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埋め込み JavaScript イベント

埋め込みを作成したら（一般公開、非公開、シングルサインオン（SSO）、API などで行うことができます）、JavaScript を使用してこれらの iframe を操作できます。埋め込みアイテムのステータスに基づいてページをより動的にしたり、ウェブページから埋め込みアイテムにさらに変更を加えることができます。

Looker は、ブラウザがウェブアプリケーションにイベントをディスパッチする順序を制御しないことに注意してください。つまり、イベントの順序はブラウザやプラットフォームをまたいで保証されるものではありません。JavaScript は、さまざまなブラウザのイベント処理を考慮して適切に記述してください。

Looker の埋め込みコンテンツでは、次の 2 つの方法で JavaScript を利用できます。

Embed SDK のドキュメントページに記載されている Looker の埋め込みソフトウェア開発キット（SDK）を使用する
JavaScript イベントを使用する。このページの JavaScript でのイベントへのアクセスをご覧ください。

Preparation

埋め込み iframe を操作するには、いくつかの操作が必要になります。

iFrame に ID を追加する
iFrame の src 属性に埋め込みドメインを追加する
埋め込みドメインを許可リストに追加する

iframe に ID を追加する

後で行う必要があることの一つは、作業している情報が実際には Looker の iframe から取得されたことを確認することです。これを行うには、iframe に ID を追加します（まだ追加していない場合）。次の例では、id="looker" を追加しました。

<iframe id="looker" src="https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/1"></iframe>

iframe `src` 属性に埋め込みドメインを追加する

iframe の src に、iframe が使用されているドメインを追加します。次の例では、?embed_domain=https://mywebsite.com" を追加しました。

<iframe
  id="looker"
  src="https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/1?embed_domain=https://mywebsite.com">
</iframe>

SSO 埋め込みを使用している場合は、埋め込み URL に embed_domain を追加してください。

embed_domain の末尾にスラッシュ（/）を含めないでください。

埋め込みドメインを許可リストに追加する

最後に、Looker を使用しているドメインを [Admin] パネルの [Embed] ページで許可リストに追加します。

iframe が使用されているドメインを入力します。ドメインを入力したら、必ず Tab キーを押してドメインがボックスに表示されるようにしてください。ドメイン URL の末尾にスラッシュ（/）を含めないでください。
[更新] ボタンをクリックします。

許可リストに含まれている * ワイルドカードを使用すると、ドメインパターンを作成できます。たとえば、https://*.mycompany.com と指定すると、https://analytics.mycompany.com と https://data.mycompany.com の両方が許可されます。

iframe からデータを取得する

準備手順を完了すると、postMessage イベントをリッスンして、Looker iframe とお客様のドメイン間で渡されるイベントにアクセスできるようになります。

悪意のあるメッセージを避けるために、イベントが Looker iframe とドメインから送信されていることを確認してください。

埋め込み iframe では、このページのイベントタイプに関するリファレンスセクションで説明しているとおり、いくつかのイベントタイプを作成できます。

JavaScript でイベントにアクセスする

ネイティブ JavaScript でこれらのイベントをリッスンし、コンソールにロギングする例を次に示します。

window.addEventListener("message", function(event) {
  if (event.source === document.getElementById("looker").contentWindow) {
    if (event.origin === "https://instance_name.looker.com") {
      console.log(JSON.parse(event.data));
    }
  }
});

jQuery でこれらのイベントをリッスンし、コンソールにロギングする例を以下に示します。

$(window).on("message", function(event) {
  if (event.originalEvent.source === $("#looker")[0].contentWindow) {
    if (event.origin === "https://instance_name.looker.com") {
      console.log(JSON.parse(event.data));
    }
  }
});

イベントタイプの概要表

次の表にイベントの種類を示します。イベントタイプをクリックすると、そのイベントの詳細が表示されます。

イベントタイプ	イベントの要因
`dashboard:loaded`	タイルが自動実行に設定されていないダッシュボードでは、ダッシュボードとその要素が読み込まれていますが、クエリはまだ実行されていません。
`dashboard:run:start`	ダッシュボードの読み込みが開始され、そのタイルでデータの読み込みとクエリが開始されました。
`dashboard:run:complete`	ダッシュボードの実行が終了し、すべてのタイルの読み込みとクエリが完了しました。
`dashboard:download`	ダッシュボードの PDF のダウンロードが開始されました。
`dashboard:save:complete`	追加 21.6 ダッシュボードが編集、保存されました。
`dashboard:delete:complete`	追加 21.6 ダッシュボードを削除しました。
`dashboard:tile:start`	タイルがデータの読み込みまたはクエリを開始しました。
`dashboard:tile:complete`	タイルがクエリの実行を終了しました。
`dashboard:tile:download`	タイルのデータのダウンロードを開始しました。
`dashboard:tile:explore`	ユーザーがダッシュボードタイルで [Explore From Here] オプションをクリックした場合。
`dashboard:tile:view`	ユーザーがダッシュボードタイルで [View Original Look] オプションをクリック
`dashboard:filters:changed`	ダッシュボードのフィルタが適用または変更されました。
`look:ready`	クエリを実行するかどうかにかかわらず、クエリデータの読み込みが Look で開始されています。
`look:run:start`	Look がクエリデータの読み込みを開始し、クエリの実行が開始されました。
`look:run:complete`	Look がクエリの実行を終了しました。
`look:save:complete`	追加 21.6 Look が編集、保存されました。
`look:delete:complete`	追加 21.6 Look を [ゴミ箱] フォルダに移動しました。
`drillmenu:click`	ユーザーが、`link` LookML パラメータで作成したダッシュボードのドリルメニューをクリックしました。
`drillmodal:download`	ユーザーがダッシュボードタイルからドリルダイアログボックスを開いて、[ダウンロード] オプションをクリックします。
`drillmodal:explore`	ユーザーがドリルダイアログボックスの [Explore from Here] オプションをクリックした。
`explore:ready`	クエリを実行するかどうかにかかわらず、クエリデータの読み込みが開始しています。
`explore:run:start`	Explore でクエリデータの読み込みが開始され、クエリの実行が開始されました。
`explore:run:complete`	Explore のクエリの実行が完了しました。
`explore:state:changed`	ユーザーの操作の結果、Explore ページの URL が変更されました。
`page:changed`	ユーザーが iframe 内の新しいページに移動した場合。
`page:properties:changed`	ダッシュボードの iframe の高さが変更されました。

イベントタイプのリファレンス

埋め込まれた iframe では、さまざまな種類のイベントを作成できます。

`dashboard:loaded`

タイルが自動実行に設定されていないダッシュボードでは、このイベントはダッシュボードとその要素が読み込まれた後、クエリが実行される前に作成されます。

options 属性は、以前のダッシュボードでは使用できません。


type: "dashboard:loaded",
status: "complete",
dashboard: {
  id: 1,
  title: "Business Pulse",
  dashboard_filters: {
    "date": "Last 6 Years",
    "state": ""
  },
  absoluteUrl: "https://self-signed.looker.com:9999/embed/dashboards/1?embed_domain=https%3A%2F%2Fself-signed.looker.com%3A9999&date=Last+6+Years&state=",
  url: "/embed/dashboards/1?embed_domain=https%3A%2F%2Fself-signed.looker.com%3A9999&date=Last+6+Years&state=",
  options: {
    layouts: [
      {
        id: 1,
        dashboard_id: 1,
        type: "newspaper",
        active: true,
        column_width: null,
        width: null,
        deleted: false,
        dashboard_layout_components: [
          {
            id: 1,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 1,
            row: 0,
            column: 0,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          },
          {
            id: 2,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 2,
            row: 0,
            column: 8,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          }
        ]
      }
    ],
    elements: {
      1: {
        title: "Total Orders",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          font_size: "medium",
          title: "Total Orders"
        }
      },
      2: {
        title: "Average Order Profit",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          title: "Average Order Profit"
        }
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`status`	String	ダッシュボードとその要素が正常に読み込まれたかどうかを示します。
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.options`	オブジェクト	ダッシュボードレイアウト、ダッシュボードレイアウトコンポーネント、ダッシュボード要素のプロパティと値。`options` オブジェクトで返されるすべてのプロパティには、`dashboard:options:set` イベントを使用して更新された値を指定できます。このオプションは以前のダッシュボードでは使用できません。

`dashboard:run:start`

このイベントは、ダッシュボードの読み込みが開始されたときに、タイルがデータの読み込みとクエリを開始するときに作成されます。

type: "dashboard:run:start",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`

`dashboard:run:complete`

このイベントは、ダッシュボードの実行が終了し、すべてのタイルの読み込みとクエリが完了すると作成されます。このイベントは、すべてのタイルが正常に読み込まれるかどうかにかかわらず作成されます。

options 属性と tileStatuses 属性は、以前のダッシュボードでは使用できません。

type: "dashboard:run:complete",
status: "complete",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://my.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
  options: {
    layouts: [
      {
        id: 1,
        dashboard_id: 1,
        type: "newspaper",
        active: true,
        column_width: null,
        width: null,
        deleted: false,
        dashboard_layout_components: [
          {
            id: 1,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 1,
            row: 0,
            column: 0,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          },
          {
            id: 2,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 2,
            row: 0,
            column: 8,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          }
        ]
      }
    ],
    elements: {
      1: {
        title: "Total Orders",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          font_size: "medium",
          title: "Total Orders"
        }
      },
      2: {
        title: "Average Order Profit",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          title: "Average Order Profit"
        }
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`status`	String	ダッシュボードとその要素が正常に実行されたかどうかを示します。ダッシュボードとその要素が正常に実行された場合、`status` は `"complete"` を返します。それ以外の場合は、`status` は `"error"` を返します。実行中のダッシュボードが、ユーザーインターフェースまたは `dashboard:stop` アクションのいずれかによって停止されている場合、`status` は `"stopped"` を返します。
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`dashboard.options`	オブジェクト	ダッシュボードレイアウト、ダッシュボードレイアウトコンポーネント、ダッシュボード要素のプロパティと値。`options` オブジェクトで返されるすべてのプロパティには、`dashboard:options:set` アクションを使用して更新された値を指定できます。このオプションは以前のダッシュボードでは使用できません。
`dashboard.tileStatuses`	オブジェクト配列	タイルステータスを提供するオブジェクトの配列。オブジェクトのプロパティは次のとおりです。 `tileId` - タイルの ID 番号。 `status` - タイルクエリが正常に実行された場合、`status` は `"complete"` を返します。それ以外の場合は、`status` は `"error"` を返します。 `errors` - `status` プロパティが `"error"` の場合に入力されます。エラーメッセージテキスト、エラーのより詳細な説明、エラーを生成したタイルの SQL クエリなど、エラーの詳細を提供するオブジェクトの配列。このオプションは、以前のダッシュボードでは使用できません。

`dashboard:download`

このイベントは、ダッシュボードの PDF のダウンロードが開始されると作成されます。

type: "dashboard:download",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
fileFormat: "pdf"

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。ダッシュボード上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`fileFormat`	String	ダウンロードしたダッシュボードの形式（現時点では `"pdf"` のみ）。

`dashboard:save:complete`

このイベントは、ダッシュボードを編集して保存すると作成されます。

このイベントは、以前のダッシュボードでは使用できません。

type: "dashboard:save:complete",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  url: "/embed/dashboards/...",
  options: {
    layouts: [
      {
        id: 1,
        dashboard_id: 1,
        type: "newspaper",
        active: true,
        column_width: null,
        width: null,
        deleted: false,
        dashboard_layout_components: [
          {
            id: 1,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 1,
            row: 0,
            column: 0,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          },
          {
            id: 2,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 2,
            row: 0,
            column: 8,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          }
        ]
      }
    ],
    elements: {
      1: {
        title: "Total Orders",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          font_size: "medium",
          title: "Total Orders"
        }
      },
      2: {
        title: "Average Order Profit",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          title: "Average Order Profit"
        }
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.options`	オブジェクト	ダッシュボードレイアウト、ダッシュボードレイアウトコンポーネント、ダッシュボード要素のプロパティと値。`options` オブジェクトで返されるすべてのプロパティには、`dashboard:options:set` イベントを使用して更新された値を指定できます。

`dashboard:delete:complete`

このイベントは、ダッシュボードが削除されたときに作成されます。

このイベントは、以前のダッシュボードでは使用できません。

type: "dashboard:delete:complete",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  url: "/embed/dashboards/...",
  options: {
    layouts: [
      {
        id: 1,
        dashboard_id: 1,
        type: "newspaper",
        active: true,
        column_width: null,
        width: null,
        deleted: false,
        dashboard_layout_components: [
          {
            id: 1,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 1,
            row: 0,
            column: 0,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          },
          {
            id: 2,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 2,
            row: 0,
            column: 8,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          }
        ]
      }
    ],
    elements: {
      1: {
        title: "Total Orders",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          font_size: "medium",
          title: "Total Orders"
        }
      },
      2: {
        title: "Average Order Profit",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          title: "Average Order Profit"
        }
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.options`	オブジェクト	ダッシュボードレイアウト、ダッシュボードレイアウトコンポーネント、ダッシュボード要素のプロパティと値。`options` オブジェクトで返されるすべてのプロパティには、`dashboard:options:set` イベントを使用して更新された値を指定できます。

`dashboard:tile:start`

タイルのデータの読み込みまたはクエリが開始したときに作成されるイベントです。

type: "dashboard:tile:start",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
tile: {
  id: 123,
  title: "Quarterly Sales",
  listen: {
    "Date": "order.date",
    "Total Orders": "order.count"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`tile.id`	Integer	タイルではなく、イベントの ID 番号
`tile.title`	String	タイルのタイトル。タイル上部に表示されます。
`tile.listen`	オブジェクト	グローバルダッシュボードが、このタイルがリッスンしている対象をフィルタします。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter Label": "Filter Field", ...}`

`dashboard:tile:complete`

このイベントは、タイルがクエリの実行を終了すると作成されます。

errors 属性は、以前のダッシュボードでは使用できません。

type: "dashboard:tile:complete",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
status: "complete",
truncated: false,
tile: {
  id: 123,
  title: "Quarterly Sales",
  listen: {
    "Date": "order.date",
    "Total Orders": "order.count"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`status`	String	タイルクエリが正常に完了したかどうか。有効な値は `"complete"` または `"error"` です。
`truncated`	ブール値	クエリの行数がクエリの行数の上限を超えたために、タイルクエリの結果が切り捨てられたかどうかを示します。行の上限は、ユーザー指定の行の上限、または Looker のデフォルトの行数の 5,000 行のいずれかに設定できます。
`tile.id`	Integer	タイルではなく、イベントの ID 番号
`tile.title`	String	タイルのタイトル。タイル上部に表示されます。
`tile.listen`	オブジェクト	グローバルダッシュボードが、このタイルがリッスンしている対象をフィルタします。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter Label": "Filter Field", ...}`
`tile.errors`	オブジェクト配列	`status` プロパティが `"error"` の場合に入力されます。エラーメッセージテキスト、エラーのより詳細な説明、エラーを生成したタイルの SQL クエリなど、エラーの詳細を提供するオブジェクトの配列。このオプションは以前のダッシュボードでは使用できません。

`dashboard:tile:download`

このイベントは、タイルのデータのダウンロードが開始されると作成されます。

type: "dashboard:tile:download",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
tile: {
  id: 123,
  title: "Quarterly Sales"
  listen: {
    "Date": "order.date",
    "Total Orders": "order.count"
  }
}
fileFormat: "pdf"

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`tile.id`	Integer	タイルではなく、イベントの ID 番号
`tile.title`	String	タイルのタイトル。タイル上部に表示されます。
`tile.listen`	オブジェクト	グローバルダッシュボードが、このタイルがリッスンしている対象をフィルタします。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter Label": "Filter Field", ...}`
`fileFormat`	String	ダウンロードされたタイルの形式（現在は `"pdf"` のみ）。

`dashboard:tile:explore`

このイベントは、ユーザーがダッシュボードタイルで [Explore from Here] オプションをクリックしたときに作成されます。

type: "dashboard:tile:explore",
label: 'Explore From Here',
url: '/embed/explore/model/view...',
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
tile: {
  id: 123,
  title: "Quarterly Sales",
  listen: {
    "Date": "order.date",
    "Total Orders": "order.count"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`label`	String	ボタンのラベル。
`url`	String	表示する Explore の相対 URL（パスのみ）。
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`tile.id`	Integer	タイルではなく、イベントの ID 番号
`tile.title`	String	タイルのタイトル。タイル上部に表示されます。
`tile.listen`	オブジェクト	グローバルダッシュボードが、このタイルがリッスンしている対象をフィルタします。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter Label": "Filter Field", ...}`

`dashboard:tile:view`

このイベントは、ユーザーがダッシュボードタイルの [View Original Look] オプションをクリックしたときに作成されます。

type: "dashboard:tile:view",
label: 'View Original Look',
url: '/embed/look/...',
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
tile: {
  id: 123,
  title: "Quarterly Sales",
  listen: {
    "Date": "order.date",
    "Total Orders": "order.count"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`label`	String	ボタンのラベル。
`url`	String	表示する Look の相対 URL（パスのみ）。
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`tile.id`	Integer	タイルではなく、イベントの ID 番号
`tile.title`	String	タイルのタイトル。タイル上部に表示されます。
`tile.listen`	オブジェクト	グローバルダッシュボードが、このタイルがリッスンしている対象をフィルタします。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter Label": "Filter Field", ...}`

`dashboard:filters:changed`

このイベントは、ダッシュボードのフィルタが適用または変更されたときに作成されます。

options 属性は、以前のダッシュボードでは使用できません。

type: "dashboard:filters:changed",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/...",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
  options: {
    layouts: [
      {
        id: 1,
        dashboard_id: 1,
        type: "newspaper",
        active: true,
        column_width: null,
        width: null,
        deleted: false,
        dashboard_layout_components: [
          {
            id: 1,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 1,
            row: 0,
            column: 0,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          },
          {
            id: 2,
            dashboard_layout_id: 1,
            dashboard_element_id: 2,
            row: 0,
            column: 8,
            width: 8,
            height: 4,
            deleted: false
          }
        ]
      }
    ],
    elements: {
      1: {
        title: "Total Orders",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          font_size: "medium",
          title: "Total Orders"
        }
      },
      2: {
        title: "Average Order Profit",
        title_hidden: false,
        vis_config: {
          type: "single_value",
          title: "Average Order Profit"
        }
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	ダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.url`	String	相対ダッシュボードの URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	ダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.title`	String	タイトル（ダッシュボードの上部に表示）。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用されているフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`dashboard.options`	オブジェクト	ダッシュボードレイアウト、ダッシュボードレイアウトコンポーネント、ダッシュボード要素のプロパティと値。`options` オブジェクトで返されるすべてのプロパティには、`dashboard:options:set` イベントを使用して更新された値を指定できます。このオプションは以前のダッシュボードでは使用できません。

`look:ready`

このイベントは、クエリが実行されるかどうかにかかわらず、Look がクエリデータの読み込みを開始すると作成されます。

type: "look:ready",
look: {
  url: "/embed/looks/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/looks/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`look.url`	String	相対 Look URL（パスのみ）
`look.absoluteUrl`	String	Look の完全な URL

`look:run:start`

このイベントは、Look がクエリデータの読み込みを開始し、クエリの実行が開始されると作成されます。

type: "look:run:start",
look: {
  url: "/embed/looks/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/looks/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`look.url`	String	相対 Look URL（パスのみ）
`look.absoluteUrl`	String	Look の完全な URL

`look:run:complete`

このイベントは、Look がクエリの実行を終了すると作成されます。

type: look:run:complete
look: {
  url: "/embed/looks/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/looks/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`look.url`	String	相対 Look URL（パスのみ）
`look.absoluteUrl`	String	Look の完全な URL

`look:save:complete`

このイベントは、Look が編集および保存されたときに作成されます。このイベントは、ユーザーが次のいずれかのタスクを実行すると作成されます。

[Edit] ボタンをクリックして Look を編集し、[Save] をクリックします。
[Save] > [Save As...] メニューオプションを使用して Look を保存する
あるフォルダから別のフォルダに Look を移動する

[保存] > [既存のダッシュボードに保存] または [設定を編集] を選択して Look を保存した場合、このイベントは作成されません。

type: look:save:complete
look: {
  url: "/embed/looks/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/looks/...",
  spaceId: 123
  }
}

属性	フォーマット	説明
`look.url`	String	相対 Look URL（パスのみ）
`look.absoluteUrl`	String	Look の完全な URL
`look.spaceID`	Integer	Look が格納されているフォルダ ID

`look:delete:complete`

このイベントは、Look が [ゴミ箱] フォルダに移動すると作成されます。

type: look:delete:complete
look: {
  url: "/embed/looks/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/looks/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`look.url`	String	相対 Look URL（パスのみ）
`look.absoluteUrl`	String	Look の完全な URL

`drillmenu:click`

このイベントは、link LookML パラメータで作成したダッシュボードのドリルメニューをユーザーがクリックすると作成されます。たとえば、次の LookML では、ユーザーが state ディメンションでフィルタされたデータを表示できるドリルメニューを作成しています。


dimension: state {
  type: string
  sql: ${TABLE}.state ;;
  link: {
    label: "Filter by {{ state | encode_uri }}"
    url: "filter::q={{ state | encode_uri }}"
    icon_url: "https://google.com/favicon.ico"
  }
}

state フィルタが Illinois に設定されている場合、drillmenu:click イベントは iframe のホストに次のものを返します。

type: "drillmenu:click",
label: "Filter by Illinois",
link_type: "url",
modal: false,
target: '_self',
url: "#filter::state=Illinois"
context: ' '

属性	フォーマット	説明
`label`	String	ドリルメニューに表示されるリンクラベル
`link_type`	String	リンク先のオブジェクトのタイプ
`modal`	ブール値	ブラウザナビゲーションの代わりにドリルダイアログボックスを使用するかどうか
`target`	String	リンク先が現在の iframe に置き換わる場合は `_self`、リンク先が新しいウィンドウで開く場合は `_blank` です。
`url`	String	リンク先の URL
`context`	String	一部のビジュアリゼーションで使用される内部属性

iframe をサンドボックス化すると、ドリルメニューのクリックが新しいウィンドウで開くことを防止できます。iframe タグ内で次のサンドボックス値を使用します。

sandbox = "allow-same-origin allow-scripts"

`drillmodal:download`

このイベントは、ユーザーがダッシュボードタイルからドリルダイアログボックスを開いて [ダウンロード] オプションをクリックしたときに作成されるものです。

{
type: "drillmodal:download",
dashboard: {
  id: 23,
  title: "My Dashboard",
  url: "/embed/dashboards/…",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/…",
  dashboard_filters: {
    "Date": "Last 28 days",
    "Total Orders": "Greater than 100"
  }
}
drillExploreUrl: "/embed...",
fileFormat: "pdf"
}

属性	フォーマット	説明
`dashboard.id`	数値	タイルが属するダッシュボードの ID 番号。
`dashboard.title`	String	ダッシュボードのタイトル。タイルが属するダッシュボードの上部に表示されます。
`dashboard.url`	String	タイルが属する相対ダッシュボード URL（パスのみ）。
`dashboard.absoluteUrl`	String	タイルが属するダッシュボードの完全な URL。
`dashboard.dashboard_filters`	オブジェクト	タイルが属するダッシュボードに適用されるフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`
`drillExploreUrl`	String	ダウンロードする Explore の相対 URL（パスのみ）。
`fileFormat`	String	データダウンロードのファイル形式。

`drillmodal:explore`

このイベントは、ユーザーがドリルダイアログボックスの [Explore from Here] オプションをクリックすると作成されます。

type: "drillmodal:explore",
label: "Explore From Here",
url: "/embed/explore/model/view..."

属性	フォーマット	説明
`label`	String	ドリルメニューに表示されるボタンのラベル
`url`	String	表示する Explore の相対 URL（パスのみ）

`explore:ready`

このイベントは、クエリが実行されるかどうかにかかわらず、Explore がクエリデータの読み込みを開始すると作成されます。

type: "explore:ready",
explore: {
  url: "/embed/explore/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/explore/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`explore.url`	String	相対 Explore URL（パスのみ）
`explore.absoluteUrl`	String	完全な Explore URL

`explore:run:start`

このイベントは、Explore がクエリデータの読み込みを開始してクエリの実行を開始するときに作成されます。

type: "explore:run:start",
explore: {
  url: "/embed/explore/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/explore/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`explore.url`	String	相対 Explore URL（パスのみ）
`explore.absoluteUrl`	String	完全な Explore URL

`explore:run:complete`

このイベントは、Explore がクエリの実行を終了すると作成されます。

type: "explore:run:complete",
explore: {
  url: "/embed/explore/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/explore/...",
  }
}

属性	フォーマット	説明
`explore.url`	String	相対 Explore URL（パスのみ）
`explore.absoluteUrl`	String	完全な Explore URL

`explore:state:changed`

このイベントは、ユーザーの操作によって Explore ページの URL が変更されたときに作成されます。

type: "explore:state:changed",
explore: {
  url: "/embed/explore/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/explore/..."
}

属性	フォーマット	説明
`explore.url`	String	相対 Explore URL（パスのみ）
`explore.absoluteUrl`	String	完全な Explore URL

`page:changed`

このイベントは、ユーザーが iframe 内の新しいページに移動したときに作成されます。

type: "page:changed",
page: {
  type: "dashboard",
  url: "/embed/dashboards/...",
  absoluteUrl: "https://instance_name.looker.com/embed/dashboards/..."
}

属性	フォーマット	説明
`page.type`	String	直前に移動したページの種類（`"dashboard"`、`"look"`、`"explore"` など）
`page.url`	String	直前に移動したページの相対 URL（パスのみ）
`page.absoluteUrl`	String	直前に移動したページの完全な URL

`page:properties:changed`

このイベントは、ダッシュボードの iframe の高さが変更されたときに作成されます。Look または Explore では、これらのアイテムの高さが iframe のサイズに合わせて自動的に調整されるため、使用できません。

type: "page:properties:changed",
height: 1000

属性	フォーマット	説明
`height`	Integer	ダッシュボード iframe の高さ（ピクセル単位）

iframe の変更

データ取得用に iframe を準備した後、次の手順で iframe を変更できます。

JSON でリクエストを作成します。
リクエストを iframe の contentWindow に送信します。

JSON でリクエストを作成する

iframe にいくつかの変更を加えると、JSON 形式で送信できます。利用可能なオプションについては、このページのアクションのリファレンスセクションをご覧ください。次のように、アクションを JSON に変換するために JSON.stringify を使用するのを忘れないでください。

var my_request = JSON.stringify(
  {
    type: "dashboard:run"
  }
);

iframe の `contentWindow` プロパティにリクエストを送信する

最後に、メッセージを次のように iframe の contentWindow に投稿します。

var my_iframe = document.getElementById("my_iframe_id");

my_iframe.contentWindow.postMessage(my_request, 'https://instance_name.looker.com');

アクションの概要表

次の表にアクションの概要を示します。アクションをクリックすると、そのアクションの詳細が表示されます。

アクション	操作の説明
`dashboard:load`	iframe で新しいダッシュボードを読み込んで、既存のダッシュボードと置き換えます。
`dashboard:run`	iframe でダッシュボードを実行します。
`dashboard:filters:update`	iframe 内の既存のダッシュボードフィルタを更新します。
`dashboard:options:set`	ダッシュボードのレイアウトとダッシュボード要素のプロパティに新しい値を書き込みます。
`dashboard:schedule_modal:open`	スケジューラを開き、ユーザーがさまざまな宛先に Looker コンテンツを配信できるようにします。
`dashboard:stop`	実行中またはデータを再読み込みしているダッシュボードを停止します。
`look:run`	iframe で Look を実行する。
`look:filters:update`	iframe 内の既存の Look フィルタを更新します。
`explore:run`	iframe で Explore を実行します。
`explore:filters:update`	iframe 内の既存の Explore フィルタを更新または削除します。

アクションリファレンス

埋め込み iframe に投稿できるアクションは次のとおりです。

`dashboard:load`

このアクションは、以前のダッシュボードでは使用できません。

このアクションを使用して、iframe に新しいダッシュボードを読み込み、既存のダッシュボードと置き換えます。新しいダッシュボードでは、新しいダッシュボードページが開かれたかのように、クエリの実行が開始されます。

{
  type: "dashboard:load",
  id: "101",
  pushHistory: false
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	`dashboard:load` タイプを使用すると、新しいダッシュボードを iframe に読み込むことになります。
`id`	String	読み込むダッシュボードの ID。
`pushHistory`	ブール値	`true` の場合、読み込んだダッシュボードは新しいブラウザ履歴エントリを作成します。ユーザーはブラウザの [戻る] ボタンを使用して、前のダッシュボードに戻ることができます。`false` の場合、現在のダッシュボードは置き換えられ、ブラウザナビゲーションを使用してダッシュボードに戻ることはできません。

`dashboard:run`

この操作を使用して iframe でダッシュボードを実行します。これは、ダッシュボードの [Run] ボタンまたは [Reload Data] ボタンを押すのと同じ操作です。

{
  type: "dashboard:run"
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `dashboard:run` は、ダッシュボードを実行することを示します。

`dashboard:filters:update`

この操作を使用して、iframe 内の既存のダッシュボードフィルタを更新します。この方法で新しいフィルタをダッシュボードに追加することはできません。

{
  type: "dashboard:filters:update",
  filters: {
    "Sale date": "Last 28 days",
    "Sale amount": "Greater than 100"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `dashboard:filters:update` は、ダッシュボードで使用されるフィルタを更新することを示します。
`filters`	オブジェクト	ダッシュボードに適用する新しいフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"Filter name 1": "value 1", "Filter name 2": "value 2", ...}`

`dashboard:options:set`

このアクションは、dashboard:run:complete イベントが発生した後に行うことができますが、以前のダッシュボードでは使用できません。

埋め込みではメッセージを作成して iframe に送信しますが、ダッシュボードは dashboard:run:complete が発生するまで応答しません。dashboard:options:set アクションにより、ダッシュボードレイアウトとダッシュボード要素のプロパティに新しい値が書き込まれます。dashboard:options:set を使用して更新できるのは、dashboard:run:complete イベントの options 属性で返されたプロパティのみです。これまで dashboard:run:complete イベントの options 属性によって返されなかった、設定されたプロパティはすべて無視されます。

{
  type: "dashboard:options:set",
  layouts: [
    {
      id: 1,
      dashboard_id: 1,
      type: "newspaper",
      active: true,
      column_width: null,
      width: null,
      deleted: false,
      dashboard_layout_components: [
        {
          id: 1,
          dashboard_layout_id: 1,
          dashboard_element_id: 1,
          row: 0,
          column: 0,
          width: 8,
          height: 4,
          deleted: false
        },
        {
          id: 2,
          dashboard_layout_id: 1,
          dashboard_element_id: 2,
          row: 0,
          column: 8,
          width: 8,
          height: 4,
          deleted: false
        }
      ]
    }
  ],
  elements: {
    1: {
      title: "Total Orders",
      title_hidden: false,
      vis_config: {
        type: "single_value",
        font_size: "medium",
        title: "Total Orders"
      }
    },
    2: {
      title: "Average Order Profit",
      title_hidden: false,
      vis_config: {
        type: "single_value",
        title: "Average Order Profit"
      }
    }
  }
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `dashboard:options:set` は、ダッシュボードレイアウトとダッシュボード要素のプロパティに新しい値を書き込むことを示します。
`layouts`	オブジェクト	`dashboard:run:complete` イベントの `options` 属性によって返されるダッシュボードレイアウトプロパティ。次のような形式になります。 `id: "string", dashboard_id: "string", type: "newspaper", active: boolean, column_width: number, width: number`
`layouts.dashboard_layout_components`	オブジェクト	`dashboard:run:complete` イベントの `options` 属性によって返される 1 つ以上のダッシュボードレイアウトコンポーネントオブジェクト。次のような形式になります。 `id: "string", dashboard_layout_id: "string", dashboard_element_id: "string", row: number, column: number, width: number, height: number, deleted: boolean,`
`elements`	オブジェクト	`dashboard:run:complete` イベントの `options` 属性によって返される 1 つ以上のダッシュボード要素オブジェクト。次のような形式になります。 `id: { title: "string"`

`dashboard:schedule_modal:open`

このアクションを使用してスケジューラを開き、ユーザーがさまざまな宛先に Looker コンテンツを配信できるようにします。

このイベントは、以前のダッシュボードでは使用できません。

{
  type: "dashboard:schedule_modal:open"
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `dashboard:schedule_modal:open` は、[Schedule] ダイアログボックスを開くことを示します。

`dashboard:stop`

この操作を使用して、ダッシュボードの実行中またはデータの再読み込み中に、ダッシュボードを停止します。この操作は、ダッシュボードで [キャンセル] ボタンをクリックするのと同じです。dashboard:stop を使用するダッシュボードが停止し、status: が "stopped" に設定された dashboard:run:complete イベントが送信されました。

このアクションは、以前のダッシュボードでは使用できません。

{
  type: "dashboard:stop"
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `dashboard:stop` は、実行中のダッシュボードを停止することを示します。

`look:run`

このアクションを使用して、iframe 内で Look が基づいているクエリを実行します。これは、Look で [Run] ボタンをクリックするのと似ています。ただし、look:run は常にデータベースに直接クエリを実行し、Looker のキャッシュからデータを取得しません。

{
  type: "look:run"
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `look:run` は、Look を実行することを示します。

`look:filters:update`

この操作を使用して、iframe 内の既存の Look フィルタを更新します。この方法で Look に新しいフィルタを追加することはできません。

{
  type: "look:filters:update",
  filters: {
    "orders.created_at": "90 days",
    "products.department": "sweaters"
  }
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `look:filters:update` は、Look で使用されるフィルタを更新することを示します。
`filters`	オブジェクト	Look に適用する新しいフィルタ。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"view_name.field_name_1": "value 1", "view_name.field_name_1": "value 2", ...}`

`explore:run`

この操作を使用して iframe で Explore を実行します。これは、Explore の [Run] ボタンをクリックするのと似ています。ただし、explore:run は常にデータベースに直接クエリを送信し、Looker キャッシュからデータを取得しません。

{
  type: "explore:run"
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `explore:run` は、Explore を実行することを示します。

`explore:filters:update`

この操作を使用して、iframe 内の既存の Explore フィルタを更新または削除します。有効なフィールドを参照する新しいフィルタを含めると、新しいフィルタが Explore に追加されます。

{
  type: "explore:filters:update",
  filters: {
    "orders.created_at": "90 days",
    "orders.status": "complete"
  }
  deleteFilters:  ["products.department"]
}

属性	フォーマット	説明
`type`	String	タイプ `explore:filters:update` は、Explore で使用されるフィルタを更新することを示します。
`filters`	オブジェクト	Explore に適用する新しいフィルタ。`filters` に含まれるフィルタが現在 Explore にないものの、有効なフィールドを参照している場合、そのフィルタは Explore に追加されます。このオブジェクトの形式は次のとおりです。`{"view_name.field_name_1": "value 1", "view_name.field_name_1": "value 2", ...}`
`deleteFilters`	Array	Explore から削除する既存のフィルタ。配列の形式は `["view_name.field_name_1", "view_name.field_name_2", ...]` です。

埋め込み JavaScript イベント

Preparation

iframe に ID を追加する

iframe src 属性に埋め込みドメインを追加する

埋め込みドメインを許可リストに追加する

iframe からデータを取得する

JavaScript でイベントにアクセスする

イベントタイプの概要表

イベントタイプのリファレンス

dashboard:loaded

dashboard:run:start

dashboard:run:complete

dashboard:download

dashboard:save:complete

dashboard:delete:complete

dashboard:tile:start

dashboard:tile:complete

dashboard:tile:download

dashboard:tile:explore

dashboard:tile:view

dashboard:filters:changed

look:ready

look:run:start

look:run:complete

look:save:complete

look:delete:complete

drillmenu:click

drillmodal:download

drillmodal:explore

explore:ready

explore:run:start

explore:run:complete

explore:state:changed

page:changed

page:properties:changed

iframe の変更

JSON でリクエストを作成する

iframe の contentWindow プロパティにリクエストを送信する

アクションの概要表

アクション リファレンス

dashboard:load

dashboard:run

dashboard:filters:update

dashboard:options:set

dashboard:schedule_modal:open

dashboard:stop

look:run

look:filters:update

explore:run

explore:filters:update

iframe `src` 属性に埋め込みドメインを追加する

`dashboard:loaded`

`dashboard:run:start`

`dashboard:run:complete`

`dashboard:download`

`dashboard:save:complete`

`dashboard:delete:complete`

`dashboard:tile:start`

`dashboard:tile:complete`

`dashboard:tile:download`

`dashboard:tile:explore`

`dashboard:tile:view`

`dashboard:filters:changed`

`look:ready`

`look:run:start`

`look:run:complete`

`look:save:complete`

`look:delete:complete`

`drillmenu:click`

`drillmodal:download`

`drillmodal:explore`

`explore:ready`

`explore:run:start`

`explore:run:complete`

`explore:state:changed`

`page:changed`

`page:properties:changed`

iframe の `contentWindow` プロパティにリクエストを送信する

アクションリファレンス

`dashboard:load`

`dashboard:run`

`dashboard:filters:update`

`dashboard:options:set`

`dashboard:schedule_modal:open`

`dashboard:stop`

`look:run`

`look:filters:update`

`explore:run`

`explore:filters:update`