米ドル)
上り(内向き) 無料。ただし、ロードバランサなどの上りトラフィックを処理するリソースがある場合は除きます。リクエストに対するレスポンスは下り(外向き)としてカウントされ、課金されます。
同一ゾーンへの下り* 無料
Google のサービス(YouTube、マップ、ドライブなど)への下り(GCP 内のトラフィック送信元の VM が外部 IP アドレスを持つか内部 IP アドレスを持つかは問わない) 無料
同一リージョン内の DoubleClick への下り 無料
外部 IP アドレスまたは内部 IP アドレスを使用した同一リージョン内の異なる Google Cloud サービスへの下り(Memorystore for Redis、Filestore、Cloud SQL は除く) 無料
同一リージョン内のゾーン間の下り(GB あたり) $0.01
Memorystore for Redis への下りには、「同一リージョン内のゾーン間の下り」の料金が適用されます。
Filestore への下りには、「同一リージョン内のゾーン間の下り」の料金が適用されます。
Cloud SQL への下りには、外部 IP アドレス経由のトラフィックに記載されている料金が適用されます。
US とカナダのリージョン間の下り(GB あたり) $0.01
ヨーロッパ内のリージョン間の下り(GB あたり) $0.02
アジア内のリージョン間の下り(GB あたり) $0.05
南アメリカ内のリージョン間の下り(GB あたり) $0.08
大陸間の下り(オセアニアを除く)(GB あたり) $0.08
オセアニアと任意のリージョン間の下り / 上り(GB あたり) $0.15

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

* この料金は内部 IP アドレス経由の下りトラフィックに対するものです。外部 IP アドレス経由の下りトラフィックには、インスタンスが同じゾーン内に存在するかどうかに関係なく、異なる料金が適用されます。ネットワークかサブネットかは問いません。内部 IP アドレスを使用したゾーン内でのトラフィックに対する料金は、別のサブネットやネットワークへのトラフィックでも同一です。同じリージョン内のゾーン間のトラフィックに対する料金は、両インスタンスが同じサブネットの場合、違うサブネットの場合、違うネットワークの場合でも同一です。料金体系は、インスタンスが VPC ネットワーク上に存在するか、レガシー ネットワーク上に存在するかにかかわらず同じです。
オセアニアには、オーストラリアとニュージーランドに加えて、パプアニューギニアやフィジーなど周辺の太平洋諸島が含まれます。このリージョンにハワイは含まれません。

インターネット下り料金*

米ドル以外の通貨でお支払いの場合は、Cloud Platform SKU に記載されている該当通貨の料金が適用されます。

* この料金は、Cloud CDNCDN Interconnectキャリア ピアリングダイレクト ピアリングCloud Interconnect のトラフィックには適用されません。こうしたトラフィックについては Cloud CDNCDN Interconnectキャリア ピアリングダイレクト ピアリングCloud Interconnect の料金をご覧ください。

負荷分散と転送ルール

以下の料金は、内部 HTTP(S) 負荷分散以外のすべての種類の負荷分散に適用されます。内部 HTTP(S) 負荷分散については、内部 HTTP(S) 負荷分散のセクションをご覧ください。

ロードバランサから送信されるトラフィックには、通常の下り料金が課金されます。通常の下り料金を超えて、ロードバランサの下りに追加料金が発生することはありません。

転送ルールの料金の例

Google Cloud では、負荷分散用または他の用途向けに作成された転送ルールに対して料金が発生します。

米国の料金の例を以下に示します。

1 時間あたり $0.025 の料金で、最大 5 つの転送ルールを作成できます。たとえば、転送ルールを 1 つ作成すると、1 時間あたり $0.025 が課金されます。転送ルールを 3 つ作成しても、やはり 1 時間あたり $0.025 が課金されます。ただし、転送ルールが 10 個あると、次のように課金されます。

  • 5 つの転送ルール = $0.025/時間
  • 転送ルール 1 つにつき = $0.01/時間

5 つのルールに対する $0.025/時間 +(5 つの追加ルール × $0.01/時間)= $0.075/時間

ロードバランサごとに必要となる転送ルールは、ほとんどの負荷分散のユースケースで 1 つのみです。

Google Cloud はグローバル転送ルールリージョン転送ルールに対し、プロジェクトごとに別々に課金します。たとえば、1 つのグローバル転送ルールと 1 つのリージョン転送ルールを 2 つの別々のプロジェクトで使用する場合(ルールは合計 4 つ)、1 時間あたり $0.10(1 時間あたり $0.025 × 4)が課金されます。

負荷分散料金の見積もり

負荷分散料金を見積もるには:

  1. 料金計算ツールに移動します。
  2. [Compute Engine] タブの検索バーで「Load Balancing」を検索します。
  3. プルダウン メニューからリージョンを選択します。
  4. 転送ルールの推定数を入力します。
  5. 1 か月に処理されるネットワーク トラフィックの推定量を入力します。

例:

  • アイオワ
  • 転送ルール: 10
  • ネットワーク上り(内向き): 2,048 GB
  • 合計見積もり費用: 1 か月あたり 71.13 米ドル

この例には、バックエンドからの返信の送信にかかる下り(外向き)料金は含まれていません。

内部 HTTP(S) 負荷分散

最適なパフォーマンスと信頼性を確保するために、各ロードバランサには、ロードバランサの GCP リージョン内のゾーンごとに少なくとも 1 つのプロキシが割り当てられます。たとえば、us-west1 リージョンには 3 つのゾーン(us-west1-aus-west1-bus-west1-c)があります。us-west1 のプロキシに伴う 1 時間あたりの最低料金は以下のように計算されます。

1 ゾーンあたり 1 プロキシ インスタンス × 3 ゾーン × $0.025/時 = $0.075/時

内部 HTTP(S) 負荷分散は、トラフィックを処理するために必要に応じて追加のプロキシを割り当てます。これらのプロキシには、上記のテーブルに従って 1 時間ごとの追加料金が発生します。

パケット ミラーリング

パケット ミラーリングによって処理されたデータの量に対して課金されます。 パケット ミラーリングの転送ルールについては課金されません。パケット ミラーリングによって処理されるデータのコストを次の表に記載します。

ロードバランサから送信されるトラフィックには、通常の下り料金が課金されます。通常の下り料金を超えて、ロードバランサの下りに追加料金が発生することはありません。

ユーザー定義のリクエスト ヘッダーと Google Cloud Armor の料金

バックエンド サービスに Google Cloud Armor ポリシーが関連付けられている場合、そのバックエンド サービスでユーザー定義のリクエスト ヘッダー機能を使用しても、この機能に対する追加料金はかかりません。

バックエンド サービスに Google Cloud Armor ポリシーが関連付けられていない場合、ユーザー定義のリクエスト ヘッダー機能を使用すると、そのバックエンド サービスに送信された 100 万件の HTTP(S) リクエストごとに $0.75 の料金が発生します。

ネットワーク テレメトリー

ネットワーク ログには料金が発生します。課金対象となるプロダクトは以下のとおりです。

  • VPC フローログ
  • ファイアウォール ルールのログ
  • NAT ロギング(NAT ロギングの一般提供開始時より。ベータ期間中のログ生成は無料)
ログ生成 料金(米ドル)
0~10 TB/月 0.50/GB
10~30 TB/月 0.25/GB
30~50 TB/月 0.10/GB
50 TB 超/月 0.05/GB

ログは Cloud Logging、Pub/Sub、Cloud Storage、BigQuery にエクスポートできます。 ログの生成料金に加えて、Pub/Sub、Cloud Storage、BigQuery の料金が適用されます。

ログを Cloud Logging に送信する場合、ログの生成料金は不要となり、Cloud Logging の料金のみが適用されます。

ログを送信後に Cloud Logging から除外した場合は、ログの生成料金が適用されます。

外部 IP アドレス経由のトラフィック

外部 IP アドレスを経由して仮想マシン間でトラフィックを送信すると、次のように課金されます。

  • 同じリージョンにある 2 つの仮想マシンの外部 IP アドレス間で送信されるトラフィックは、それらの仮想マシンが同じゾーンにある場合でも、同一リージョン内のゾーン間の下りとして課金されます。
  • 米国内の別のリージョンにある 2 つの仮想マシンの外部 IP アドレス間で送信されるトラフィックは、US のリージョン間の下りとして課金されます。
  • 別のリージョンにある 2 つの仮想マシンの外部 IP アドレス間で送信されるトラフィックは、米国のリージョン間のトラフィックを除き、インターネット下り料金が課金されます。

Compute Engine は、外部 IP アドレスを経由した仮想マシンのゾーンを判別できないため、同じゾーンに含まれる 2 つの仮想マシン インスタンスの外部 IP アドレスを経由したトラフィックを同一ゾーンへの下りとして課金することはできません。

外部 IP アドレス料金

静的 IP アドレスとエフェメラル外部 IP アドレスに対して、次の表に従って課金されます。

予約した静的外部 IP アドレスを VM インスタンスや転送ルールなどのリソースに割り当てていない場合、その未使用の IP アドレスは、使用中の静的外部 IP アドレスとエフェメラル外部 IP アドレスよりも課金レートが高くなります。

転送ルールに割り当てられた静的外部 IP アドレスについては課金されません。

VPN

Cloud VPN の料金ページをご覧ください。

単一テナントの vCPU、メモリ、プレミアム料金

割引を含む単一テナント料金の計算

GPU の料金