Ubie株式会社:医療現場のタスク・シフトを推進する『AI問診Ubie』のシステム基盤に Google Cloud を採用
Ubie株式会社 について
医師・阿部吉倫氏と、エンジニア・久保恒太氏が 2017 年 5 月に創業した医療スタートアップ。2013 年から久保氏が独自に研究していた病気推測の研究を元に、2018 年、医療機関向けの AI 問診サービス『AI問診Ubie(ユビー)』をローンチ。「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、コミュニケーション齟齬や事務作業の負担軽減など、医療現場の課題解決に尽力している。従業員数は 50 名(正社員のみ。2020 年 4 月現在)
貴社の課題を教えてください。私たちがお手伝いします。
お問い合わせ近年、一部の大病院を中心にクラウドの利用が始まっていますが、その活用事例の 1 つとして注目を集めているのが、医療機関での事前問診を AI が代行する『AI問診Ubie』です。そのサービス構築には、Google Cloud が活用されています。
COVID-19 で逼迫する医療現場の負担や患者の不安を軽減する新サービスを迅速提供
「厚生労働省は、院内ネットワークをクラウドに接続する際は VPN 経由で繋ぐことを推奨しています。これが病院それぞれの慣習・方針などもあってなかなか実現しにくいものの、対応できるトップレベルの大病院から徐々にクラウドの活用が始まっています。もちろん、それぞれ厳しい規定があるのですが、『AI問診Ubie』や Google Cloud はそれらを当初からクリアしていることが多く、現時点でいくつかの大学病院を含む医療機関で導入が始まっています。」
—Ubie株式会社 CEO 久保 恒太 氏「機械学習については当初、他社のサービスを利用していたのですが、最近では、AI Platform Notebooks から JupyterLab のインスタンスを作成して学習させているケースが増えました。Google Cloud 内で完結させれば、データの転送速度は高速ですし、転送による課金の心配もありませんからね。」
—Ubie株式会社 Software Engineer, Reliability 坂田 純 氏
2020 年 4 月 28 日、COVID-19 が世界中で猛威を振るう最中に、Ubie は COVID-19 にも対応した新サービス『AI受診相談ユビー新型コロナウイルス版』を無料で提供開始しました。その最大の特長は、これまで医療機関向けに提供していた『AI問診Ubie』の知見と技術を、一般患者がスマートフォンや PC など使って自宅から利用できるようにしたこと。画面に表示された質問に答えていくだけで該当する参考病名の代表例を表示し、それに基づいた、医療現場に過度の負担をかけない適切な受診行動をアドバイスしてくれます。
また、『AI問診Ubie』についても新たに拡張機能「COVID-19 トリアージシステム」を追加。来院前確認、来院直後(院内立ち入り前)確認、院内トリアージの 3 段構えで導入医療機関の外来機能維持をサポートします。
Ubie株式会社の導入事例について詳しくはこちらのブログ記事や PDF をご覧ください。
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医師・阿部吉倫氏と、エンジニア・久保恒太氏が 2017 年 5 月に創業した医療スタートアップ。2013 年から久保氏が独自に研究していた病気推測の研究を元に、2018 年、医療機関向けの AI 問診サービス『AI問診Ubie(ユビー)』をローンチ。「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションに、コミュニケーション齟齬や事務作業の負担軽減など、医療現場の課題解決に尽力している。従業員数は 50 名(正社員のみ。2020 年 4 月現在)