株式会社NTTドコモ:GCP で IT 基盤を一新。1 億件/日のデータ更新が必要となる『パーソナルデータダッシュボード』の開発に成功

株式会社NTTドコモ について

国内 7,600 万ユーザーを擁する日本最大の携帯電話事業者。携帯電話サービス、光通信サービスなどからなる通信事業を主軸に、近年は動画配信などのコンテンツ・ライフスタイル サービス、金融・決済サービスなどスマートライフ領域事業も強力に推進している。現在は中期戦略 2020「beyond宣言」のもと、事業構造を革新中だ。従業員数は 2019 年 3 月 31 日現在、7,884 名(グループ全体では 2 万 6,564 名)。

業種: 通信
地域: アジア太平洋、日本

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NTTドコモでは、これまで一般的だったウォーターフォール開発から、短期開発を実現するアジャイル開発へとシフト。開発パートナーとの協力体制(準委任契約)のもと、クラウドの積極活用(= GCP 採用)や、コンテナ基盤導入(= GKE 活用)、自動化の促進などによって、市場の変化に柔軟に対応し、タイムリーに機能を提供できる体制へと生まれ変わりました。

アジャイル開発の導入でタイムリーな機能向上を可能に

「多くのマネージドな Kubernetes 環境を検討しましたが、GCP を検討するきっかけとなったのが、当時社内で開催された勉強会。Google Cloud のスタッフが、直接使い方を教えてくれるということで SRE チーム全員で参加したのですが、 GUI が洗練されており、ドキュメントが充実しているなど、とても使いやすいと感心しました。また勉強会後、GCP のオンライン学習プラットフォーム Qwiklabs を 1 か月無料で使わせていただけることになったのですが、それで我々が抱えている課題のほとんどが解決できることも分かりました。後でお話しする Google Professional Services Organization(PSO)チームがテクニカルな質問にスピーディーに返答してくださったことも好印象でしたね。それで本格的に GCP に舵を切ることになりました。」

株式会社NTTドコモ 情報システム部 IT基盤戦略担当 ビジネスパートナー 大田 悠祐 氏

「我々のチームでは今後、ビジネス環境の変化やNTTドコモの新たなビジネスニーズの実現に向けて様々なプロダクトをスピーディーに作っていくことになりますが、引き続き GCP を活用していく予定です。今回は GKE と Cloud Firestore を中心に利用しましたが、方向性や用途によってはそれ以外のプロダクトも使うことになるでしょう。ライトに App EngineCloud Run なども利用したいと思っておりますし、自動化や効率化を促進できるものに特に興味があります。より価値のある仕事に割く時間を多くしていきたいと思っています。今、最も注目しているのが Anthos です。我々が持つプライベート クラウドも含め、あらゆるクラウド プラットフォームを統合管理できるようになると嬉しいです。」

株式会社NTTドコモ 情報システム部 IT基盤戦略担当 担当課長 土井 隆史 氏

インターネットが社会的インフラとして欠かせないものになり、その中でパーソナルデータの活用が進んでいく中、世界的に個人のプライバシーをどのように守っていくかに注目が集まっています。そんな中、NTTドコモが 2019 年 12 月に提供開始した新機能が『パーソナルデータダッシュボード』です。このプロダクトを GCP 上に構築した理由、それに伴う開発体制・文化の改革、そして、開発を支える Google Cloud のコンサルティングについて、NTTドコモ情報システム部 IT基盤戦略担当の皆さんにおうかがいしました。詳しくはこちらのブログ記事PDF をご覧ください。

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国内 7,600 万ユーザーを擁する日本最大の携帯電話事業者。携帯電話サービス、光通信サービスなどからなる通信事業を主軸に、近年は動画配信などのコンテンツ・ライフスタイル サービス、金融・決済サービスなどスマートライフ領域事業も強力に推進している。現在は中期戦略 2020「beyond宣言」のもと、事業構造を革新中だ。従業員数は 2019 年 3 月 31 日現在、7,884 名(グループ全体では 2 万 6,564 名)。

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地域: アジア太平洋、日本