マシンタイプ

マシンタイプとは、システムメモリのサイズや仮想 CPU(vCPU)の数、永続ディスクの最大容量など、仮想マシン(VM)インスタンスで利用可能な仮想化されたハードウェア リソースの特定のコレクションを指定するものです。n1 シリーズのマシンタイプでは、vCPU は使用可能ないずれかの CPU プラットフォームで単一のハードウェア ハイパースレッドとして実装されます。

このガイドでは、利用可能な各マシンタイプについて説明します。VM インスタンスの作成方法については、インスタンスの作成と起動をご覧ください。各マシンタイプの価格については、マシンタイプ別の料金体系をご覧ください。

事前定義されたマシンタイプ

事前定義された各マシンタイプには、固定されたリソースのコレクションが設定されています。マシンタイプを独自に定義する場合は、カスタム マシンタイプをご覧ください。

事前定義されたマシンタイプは Google Compute Engine によって管理されており、以降のセクションで説明するように 4 種類のクラスが用意されています。利用可能なすべてのマシンタイプのリストを確認するには、次の Google Cloud Platform SDK コマンドを実行してください。

gcloud compute machine-types list

標準マシンタイプ

標準マシンタイプは、CPU とメモリのニーズのバランスが取れているタスクに適しています。標準マシンタイプでは、vCPU ごとに 3.75 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシン名 説明 vCPU1 システムメモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数2 PD の最大合計サイズ(TB)
n1-standard-1 1 基の vCPU と 3.75 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ。 1 3.75 16(ベータ版では 32 64
n1-standard-2 2 基の vCPU と 7.5 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 2 7.50 16(ベータ版では 64 64
n1-standard-4 4 基の vCPU と 15 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 4 15 16(ベータ版では 64 64
n1-standard-8 8 基の vCPU と 30 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 8 30 16(ベータ版では 128 64
n1-standard-16 16 基の vCPU と 60 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 16 60 16(ベータ版では 128 64
n1-standard-32 32 基の vCPU と 120 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 32 120 16(ベータ版では 128 64
n1-standard-64 64 基の vCPU と 240 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 64 240 16(ベータ版では 128 64
n1-standard-96 96 基の vCPU と 360 GB のシステムメモリを備えた標準マシンタイプ 96 360 16(ベータ版では 128 64

1 n1 シリーズのマシンタイプでは、vCPU は使用可能ないずれかの CPU ププラットフォームで単一のハードウェア ハイパースレッドとして実装されます。

2 永続ディスクの使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。

ハイメモリ マシンタイプ

ハイメモリ マシンタイプは、vCPU 数と比較して多くのシステムメモリを必要とするタスクに適しています。ハイメモリ マシンタイプでは、vCPU ごとに 6.50 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシン名 説明 vCPU1 システムメモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数2 PD の最大合計サイズ(TB)
n1-highmem-2 2 基の vCPU と 13 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 2 13 16(ベータ版では 64 64
n1-highmem-4 4 基の vCPU と 26 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 4 26 16(ベータ版では 64 64
n1-highmem-8 8 基の vCPU と 52 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 8 52 16(ベータ版では 128 64
n1-highmem-16 16 基の vCPU と 104 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 16 104 16(ベータ版では 128 64
n1-highmem-32 32 基の vCPU と 208 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 32 208 16(ベータ版では 128 64
n1-highmem-64 64 基の vCPU と 416 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 64 416 16(ベータ版では 128 64
n1-highmem-96 96 基の vCPU と 624 GB のシステムメモリを備えたハイメモリ マシンタイプ 96 624 16(ベータ版では 128 64

1 n1 シリーズのマシンタイプでは、vCPU は使用可能ないずれかの CPU ププラットフォームで単一のハードウェア ハイパースレッドとして実装されます。

2 永続ディスクの使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。

ハイ CPU マシンタイプ

ハイ CPU マシンタイプは、システムメモリと比較して多くの vCPU 数を必要とするタスクに適しています。ハイ CPU マシンタイプでは、vCPU ごとに 0.90 GB のシステムメモリが割り当てられます。

マシン名 説明 vCPU1 システムメモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数2 PD の最大合計サイズ(TB)
n1-highcpu-2 2 基の vCPU と 1.80 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 2 1.80 16(ベータ版では 64 64
n1-highcpu-4 4 基の vCPU と 3.60 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 4 3.60 16(ベータ版では 64 64
n1-highcpu-8 8 基の vCPU と 7.20 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 8 7.20 16(ベータ版では 128 64
n1-highcpu-16 16 基の vCPU と 14.4 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 16 14.4 16(ベータ版では 128 64
n1-highcpu-32 32 基の vCPU と 28.8 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 32 28.8 16(ベータ版では 128 64
n1-highcpu-64 64 基の vCPU と 57.6 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 64 57.6 16(ベータ版では 128 64
n1-highcpu-96 96 基の vCPU と 86.4 GB のシステムメモリを備えたハイ CPU マシンタイプ。 96 86.4 16(ベータ版では 128 64

1 n1 シリーズのマシンタイプでは、vCPU は使用可能ないずれかの CPU ププラットフォームで単一のハードウェア ハイパースレッドとして実装されます。

2 永続ディスクの使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。

共有コア マシンタイプ

共有コア マシンタイプでは、1 基の vCPU が提供されます。この vCPU は、インスタンスを実行するホスト CPU 上で、単一のハードウェア ハイパースレッドの CPU 時間の一部について実行が許可されています。小規模でリソース消費量がそれほど多くない用途の場合は、標準、ハイメモリ、ハイ CPU の各マシンタイプよりも共有コア インスタンスのほうがコスト効果が高くなる場合があります。

f1-micro バースト

f1-micro マシンタイプでは、バースト機能が提供されます。この機能を使用すると、インスタンスが追加の物理 CPU を短時間使用できるようになります。バーストは、インスタンスが元の割り当て数よりも多くの物理 CPU を必要とした場合に、自動的に発生します。このような急激な需要の期間中、インスタンスは物理 CPU が利用可能になる瞬間を捉えて、突発的に活用します。バーストは永続的ではなく、周期的にのみ可能である点に注意してください。

マシン名 説明 vCPU システムメモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数1 PD の最大合計サイズ(TB)
f1-micro 0.2 基の vCPU と 0.60 GB のシステムメモリを備え、共有物理コアを基盤としたマイクロ マシンタイプ。 0.2 0.60 4(ベータ版では 16 3
g1-small 0.5 基の vCPU と 1.70 GB のシステムメモリを備え、共有物理コアを基盤とした共有コア マシンタイプ。 0.5 1.70 4(ベータ版では 16 3

1 永続ディスクの使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。

メモリ最適化マシンタイプ

メモリ最適化マシンタイプは、ハイメモリ マシンタイプよりもメモリ対 vCPU 比が高い、メモリを集中的に使用する必要があるタスクに適しています。このようなマシンタイプは、SAP Hana やビジネス ウェアハウジング(BW)のワークロード、ゲノミクス解析、SQL 解析サービスなど、インメモリ データベースやインメモリ解析に最適です。メモリ最適化マシンタイプでは、vCPU ごとに 14 GB 超のシステムメモリが割り当てられます。

メモリ最適化マシンタイプを使用できる場所については、リージョンとゾーンをご覧ください。

マシン名 説明 vCPU システムメモリ(GB) 永続ディスク(PD)の最大数1 PD の最大合計サイズ(TB) ローカル SSD
n1-ultramem-40 40 基の vCPU と 961 GB のシステムメモリを備えたメモリ最適化マシンタイプ 40 961 16(ベータ版では 128 64 ×
n1-ultramem-80 80 基の vCPU と 1.87 TB のシステムメモリを備えたメモリ最適化マシンタイプ 80 1922 16(ベータ版では 128 64 ×
n1-megamem-96 96 基の vCPU と 1.4 TB のシステムメモリを備えたメモリ最適化マシンタイプ 96 1433.6 16(ベータ版では 128 64
n1-ultramem-160 160 基の vCPU と 3.75 TB のシステムメモリを備えたメモリ最適化マシンタイプ 160 3844 16(ベータ版では 128 64 ×

1 n1 シリーズのマシンタイプでは、vCPU は使用可能ないずれかの CPU ププラットフォームで単一のハードウェア ハイパースレッドとして実装されます。

2 永続ディスクの使用量は、マシンタイプ別の料金体系とは別に課金されます。

カスタム マシンタイプ

事前定義されたマシンタイプの中に自分のニーズに合ったマシンタイプがない場合は、インスタンスで使用する vCPU の数やシステムメモリの容量を独自に指定できます。

カスタム マシンタイプは、次のようなシナリオに適しています。

  • ワークロードが事前定義されたマシンタイプに適していない場合
  • 処理能力やシステムメモリを増強する必要はあるものの、次に上位の事前定義マシンタイプで提供されるアップグレードの全部は必要としないワークロード。

同等の事前定義されたマシンタイプと比較すると、カスタム マシンタイプを使用するほうがコストは若干高くなります。また、選択できるシステムメモリの容量や vCPU の数について制限がなくなるわけではありません。詳細については、カスタム マシンタイプを使用したインスタンスの作成をご覧ください。

GPU とマシンタイプ

GPU を追加できるのは、ある特定のゾーンに作成できる事前定義されたマシンタイプまたはカスタム マシンタイプのインスタンスのみです。GPU は、共有コア マシンタイプメモリ最適化マシンタイプではサポートされません。

GPU 数が少ないインスタンスの場合は、vCPU の最大数に制限されます。一般的に、GPU の数が多いほど、より多くの vCPU 数とシステムメモリを持つインスタンスを作成できます。詳細については、Compute Engine の GPU をご覧ください。

次のステップ

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