イメージ

オペレーティング システム イメージを使用して、インスタンスのブートディスクを作成します。次のいずれかのイメージタイプを使用できます。

ほとんどの公開イメージは追加費用なしで使用できますが、一部のプレミアム イメージについてはインスタンスに追加費用が加算されます。Compute Engine にインポートしたカスタム イメージによってインスタンスにコストが加算されることはありませんが、プロジェクトにカスタム イメージを保存している間はイメージの保存料がかかります。

一部のイメージは Compute Engine でコンテナを実行できます。

公開イメージ

Compute Engine には事前構成済みの公開イメージが数多く用意されており、それぞれに互換性のある Linux および Windows オペレーティング システムが存在します。これらのオペレーティング システム イメージを使用して、インスタンスを作成し起動します。Compute Engine は、ユーザーが選択したイメージを使用して、インスタンスごとに永続ブートディスクを作成します。デフォルトでは、インスタンスのブートディスクは、選択したイメージのサイズと同じです。イメージサイズよりも大きな永続ブートディスクがインスタンスで必要になった場合は、ブートディスクのサイズを変更します。

イメージの名前、バージョン、およびイメージのサイズなど、公開イメージの完全なリストを表示するには、コンソールの [イメージ] ページに移動してください。Google では公開イメージを定期的に更新していますが、脆弱性の影響スコアの高い CVE に対するパッチが利用可能になったときにも更新します。

[イメージ] ページに移動

Compute Engine チームのサポートを受けられるのは一部のイメージのみです。イメージに関するサポートは、[サポート チャネル] 列に記載されているリソースから得ることができます。

Shielded VM が追加されたイメージのサポート

Compute Engine には、Shielded VM が追加された公開イメージが用意されています。これらのイメージでは、以下のオペレーティング システムの 64 ビット版を使用しています。

OS サポート チャネル イメージ ファミリー イメージ プロジェクト インスタンスの起動
CentOS Compute Engine centos-7
gce-uefi-images 起動
Google のコンテナ用に最適化された OS Compute Engine cos-69-lts
cos-stable
cos-beta
cos-dev
gce-uefi-images
Red Hat Enterprise Linux(RHEL) Compute Engine rhel-7 gce-uefi-images プレミアム イメージ 起動
Ubuntu Compute Engine ubuntu-1804-lts gce-uefi-images
Windows Server Compute Engine windows-2019
windows-2019-core
windows-1809-core
windows-1803-core
windows-2016
windows-2016-core
windows-2012-r2
windows-2012-r2-core
gce-uefi-images プレミアム イメージ

Shielded VM のないイメージのサポート

Compute Engine には、以下のオペレーティング システムの 64 ビット版公開イメージが用意されています。各 OS の詳細と、それらを Compute Engine 上で動作させるためのカスタマイズについては、オペレーティング システムの詳細をご覧ください。

OS サポート チャネル イメージ ファミリー イメージ プロジェクト インスタンスの起動
CentOS Compute Engine centos-7
centos-6
centos-cloud 起動
Google のコンテナ用に最適化された OS Compute Engine cos-69-lts
cos-stable
cos-beta
cos-dev
cos-cloud 起動
CoreOS CoreOS サポート coreos-stable
coreos-beta
coreos-alpha
coreos-cloud 起動
Debian Compute Engine debian-10
debian-9
debian-cloud 起動
Red Hat Enterprise Linux(RHEL) Compute Engine rhel-8
rhel-7
rhel-6
rhel-cloud プレミアム イメージ 起動
RHEL for SAP Compute Engine rhel-7-6-sap-ha
rhel-7-4-sap
rhel-sap-cloud プレミアム イメージ 起動
SUSE Enterprise Linux Server(SLES) Compute Engine sles-15
sles-12
suse-cloud プレミアム イメージ 起動
SLES for SAP Compute Engine sles-15-sp1-sap
sles-15-sap
sles-12-sp4-sap
sles-12-sp3-sap
sles-12-sp2-sap
sles-12-sp1-sap
suse-sap-cloud プレミアム イメージ 起動
Ubuntu Compute Engine ubuntu-1804-lts
ubuntu-minimal-1804-lts
ubuntu-1604-lts
ubuntu-minimal-1604-lts
ubuntu-1404-lts
ubuntu-1904
ubuntu-minimal-1904
ubuntu-os-cloud 起動
Windows Server Compute Engine windows-2019
windows-2019-for-containers
windows-2019-core
windows-2019-core-for-containers
windows-1809-core
windows-1809-core-for-containers
windows-1803-core
windows-1803-core-for-containers
windows-2016
windows-2016-core
windows-2012-r2
windows-2012-r2-core
windows-2008-r2
windows-cloud プレミアム イメージ 起動
Windows Server 上の SQL Server Compute Engine SQL Server イメージ ファミリー windows-sql-cloud プレミアム イメージ 起動

SQL Server イメージ

Compute Engine には、Microsoft SQL Server が Windows Server にプリインストールされたイメージが用意されています。windows-sql-cloud 公開イメージ プロジェクトには、以下の SQL Server エディションのイメージ ファミリーが含まれています。

  • SQL Server Enterprise
    • sql-ent-2017-win-2016
    • sql-ent-2016-win-2016
    • sql-ent-2016-win-2012-r2
    • sql-ent-2014-win-2012-r2
    • sql-ent-2014-win-2016
    • sql-ent-2012-win-2012-r2
  • SQL Server Standard
    • sql-std-2017-win-2016
    • sql-std-2016-win-2016
    • sql-std-2016-win-2012-r2
    • sql-std-2014-win-2012-r2
    • sql-std-2012-win-2012-r2
  • SQL Server Web
    • sql-web-2017-win-2016
    • sql-web-2016-win-2016
    • sql-web-2016-win-2012-r2
    • sql-web-2014-win-2012-r2
    • sql-web-2012-win-2012-r2
  • SQL Server Express
    • sql-exp-2017-win-2016
    • sql-exp-2017-win-2012-r2

SQL Server のイメージの詳細については、SQL Server の概要をご覧ください。

オペレーティング システムのライフサイクルとサポート ポリシー

Compute Engine で提供している公開 OS イメージのサポートは、該当する OS のライフサイクルに従います。特に断りのない限り、Google では通常、毎月定期的に更新されたイメージを公開します。公開されるイメージの更新には、オペレーティング システム ライフサイクルのメインストリーム サポート ステージにある各バージョンに追加されたセキュリティ更新プログラムやその他の更新プログラムが含まれています。オペレーティング システムのバージョンが延長ライフサイクル ステージに入ると、Google では毎月のイメージ更新を停止します。それ以前に公開されたイメージは、非推奨としてマークされます。非推奨としてマークされたイメージでも使用できますが、セキュリティ更新プログラムを入手できるかどうかは、ディストリビューション / オペレーティング システム ベンダー(Microsoft、Red Hat、Canonical など)または対応するオープンソース コミュニティ(Debian など)に依存します。

Google では一般に、延長ライフサイクル ステージにあるバージョンや延長ライフサイクルが終了したバージョンに新機能をバックポートすることはしません。

オペレーティング システムのライフサイクルに関する具体的な情報については、オペレーティング システムの詳細のセクションで、対象オペレーティング システムの「ライフサイクル」をご覧ください。

カスタム イメージ

カスタム イメージは、ユーザーが所有し、アクセスを制御するブートディスク イメージです。カスタム イメージは、次のタスクで使用します。

  • Compute Engine に、オンプレミス環境からブートディスク イメージをインポートするか、ローカル ワークステーションや別のクラウド プラットフォームで動作している VM から仮想ディスクをインポートする。

  • 既存の Compute Engine インスタンスのブートディスクからイメージを作成する。次に、そのイメージを使用して、インスタンスの新しいブートディスクを作成する。このプロセスにより、公開イメージを最初から構成せずに、必要なアプリケーションで事前構成された新しいインスタンスを作成できます。

  • gcloud ツールまたは API を使用してイメージを別のイメージにコピーする。イメージを作成する場合と同じプロセスに従いますが、イメージのソースとして別のイメージを指定します。別のプロジェクトのカスタム イメージからイメージを作成することもできます。

ゲスト オペレーティング システムの機能

一部のゲスト オペレーティング システムの機能は、特定のイメージでのみ使用できます。たとえば、マルチキュー SCSI は一部の公開イメージでのみ有効になります。

このような機能をカスタム イメージで有効にする必要がある場合は、カスタム イメージを作成する際に、1 つ以上のゲスト オペレーティング システムの機能を指定します。

カスタム イメージ ファミリー

カスタム イメージを定期的に新しい構成とソフトウェアで更新する場合、それらのイメージをイメージ ファミリーにまとめることができます。イメージ ファミリーは常にそのファミリー内の最新のイメージをポイントするため、インスタンス テンプレートとスクリプトで特定のイメージ バージョンへの参照を更新せずにそのイメージを使用できます。詳しくは、イメージ ファミリー内のイメージのバージョンを設定するをご覧ください。

イメージ ファミリー

イメージ ファミリーを利用すると、関連するイメージをグループ化して、特定のイメージ バージョン間でのロール フォワードとロールバックを容易にできるため、プロジェクト内のイメージを管理するプロセスが簡素化されます。イメージ ファミリーは常に、非推奨とマークされていない最新バージョンのイメージをポイントします。大半の公開イメージはイメージ ファミリーに分類されています。たとえば、debian-cloud プロジェクトの debian-9 イメージ ファミリーは、常に最新の Debian 9 イメージをポイントします。

カスタム イメージを作成するときは、イメージ ファミリーに独自のイメージを追加できます。イメージ ファミリーは、ユーザーがそのファミリーに追加した最新のイメージをポイントします。イメージ ファミリーは非推奨イメージをポイントしないので、イメージ ファミリーを以前のイメージ バージョンにロールバックするには、そのファミリー内の最新のイメージを非推奨にするだけですみます。詳しくは、イメージ ファミリー内のイメージのバージョンを設定するをご覧ください。

オペレーティング システムの詳細

一部のオペレーティング システム イメージは、Compute Engine 上で動作するよう特別にカスタマイズされていて、オペレーティング システムのベンダーから直接提供される標準的なイメージとは明らかな違いがあります。こうした違いについては、以下のそれぞれのセクションで詳細を説明します。

CentOS

CentOS は、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)のソースから派生した無料のオペレーティング システム プラットフォームです。Compute Engine は CentOS 7 と CentOS 6 のイメージをサポートし、提供しています。完全なリリースノートについては、CentOS 7 のドキュメントCentOS 6 のドキュメントをご覧ください。

CentOS の公開イメージを使用してインスタンスを開始

Compute Engine では CentOS 用の最新のポイント リリースが用意されています。古いポイント リリースで開始した CentOS のインスタンスを実行している場合は、自動的に最新のポイント リリースに更新されます。この更新を完全に有効にするために、再起動が必要になる場合があります。

自動更新

Google Compute Engine でオペレーティング システムやインスタンス上のソフトウェアが自動的に更新されることはありません。ただし、CentOS のパッケージ マネージャーは、CentOS インスタンスに自動的にセキュリティ パッチやシステムのアップグレードを適用するように、オペレーティング システムのベンダーによってあらかじめ構成されています。

オペレーティング システム ベンダーによるこうした自動更新では、オペレーティング システムのメジャー バージョン間でインスタンスのアップグレードは行われません。更新ではマイナー バージョンのシステム アップグレードのみが適用されます。CentOS のインスタンスでは、セキュリティ パッチやシステム アップグレードに加えて、インストール済みのパッケージも自動的に更新できます。

標準的な CentOS イメージとの大きな違い

Google Compute Engine に用意されている CentOS イメージは、標準的な CentOS イメージと以下の点で異なります。

  • パッケージはすべてイメージの日付に更新され、イメージには最新の CentOS ポイント リリースが反映されます。
  • Google Cloud のリポジトリは、Google Compute Engine 用のゲスト環境からパッケージをインストールするように有効化されています。
  • Google Cloud SDK がインストールされています。
  • eth0 MTU は 1460 に設定されています。
  • DHCP は、5 分ではなく 10 秒ごとに再試行するよう設定されています。
  • DHCP クライアントは、ワンショットではなく永続モードに設定されています。
  • ホスト名は DHCP 終了フックを介して設定され、ネットワークが起動されるたびに、インスタンス名が一致するように再構成されます。
  • GRUB の構成にはアクセスできないため、高速起動を強制するように、起動のタイムアウトは 0 に設定されています。
  • EL6 には通常の Python 2.6 パッケージに加えて、Python 2.7 SCL がインストールされています。
  • SSH サーバーはインストールされ、有効化されています。
  • SSH サーバー構成はパスワード認証を無効化するように設定されています。この構成では、ServerAliveInterval と ClientAliveInterval は SSH の切断を防止するため 7 分に設定されており、SSH を介したルートログインは無効化されています。
  • MAC アドレスの永続化を防ぐため、/etc/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules が無効化され、/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules が削除されています。
  • NTP サーバーは Compute Engine のメタデータ サーバーを使用するように設定されています。
  • 自動更新は yum-cron を介して有効化されています。
  • デフォルトでは、すべてのトラフィックがファイアウォールを通過します。ファイアウォールは引き続き有効で、通常の CentOS メソッドで構成できます。
  • デーモンとカーネルからのメッセージをコンソールに送信するように rsyslog が構成されています。

ライフサイクル

イメージ ファミリー 主流のサポートの終了とイメージのサポート終了日
CentOS 6 November 30, 2020
CentOS 7 June 30, 2024

サポート

Google が提供する CentOS イメージの実行時に問題が発生した場合は、レポートを提出するか、gce-discussion フォーラムに質問を投稿してください。

Google から提供されていない別バージョンの CentOS の実行時に問題が発生した場合は、CentOS コミュニティでサポートを依頼してください。

Container-Optimized OS

Google の Container-Optimized OS は、Docker コンテナの実行に対して最適化された Compute Engine インスタンス用のオペレーティング システム イメージです。

cos イメージは次の機能をサポートします。

  • Google Compute Engine メタデータ フレームワーク
  • Compute Engine のゲスト環境
  • cloud-init
  • Docker ランタイム
  • Kubernetes
  • 自動更新

Container-Optimized OS の詳細については、Container-Optimized OS の概要をご覧ください。

CoreOS

CoreOS は、モダンなインフラストラクチャ スタックを実行するために必要な機能を提供する新しいディストリビューションです。CoreOS は Linux のコンテナを使用して、より高い抽象化レベルでサービスを管理します。Compute Engine は、CoreOS によって作成されサポートされている CoreOS イメージを提供しています。

CoreOS の公開イメージを使用してインスタンスを作成する方法をご覧ください。

サポート

CoreOS イメージの使用方法の詳細については、Google Compute Engine で CoreOS を実行するをご覧ください。

こうした CoreOS イメージの実行時に問題が発生した場合は、CoreOS のフォーラムでサポートを依頼してください。

標準的な CoreOS イメージとの大きな違い

Google Compute Engine で提供される CoresOS イメージには、Google Cloud SDKゲスト環境がインストールされています。

Debian

Debian は Debian コミュニティが提供する無料のオペレーティング システムです。Compute Engine では、以下の Debian イメージを提供およびサポートしています。

  • Debian 10 Buster
  • Debian 9 Stretch

Debian の公開イメージを含むインスタンスを起動

バージョン v20160606 以降のイメージの自動更新

Google Compute Engine でオペレーティング システムやインスタンス上のソフトウェアが自動的に更新されることはありません。ただし、無人アップグレード ツールがインストールされており、このツールは Debian セキュリティ リポジトリから自動的にソフトウェアを更新するように構成されています。

セキュリティ リポジトリには時折、カーネルのパッチが含まれていますが、こうしたパッチはインスタンスを再起動するまで有効になりません。Google Compute Engine では実行中のインスタンスは自動的に再起動されないため、更新されたカーネルを使用するには手動でインスタンスを再起動する必要があります。無人アップグレード ツールは、重要なセキュリティ更新で再起動が必要になる場合、自動的に再起動を行うメカニズムを備えています。Debian セキュリティによる自動更新では、オペレーティング システムの主要バージョン間でのインスタンスのアップグレードは行われません。

標準的な Debian イメージとの大きな違い

Google Compute Engine に用意されている Debian イメージは、標準的な Debian イメージと以下の点で異なります。

  • パッケージはすべてイメージの日付に更新され、イメージには最新の Debian ポイント リリースが反映されます。
  • Apt ソースは Debian CDN を使用するように設定されています。
  • Google Cloud SDK がインストールされています。
  • Google Cloud のリポジトリは、Google Compute Engine 用のゲスト環境からパッケージをインストールするように有効化されています。
  • eth0 MTU は 1460 に設定されています。
  • DHCP は、5 分ではなく 10 秒ごとに再試行するよう設定されています。
  • ホスト名は DHCP 終了フックを介して設定され、ネットワークが起動されるたびに、インスタンス名が一致するよう再構成されます。
  • GRUB の構成にはアクセスできないため、高速起動を強制するように、起動のタイムアウトは 0 に設定されています。
  • OpenSSH はインストールされ、有効になっています。
  • シリアル コンソール ロギングは、GRUB のカーネル コマンドラインを使用して有効化します。
  • デフォルトのブロック スケジューラでは、GRUB の構成を通して NOOP に変更することで、Compute Engine ディスクのパフォーマンスが向上します。
  • SSH サーバー構成は、パスワード認証を無効化するよう設定されています。
  • MAC アドレスが永続化することを防止するため、/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules は削除されています。
  • NTP サーバーは Compute Engine のメタデータ サーバーを使用するように設定されています。
  • 起動時にブートディスクの拡張を行うために cloud-initramfs-growroot パッケージがインストールされています。
  • 無人アップグレード ツールがインストールされており、毎日 Debian のセキュリティ更新プログラムをダウンロードしてインストールするように構成されています。これは /etc/apt/apt.conf.d/50unattended-upgrades/etc/apt/apt.conf.d/02periodic の値を変更することで、構成または無効化できます。
  • Debian 9 Stretch は、予測ネットワーク インターフェース命名を使用しません。 net.ifnames=0 は、grub kernel コマンドライン引数に設定されます。このため、ネットワーク インターフェースでは、そのまま従来の ethN 命名が使用されます。デフォルトのインターフェースは常に eth0 になります。

ライフサイクル

イメージ ファミリー メインストリーム サポートが終了し、イメージが非推奨になる日
Debian 9 (Stretch) July 2020

サポート

Google が提供する Debian イメージの実行時に問題が発生した場合は、レポートを提出するか、gce-discussion フォーラムに質問を投稿してください。

Google から提供されていない別バージョンの Debian の実行時に問題が発生した場合は、Debian コミュニティに質問を送信してください。

RHEL

Red Hat Enterprise Linux(RHEL)はオープンソースの Linux オペレーティング システムで、サーバーとデスクトップ両方のオペレーティング システムが提供されています。

Compute Engine には、以下のイメージが用意されています。

Red Hat Enterprise Linux Red Hat Enterprise Linux for SAP with HA and Update Services

RHEL の公開イメージを含むインスタンスを起動

Compute Engine では RHEL 用の最新のポイント リリースが用意されています。古いポイント リリースで開始した RHEL のインスタンスを実行している場合は、自動的に最新のポイント リリースにアップグレードされます。この更新を完全に有効にするには、再起動が必要になる場合があります。

自動更新

Google Compute Engine でオペレーティング システムやインスタンス上のソフトウェアが自動的に更新されることはありません。ただし RHEL のパッケージ マネージャーは、RHEL インスタンスに自動的にセキュリティ パッチやシステムのアップグレードを適用するよう、オペレーティング システムのベンダーによってあらかじめ構成されています。

オペレーティング システム ベンダーによるこうした自動更新では、オペレーティング システムのメジャー バージョン間でインスタンスのアップグレードは行われません。更新ではマイナー バージョンのシステム アップグレードのみが適用されます。RHEL のインスタンスでは、セキュリティ パッチやシステム アップグレードに加えて、インストール済みのパッケージも自動的に更新できます。

Red Hat Cloud Access: 独自の RHEL サブスクリプションの利用

Red Hat Enterprise 製品の登録者にとっての追加的な利点として、Red Hat Cloud Access では企業顧客が現在のサブスクリプションを移行して Google Compute Engine で使用することが可能になっています。これにより、現在 Compute Engine インスタンスで Google が提供している RHEL とは異なるバージョンを使用できます。また、独自の RHEL イメージを Compute Engine に移行することもできます。詳細については、Red Hat Cloud Access のページをご覧ください。

ライフサイクル

イメージ ファミリー メインストリーム サポートが終了し、イメージが非推奨になる日
RHEL 6 November, 2020
RHEL 7 June, 2024
RHEL 8 May, 2029

サポート

Google Cloud Platform の有料サポートをご利用の場合は、いずれかのサポート チャネルを通じてレポートを提出してください。有料サポートをご利用でない場合は、gce-discussion グループに投稿してください。

すでに Red Hat Cloud Access に登録されている場合は、サブスクリプションを Compute Engine に移行する方法について、Red Hat の担当者にお問い合わせください。

標準的な RHEL および CentOS イメージとの大きな違い

Google Compute Engine に用意されている RHEL イメージは、標準的な RHEL イメージと以下の点で異なります。

  • パッケージはすべてイメージの日付に更新され、イメージには最新の RHEL ポイント リリースが反映されます。
  • Google Cloud のリポジトリは、Google Compute Engine 用のゲスト環境からパッケージをインストールするよう有効化されています。
  • Google Cloud SDK がインストールされています。
  • eth0 MTU は 1460 に設定されています。
  • DHCP は、5 分ではなく 10 秒ごとに再試行するよう設定されています。
  • DHCP クライアントは、ワンショットではなく永続モードに設定されています。
  • ホスト名は DHCP 終了フックを介して設定され、ネットワークが起動されるたびに、インスタンス名が一致するよう再構成されます。
  • GRUB の構成にはアクセスできないため、高速起動を強制するように、起動のタイムアウトは 0 に設定されています。
  • EL6 には通常の Python 2.6 パッケージに加えて、Python 2.7 SCL がインストールされています。
  • SSH サーバーはインストールされ、有効化されています。
  • SSH サーバー構成はパスワード認証を無効化するよう設定されています。ServerAliveIntervalClientAliveInterval は SSH の切断を防止するため 7 分に設定されており、SSH を介したルートログインは無効化されています。
  • MAC アドレスが永続化することを防止するため、/etc/udev/rules.d/75-persistent-net-generator.rules は無効化され、/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules は削除されています。
  • NTP サーバーは Compute Engine のメタデータ サーバーを使用するように設定されています。
  • 自動更新は yum-cron を介して有効化されています。
  • デフォルトでは、すべてのトラフィックがファイアウォールを通過します。ファイアウォールは引き続き有効で、通常の RHEL メソッドを通して構成できます。
  • rsyslog はコンソールにデーモンとカーネル メッセージを送信するように構成されています。
  • Red Hat Update Infrastructure(RHUI)更新サーバーは、Compute Engine でホストされています。

SUSE

SUSE Linux Enterprise Server(SLES)は、混合 IT 環境で可用性の高いエンタープライズ クラスの IT サービスを導入するための多用途なサーバー オペレーティング システムで、優れたパフォーマンスを実現し、リスクを軽減します。

Compute Engine には、以下のイメージが用意されています。

SUSE Linux Enterprise Server SLES for SAP

このイメージは Google が提供する Debian および CentOS のイメージと同様の構成になっており、Compute Engine のイメージ パッケージでプリインストールされています。

SUSE の公開イメージを含むインスタンスを起動

ライフサイクル

ライフサイクル ガイドラインの詳細については、SUSE 公開クラウド イメージのライフサイクルに関するページをご覧ください。

イメージ ファミリー メインストリーム サポートが終了し、イメージが非推奨になる日
SLES 11 March, 2019
SLES 12 October, 2024
SLES 15 July, 2031
SLES for SAP SUSE 製品のライフサイクルに関するページをご覧ください。

サポート

Google Cloud Platform の有料サポートをご利用の場合は、いずれかのサポート チャネルを通じてレポートを提出してください。有料サポートをご利用でない場合は、gce-discussion グループに投稿してください。

標準的な SUSE イメージとの大きな違い

Compute Engine に用意されている SUSE イメージは、以下の点で標準的な SUSE イメージと異なります。

Bring Your Own Subscription(BYOS)イメージ

既存の SLES ライセンスを再利用して Compute Engine インスタンスを作成する必要がある場合は、BYOS(お客様所有サブスクリプションを使用する)イメージを使用できます。BYOS イメージは、BYOL(お客様所有ライセンスを使用する)イメージとも呼ばれます。これらのイメージは、suse-byos-cloud プロジェクトで使用できます。詳細については、SUSE BYOS をご覧ください。

外部 IP アドレスを使用しないプライベート VPC でのデプロイ

外部 IP アドレスを使用せずにプライベート VPC に SLES インスタンスをデプロイする場合、インスタンスが SUSE リポジトリ サーバーに到達できるように NAT を設定します。詳細については、サービスのプライベート アクセス オプションと VPC ネットワーク上での NAT ゲートウェイの構成をご覧ください。

Ubuntu

Ubuntu は、Canonical が開発しサポートしている無料のオペレーティング システムです。Compute Engine では、以下の Ubuntu の LTS リリース、最小リリース、定期リリースを提供しています。

Ubuntu の公開イメージを含むインスタンスを起動

Ubuntu の Long Term Support(LTS)版イメージは、リリース日から 5 年間、バグ修正とセキュリティ更新プログラムを受信します。LTS 版のイメージは新しいリリースにアップグレードすることなく、数年間にわたってインスタンス上で実行できます。

Ubuntu の最小イメージは、Ubuntu の LTS イメージと同じようにサポートされます。

通常の(LTS 版でない)Ubuntu イメージは、リリース日から 9 か月間サポートされます。通常の Ubuntu イメージを使用し続けるには、サポート サイクルの終了後、次の通常版 Ubuntu リリースまたは LTS 版リリースにアップグレードして、修正や更新を受信する必要があります。Compute Engine では、まだ LTS 版リリースに含まれていない機能やソフトウェア パッケージを必要としない限り、Ubuntu LTS 版イメージを使用することをおすすめしています。すでにサポートされていない Ubuntu リリースをインスタンスで実行している場合は、サポートされている Ubuntu リリースにアップグレードしてください。

自動更新

Google Compute Engine でオペレーティング システムやインスタンス上のソフトウェアが自動的に更新されることはありません。ただし、Ubuntu のパッケージ マネージャーは、Ubuntu インスタンスに自動的にセキュリティ パッチやシステムのアップグレードを適用するよう、オペレーティング システムのベンダーによってあらかじめ構成されています。

こうしたオペレーティング システム ベンダーによる自動更新では、オペレーティング システムのメジャー バージョン間でインスタンスのアップグレードは行われません。更新ではマイナー バージョンのシステム アップグレードのみが適用されます。

標準的な Ubuntu イメージとの大きな違い

  • Google Compute Engine が提供する Ubuntu イメージには、Google Cloud SDK がインストールされています。
  • Compute Engine のゲスト環境が含まれています。

ライフサイクル

イメージ ファミリー メインストリーム サポートが終了し、イメージが非推奨になる日
Ubuntu 14.04 (Trusty Tahr) April, 2019
Ubuntu 16.04 (Xenial Xerus) April, 2021
Ubuntu 18.04 (Bionic Beaver) April, 2023
Ubuntu 18.10 (Cosmic Cuttlefish) July, 2019
Ubuntu 19.04 (Disco Dingo) January, 2020

サポート

Google が提供する Ubuntu イメージの使用時に問題が発生した場合は、gce-discussion フォーラムに質問を投稿するほか、Ubuntu コミュニティでヘルプを求めることができます。

Windows Server

Windows Server は、Microsoft が開発、サポートしているオペレーティング システムです。

Compute Engine 上の Windows Server イメージは、標準の Windows Server オペレーティング システムに似ていますが、次に説明するようないくつかの顕著な違いがあります。

Windows の公開イメージを含むインスタンスを起動

自動更新

Windows イメージでは、セキュリティ更新プログラムが利用可能になると Windows Update サービスを使用して Windows オペレーティング システムを自動的に更新します。Windows インスタンスに対する自動更新は、必要な場合のみ構成できます。

Google 提供のコンポーネント

Windows Server インスタンスでは、エージェント、メタデータ、sysprep スクリプトなど Google 提供のコンポーネントは、スケジュール設定されたタスクを使用して自動的に更新されます。このような自動更新を無効にする方法については、自動コンポーネント更新の無効化をご覧ください。

Windows 機能の構成

Windows Server の一部の機能は、インスタンスで構成ファイルを使用するか、インスタンスとプロジェクトでカスタム メタデータ値を使用して構成できます。これらの機能を有効化または無効化する方法については、Windows インスタンス機能の構成をご覧ください。

Windows Server Core

Compute Engine では、Server Core の公開イメージを提供しています。Server Core とは、サービス要件、ブートディスクに必要なスペース、インスタンスのメモリの使用を削減し、攻撃にさらされる可能性を少なくしてセキュリティを強化する最小のサーバー インストール オプションです。

これらのイメージを使用して、小規模なインスタンスでの Windows Server の実行、ブートディスク スペースの節約、または完全な Windows デスクトップ環境を必要としないアプリケーションの実行を行います。Remote Desktop Protocol(RDP)を使用してこれらの Windows インスタンスに接続できますが、主に PowerShell 経由でサーバーとやり取りする必要があります。Server Core の詳細については、Windows Server の Server Core をご覧ください。

Windows Server Datacenter Edition

Compute Engine には、複数バージョンの Windows Server の公開イメージが用意されています。これには、Windows Server の半年ごとのリリース サイクルの一環として提供されるイメージが含まれます。半年ごとのリリースでは、長期サービス チャネルのリリースでは利用できない新しい Windows Server 機能が提供されるようになっています。半年ごとのリリース イメージについては、Microsoft によるサポートを 18 か月間利用できます。

Windows Server for Containers

Google では、「Windows Server for Containers」の公開イメージを提供しています。このイメージは Windows Server の Core イメージで、次のコンポーネントがプリインストールされています。

  • Docker
  • Microsoft の windowsservercore および nanoserver コンテナ イメージ。
  • 既知の問題の修正。Docker コンテナを Windows Server インスタンスで実行する場合、まずこのイメージを使用して Windows Server インスタンスを作成します。

基本的な Windows Server との違い

  • Windows イメージは kms.windows.googlecloud.com へのネットワーク接続がなければアクティブにできず、30 日以内に認証されないと機能しなくなります。Windows インスタンスの外部 IP を作成し、認証が行われるようにしてください。
  • Google Cloud のリポジトリは、Google Compute Engine 用のゲスト環境からパッケージをインストールするように有効化されています。
  • Windows エージェントはサービスとしてインストールされ、構成されています。アカウント マネージャーとアドレス マネージャーの機能は無効にできます。
  • Google Compute Engine メタデータと sysyprep スクリプトがインストールされ、デフォルトのパスに追加されています。
  • Windows エージェントには、v20150112 以降のイメージに将来のアップデートを受信するための自動更新機能が備えられています。これは無効化できます。
  • 起動時およびシャットダウン時には、起動とシャットダウンのスクリプトを実行するように設定されています。
  • Google Compute Engine Drivers がインストールされており、これは Compute Engine で Windows を起動する際に必要となります。
  • GooGet がインストールされています。これは Google Compute Engine の Windows コンポーネント パッケージの管理に使用します。
  • イメージの日付までのすべての Windows アップデートがインストールされ、Windows Update は自動的に更新を行うように設定されています。
  • .NET 4.7 がインストールされています。
  • Windows Server 2008 R2 には、PowerShell 4.0 を含む WMF 4.0 がインストールされています。
  • Windows Server 2012 R2 および 2016 には、PowerShell 5.1 を含む WMF 5.1 がインストールされています。
  • BGInfo がインストールされ、有効になっているため、デスクトップにホスト情報が表示されます。Windows Server 2012 R2 では、デフォルトでデスクトップ画像は表示されません
  • Google Cloud SDK は独自の Python 2.7 環境とともにインストールされています。Google Cloud SDK では、プロジェクトのサービス アカウント、インスタンスのスコープ、PowerShell と CMD での作業が考慮されます。
  • RealTimeIsUniversal レジストリキーが設定されています。BIOS は UTC 時間であり、LocalTime ではありません。
  • タイムゾーンは GMT(グリニッジ標準時)に設定されており、これは UTC 時間に相当します。
  • NTP は Compute Engine のメタデータ サーバーに同期するよう設定されています。
  • Compute Engine のメタデータ サーバーはホストファイルに追加されます。
  • Windows ファイアウォールは、Compute Engine のメタデータ サーバーと通信できるように開放されています。
  • TCP KeepAliveTime は 5 分に設定されています。
  • Web Proxy Auto Discovery(WPAD)は無効化されています。
  • 電源設定は、モニタの電源を一切オフにしないように変更されます。
  • BootStatusPolicy プロパティは、起動の失敗をすべて無視するように設定されています。
  • vioscsi ドライバの EnableQueryAccessAlignment プロパティは有効化されています。
  • KMS クライアント キーがインストールされており、KMS クライアントは Compute Engine KMS サーバーを介して有効化するように設定されています。
  • リモート デスクトップ(RDP)が有効化されており、関連する Windows ファイアウォールのポートが開いています。
  • WinRM over HTTPS が自己署名証明書を使用して構成されており、関連する Windows ファイアウォールのポートが開いています。
  • 管理者アカウントは無効化されています。
  • netkvm アダプタは DHCP を使用するように設定されています。
  • netkvm アダプタの MTU は 1460 に設定されています。
  • netkvm アダプタには、Compute Engine のメタデータ サーバー用に永続ルートが追加されています。
  • ユーザー パスワードは 8 文字以上でなければなりません。
  • LocalAccountTokenFilterPolicy プロパティは、管理ファイル共有へのアクセスを許可するために有効化されています。
  • ページング ファイルは 1GB の静的サイズに設定されています。

ライフサイクル

Microsoft のライフサイクル ポリシーをご覧ください。

サポート

Google が提供する Windows イメージの使用時に問題が発生した場合は、gce-discussion フォーラムに質問を投稿してください。

SQL Server

SQL Server は、Microsoft が開発しサポートしているリレーショナル データベース管理システムです。

SQL Server イメージは、標準の Windows Server 2012 R2 および Windows Server 2016 オペレーティング システムのイメージに似ていますが、SQL Server がプリインストールされ、次に説明するようないくつかの顕著な違いがあります。

SQL Server がプリインストールされたイメージの詳細については、SQL Server のドキュメントをご覧ください。

Windows の公開イメージを含むインスタンスを起動

自動更新

Windows イメージでは、セキュリティ更新プログラムが利用可能になると Windows Update サービスを使用して Windows オペレーティング システムを自動的に更新します。Windows インスタンスに対する自動更新は、必要な場合のみ構成できます。

Google 提供のコンポーネント

Windows Server インスタンスでは、エージェント、メタデータ、sysprep スクリプトなど Google 提供のコンポーネントは、スケジュール設定されたタスクを使用して自動的に更新されます。このような自動更新を無効にする方法については、自動コンポーネント更新の無効化をご覧ください。

Windows 機能の構成

Windows Server の一部の機能は、インスタンスで構成ファイルを使用するか、インスタンスとプロジェクトでカスタム メタデータ値を使用して構成できます。これらの機能を有効化または無効化する方法については、Windows インスタンス機能の構成をご覧ください。

基本的な Windows Server との違い

  • Windows Server イメージは kms.windows.googlecloud.com へのネットワーク接続がなければアクティブにできず、30 日以内に認証されないと機能しなくなります。Windows インスタンスの外部 IP を作成し、認証が行われるようにしてください。
  • Google Cloud のリポジトリは、Google Compute Engine 用のゲスト環境からパッケージをインストールするように有効化されています。
  • Windows エージェントはサービスとしてインストールされ、構成されています。アカウント マネージャーとアドレス マネージャーの機能は無効化できます。
  • Google Compute Engine メタデータと sysyprep スクリプトがインストールされ、デフォルトのパスに追加されています。
  • Windows エージェントには、v20150112 以降のイメージでアップデートを受信できるように自動更新機能が備えられています。これは無効化できます。
  • 起動時およびシャットダウン時には、起動とシャットダウンのスクリプトを実行するように設定されています。
  • Google Compute Engine Drivers がインストールされており、これは Compute Engine で Windows を起動する際に必要となります。
  • GooGet がインストールされています。これは Google Compute Engine の Windows コンポーネント パッケージの管理に使用します。
  • イメージの日付までのすべての Windows アップデートがインストールされ、Windows Update は自動的に更新を行うように設定されています。
  • Windows Server 2012 R2 には .NET 4.6.1 がインストールされています。
  • Windows Server 2012 R2 には PowerShell 5.0 を含む WMF 5.0 がインストールされています。
  • BGInfo がインストールされ、有効になっているため、デスクトップにホスト情報が表示されます。Windows Server 2012 R2 では、デフォルトでデスクトップ画像は表示されません
  • Google Cloud SDK は独自の Python 2.7 環境とともにインストールされています。Google Cloud SDK では、プロジェクトのサービス アカウント、インスタンスのスコープ、PowerShell と CMD での作業が考慮されます。
  • RealTimeIsUniversal レジストリキーが設定されています。BIOS は UTC 時間であり、LocalTime ではありません。
  • タイムゾーンは GMT(グリニッジ標準時)に設定されており、これは UTC 時間に相当します。
  • NTP は Compute Engine のメタデータ サーバーに同期するよう設定されています。
  • Compute Engine のメタデータ サーバーはホストファイルに追加されます。
  • Windows ファイアウォールは、Compute Engine のメタデータ サーバーと通信できるように開放されています。
  • TCP KeepAliveTime は 5 分に設定されています。
  • Web Proxy Auto Discovery(WPAD)は無効化されています。
  • 電源設定は、モニタの電源を一切オフにしないように変更されます。
  • BootStatusPolicy プロパティは、起動の失敗をすべて無視するように設定されています。
  • vioscsi ドライバの EnableQueryAccessAlignment プロパティは有効化されています。
  • KMS クライアント キーがインストールされており、KMS クライアントは Compute Engine KMS サーバーを介して有効化するように設定されています。
  • リモート デスクトップ(RDP)が有効化されており、関連する Windows ファイアウォールのポートが開いています。
  • WinRM over HTTPS が自己署名証明書を使用して構成されており、関連する Windows ファイアウォールのポートが開いています。
  • 管理者アカウントは無効化されています。
  • netkvm アダプタは DHCP を使用するように設定されています。
  • netkvm アダプタの MTU は 1430 に設定されています。
  • netkvm アダプタには、Compute Engine のメタデータ サーバー用に永続ルートが追加されています。
  • ユーザー パスワードは 8 文字以上でなければなりません。
  • LocalAccountTokenFilterPolicy プロパティは、管理ファイル共有へのアクセスを許可するために有効化されています。
  • ページング ファイルは 4GB の静的サイズに設定されています。

サポート

Google が提供する SQL Server イメージの使用時に問題が発生した場合は、gce-discussion フォーラムに質問を投稿してください。

コミュニティでサポートされるイメージ

コミュニティでサポートされているイメージは、Google Compute Engine では直接サポートされません。そのため、イメージと Compute Engine の機能を連携させること、およびセキュリティの更新を維持することは、プロジェクト コミュニティの責任になります。コミュニティでサポートされているイメージは、イメージを構築およびメンテナンスしているプロジェクト コミュニティによってそのままの状態で提供されます。

Debian のテスト

Debian は Debian コミュニティが提供する無料のオペレーティング システムです。Debian テストイメージは、開発とテスト用にベスト エフォート方式で提供されます。Debian テストイメージの一覧を表示するには、次の gcloud コマンドを使用します。

gcloud compute images list --project debian-cloud-testing --no-standard-images

openSUSE

openSUSE は、SUSE が提供する Linux ベースの無料オペレーティング システムです。openSUSE イメージは、opensuse-cloud プロジェクトで使用できます。openSUSE イメージを一覧表示するには、次の gcloud コマンドを使用します。

gcloud compute images list --project opensuse-cloud --no-standard-images

FreeBSD

FreeBSD は、FreeBSD プロジェクトによってメンテナンスされている無料のオペレーティング システムです。FreeBSD イメージは、freebsd-org-cloud-dev プロジェクトで使用できます。FreeBSD イメージを一覧表示するには、次の gcloud コマンドを使用します。

gcloud compute images list --project freebsd-org-cloud-dev --no-standard-images

次のステップ

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