Cloud のロケーション

Google Cloud は、ユーザーが世界中のどこからでもアプリケーションにアクセスできるよう、AI、超低レイテンシ、高可用性を実現するためにゼロから構築されたインフラストラクチャを提供します。その巨大ネットワークは Google と Google Cloud の双方で 25 年以上にわたり、特に要求の厳しいクラウド ワークロードを処理し続け、数十億人のユーザーに高速で信頼性の高い最新のカスタマー エクスペリエンスをお届けしてきました。

Google Cloud の強力なグローバル インフラストラクチャを利用して、運用のスケーリング、ワークロードの分散によるレジリエンスの向上、ビジネスの継続性を実現しましょう。

地図は説明用であり、正確な縮尺を表していません

最終更新日: 2025 年 11 月 19 日

regions-icon 42
リージョン
zones-icon 127
ゾーン
ネットワーク エッジの ロケーション
countries-icon 200 以上
利用可能な国と 地域の数
regions-icon 775 万陸上および海底のファイバーケーブルの長さ(km)

グローバルな地域とリージョン

世界 42 リージョンから、どこでも必要な場所でアプリケーションを実行できます。超低レイテンシで優れたパフォーマンスを実現し、フォールト トレランスやレジリエンスを損なうことはありません。

Google Cloud プロダクトは、特定のリージョン ドメインから提供され、サービスレベル契約でサポートされるため、アプリケーション アーキテクチャをビジネスニーズに合わせて設計できます。

Google Cloud インフラストラクチャ プロダクトは、北米、南米、ヨーロッパ、アジア、中東、オーストラリアのさまざまなロケーションでご利用いただけます。これらのロケーションは、「リージョン」と「ゾーン」に分けられます。アプリケーションの実行には、レイテンシ、可用性、主権の要件を満たす場所を選択できます。

リージョンとゾーンのドキュメント

Google のグローバル ネットワーク

Google のグローバル ネットワークは、200 以上の国々を 775 万キロメートル以上に及ぶ陸上および海底ファイバーケーブルで接続しています。Google のネットワークを活用すれば、遅延とセキュリティのリスクを最小限に抑えながら、エンタープライズ アプリケーションから最先端 AI モデルのトレーニングまで、あらゆるニーズを満たす広帯域幅と低レイテンシを実現できます。Google のマルチシャード ネットワークは水平スケーリングが可能な設計により、2020 年から 2025 年にかけて WAN 帯域幅を 7 倍に増やし、AI 時代の需要に対応して、ユーザーがどこにいても高速で一貫したエクスペリエンスを提供しています。

また、Google では、エージェント AI を使用してネットワークを積極的に管理し、レジリエンスとパフォーマンスを確保しています。Google DeepMind の研究に基づき、ネットワークのデジタルツインを構築して、サービス停止の予測と防止、根本原因の特定、容量計画の最適化を可能にしました。このような自律的アプローチは、障害の緩和に要する時間を数時間から数分に短縮し、停止時間を最大 93% 削減します。これにより、運用がリアクティブからプロアクティブに生まれ変わります。Google は、リージョン分離や Protective ReRoute などの機能でレジリエンスを高める設計により、従来の信頼性指標を超えた確定的パフォーマンスを実現します。

各リージョンで利用可能なプロダクト

特定のゾーン、リージョン、マルチリージョンでリソースをデプロイできます。

プロダクト オレゴン(us-west1) リーフアイコン 低 CO2 ロサンゼルス(us-west2) ソルトレイクシティ(us-west3) ラスベガス(us-west4) アイオワ(us-central1) リーフアイコン 低 CO2 サウスカロライナ(us-east1) 北バージニア(us-east4) コロンバス(us-east5) ダラス(us-south1) リーフアイコン 低 CO2 モントリオール(northamerica-northeast1) リーフアイコン 低 CO2 トロント(northamerica-northeast2) リーフアイコン 低 CO2 サンティアゴ(southamerica-west1) リーフアイコン 低 CO2 サンパウロ(southamerica-east1) リーフアイコン 低 CO2 メキシコ(northamerica-south1)
コンピューティング  
Compute Engine
App Engine
Google Kubernetes Engine
Cloud Run functions
Cloud Run
Google Cloud VMware Engine
Batch
Service Mesh
Migration Center
ストレージとデータベース  
Datastream
Bare Metal Solution
Cloud Storage2,5
Cloud Storage for Firebase
Bigtable
Spanner2,5
Cloud SQL
Cloud Firestore4,5
Memorystore
Memorystore for Valkey
Filestore
Persistent Disk
Hyperdisk
Storage Transfer Service
Cloud Datastore
Database Migration Service
NetApp Volumes
AlloyDB
Memorystore for Memcached
Backup and DR
Managed Lustre
ビッグデータと ML  
BigQuery2,5
Cloud Composer3
Cloud Dataflow
Cloud Dataproc
Dataplex
Cloud Datastream
Cloud Data Catalog
Cloud Data Fusion
Cloud Life Sciences
Cloud Pub/Sub1
Dataform
Managed Service for Apache Kafka
ネットワーキング  
Cloud IDS
Virtual Private Cloud(VPC)
Cloud Load Balancing9
Cloud Interconnect
Cloud VPN
Cloud Armor による制御
Cloud Router
デベロッパー ツール  
Artifact Registry
Cloud Build
Cloud Deploy
Cloud Workstations
Container Registry2
Infrastructure Manager
Secure Source Manager
ID とセキュリティ  
Cloud Key Management Service1,2
Sensitive Data Protection
Cloud EKM2,3
Cloud HSM1,2
Secret Manager
Access Context Manager
BeyondCorp Enterprise
Certificate Authority Service
Certificate Manager9
Cloud Identity-Aware Proxy
Key Access Justifications
Managed Service for Microsoft Active Directory(AD)
Cloud Identity
ヘルスケア、ライフ サイエンス  
Cloud Healthcare API
API 管理  
Apigee
インテグレーション サービス  
API Gateway
Application Integration
AppSheet
Cloud Scheduler
Cloud Tasks
Eventarc
Workflows
メディアとゲーム  
Live Stream API
Transcoder API
Video Stitcher API
運用  
Cloud Logging
金融サービス  
Anti Money Laundering AI
Payment Gateway
分析  
Cloud IoT
Dataproc Metastore
Looker(Google Cloud コア)
Pub/Sub Lite
コンプライアンス  
Assured Workloads
AI / ML  
AutoML Natural Language
AutoML Translation
Cloud Natural Language API
Cloud Vision
Dialogflow CX
Dialogflow ES
Document AI プロセッサ2,3
Speech-to-Text1,2,3
Vertex AI3
Vertex AI の生成 AI
Video Intelligence API
Distributed Cloud  
Google Distributed Cloud(コネクテッド)

最終更新日: 2025 年 11 月 19 日

リージョン新設の際、Compute Engine、Google Kubernetes Engine、Cloud Storage、Persistent Disk、Cloud SQL、Virtual Private Cloud、Cloud VPN、Key Management Service、Cloud Identity、Secret Manager の各プロダクトは必ず提供されます。

新しいリージョンの立ち上げから 6 か月以内に、Cloud Run、Bigtable、Cloud MemCache、Apigee、Cloud Redis、Spanner、Extreme PD、BigQuery、Cloud Dataflow、Cloud Dataproc、Pub/Sub を含むその他のプロダクトが利用可能になります。

リージョンで利用可能なプロダクトは、お客様のご要望に合わせて順次拡大されます。

一部のサービスでは、大文字(例: 「US」)と小文字(例: 「us」)でリージョンを区別します。マルチリージョンの正確な形式については、サービスのドキュメントをご覧ください。

データ所在地を指定できる Google Cloud Platform サービス一覧に記載されているサービスは、特定のデータ ロケーションを使用するように構成できます。

  1. 記載されているリージョンとマルチリージョン ロケーションに加え、グローバル ロケーション オプションもご利用いただけます。
  2. 記載されているリージョン ロケーションに加え、マルチリージョン ロケーション オプションもご利用いただけます。詳細は、[マルチリージョン] タブをご覧ください。
  3. リージョンによってご利用いただける機能が異なります。
  4. 次世代の Datastore です。Datastore モードとネイティブ モードのいずれかで使用できます。
  5. すべてのロケーションでサービスをご利用いただけます。ジョブは、ドキュメントに記載されているロケーションに作成されます。
  6. ダンマーム リージョンへのアクセスについては、こちらのドキュメントで説明しています。
  7. Security Command Center のロケーションは、プレビュー リリース ステージで利用できます。
  8. Cloud Spanner のリソースのロケーションはこちらをご覧ください。
  9. 記載されているリージョン ロケーションに加え、グローバル ロケーション オプションもご利用いただけます。

SecOps サービスの Google データセンターの所在地(https://cloud.google.com/terms/secops/services に記載)は、SecOps のデータ所在地ページ(https://cloud.google.com/terms/secops/data-residency)に別途記載されています。

グローバルに利用可能なプロダクト

次のプロダクトは、ロケーションに依存することなくご利用いただけます。

リージョンを選択する

Google Cloud リージョン選択ツールを使うと、温室効果ガス排出量、価格、レイテンシを考慮して Google Cloud リージョンを選択できます。ご希望に沿って設定を行ってください。

複数のクラウドにわたってプログラムでロケーション データにアクセスする場合、Cloud Location Finder(CLF)の使用をご検討ください。CLF は、Google Cloud、Amazon Web Services(AWS)、Azure、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)にわたって最新のロケーション データを提供する API です。ロケーションを簡単に検索し、特定のロケーションの詳細を取得し、近くのロケーションを見つけ、クラウド プロバイダ、ロケーション タイプ、国または地域、温室効果ガス排出量などの条件に基づいてそれらをフィルタできます。

Google Cloud

使ってみる

無料で体験

$300 分の無料クレジットと 20 以上の無料枠プロダクトを活用して、Google Cloud で構築を開始しましょう。

ご不明な点がある場合

Google のエキスパートが、適切なソリューションの構築やお客様のニーズに合ったパートナーの選定をお手伝いいたします。