バケットのロケーション

このページでは、バケット ロケーションのコンセプトと、バケットを作成できるロケーションの種類について説明します。

主なコンセプト

  • バケットの作成時にオブジェクト データを保存するロケーションを指定します。ロケーションには次の種類があります。

    • リージョンのロケーションは、ロンドンなどの特定のロケーションを表します。

    • マルチリージョンのロケーションは、米国などの、2 つ以上の地理的な場所を含む広い地理的なエリアとなります。

      • デュアルリージョン ロケーションベータ版は、マルチリージョン ロケーションの特殊なタイプで、2 つのリージョン ロケーションから構成されます。
  • マルチリージョン ロケーションに保存されたオブジェクトは、地理的に冗長になります。

  • 一部のストレージ クラスは、特定のタイプのロケーションでのみ使用できます。

    • Regional Storage オブジェクト データは、us-east1 などのリージョン ロケーションに保存する必要があります。

    • Multi-Regional Storage オブジェクト データは、eu などのマルチリージョン ロケーション(デュアルリージョン ロケーションを含む)に保存する必要があります。

    • Nearline StorageColdline Storage のオブジェクト データは任意のロケーションに保存できます。

  • Cloud Storage では、サービス固有の規約に従って、選択されたロケーションにオブジェクト データが保存されます。

ロケーションに関する留意事項

レイテンシ、可用性、帯域幅のコストのバランスがとれた場所が適切なロケーションになります。

  • 同一リージョンにグループ化されているデータ コンシューマでレイテンシ、可用性、ネットワーク帯域幅を最適化する場合は、リージョンのロケーションを使用します。

    • 分析に使用されるデータなど、頻繁にアクセスされるデータは Regional Storage として保存します。

    • アーカイブ データなど、アクセス頻度が月に 1 回未満のデータは Nearline Storage として保存します。

    • バックアップ データや障害復旧データなど、アクセス頻度が年に 1 回未満のデータは Coldline Storage として保存します。

  • リージョン ロケーションと同等のパフォーマンスに加えて地理的な冗長性が必要な場合は、デュアルリージョン ロケーションを使用します。

  • Google ネットワークの外部にあり、広域に分散しているデータ コンシューマにコンテンツを配信する場合や、データに地理的な冗長性が必要な場合は、マルチリージョンのロケーションを使用します。

    • 頻繁にアクセスされるデータは Multi-Regional Storage として保存します。

    • アクセス頻度が月に 1 回未満のデータは Nearline Storage として保存します。

    • アクセス頻度が年に 1 回未満のデータは Coldline Storage として保存します。

  • 使用するロケーションのタイプやシナリオが明確でない場合は、便利で、データを利用する大半のユーザーが含まれるリージョンのロケーションを使用してください。

Compute Engine VM に関する注意

  • Compute Engine VM インスタンスと同じリージョンにデータを保存すると、パフォーマンスが向上し、ネットワーク コストを抑えることができます。この利点は、リージョンのロケーションとデュアルリージョン ロケーションの両方にあります。
  • バケットのロケーションとして Compute Engine ゾーンを指定することはできませんが、特定のリージョンのロケーション内のゾーンにある Compute Engine VM インスタンスがそのロケーション内のバケットにアクセスする場合、どのインスタンスもパフォーマンスは同等になります。

利用できるロケーション

データの保存に利用できる Cloud Storage のロケーションは次のとおりです。

リージョンのロケーション

リージョンのロケーションは、他のロケーションから少なくとも 100 マイル以上離れています。

リージョン名 リージョンの説明
北アメリカ
northamerica-northeast1 モントリオール
us-central1 アイオワ
us-east1 サウスカロライナ
us-east4 北バージニア
us-west1 オレゴン
us-west2 ロサンゼルス
南アメリカ
southamerica-east1 サンパウロ
ヨーロッパ
europe-north1 フィンランド
europe-west1 ベルギー
europe-west2 ロンドン
europe-west3 フランクフルト
europe-west4 オランダ
アジア
asia-east1 台湾
asia-east2 香港
asia-northeast1 東京
asia-south1 ムンバイ
asia-southeast1 シンガポール
オーストラリア
australia-southeast1 シドニー

マルチリージョン

マルチリージョン名 マルチリージョンの説明
asia アジア内のデータセンター
eu 欧州連合(EU)内のデータセンター1
us 米国内のデータセンター

1 eu マルチリージョン内のバケットに追加されたオブジェクト データは europe-west2 データセンターには保存されません。

デュアルリージョン ロケーション

は、
デュアルリージョン名 デュアルリージョンの説明
eur4 europe-north1europe-west4
nam4 us-central1us-east1

アルファ版のロケーション

  • us-central2 - 米国中部

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