ネットワークトラフィックの暗号化
Looker では、Looker アプリケーションとデータベース間のネットワーク トラフィックを暗号化することを強く推奨します。SSL 暗号化の使用方法について詳しくは、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
ユーザーとセキュリティ
まず、サーバー管理者ログインを使用して、サーバー上のマスター データベースに接続します。
CREATE LOGIN looker
WITH PASSWORD = '<strong_password>';
Microsoft Azure Synapse Analytics データベースに接続し、データベース ユーザーを作成します。
CREATE USER looker FOR LOGIN looker;
現在実行中のクエリを検出して停止する権限を Looker に付与する必要があります。これには、次の権限が必要です。
ALTER ANY CONNECTION
VIEW SERVER STATE
これらの権限を付与するには、次のコマンドを実行します。
GRANT CONTROL ON DATABASE::userDatabase TO looker;
使用している Microsoft Azure Synapse Analytics の階層によっては、
VIEW DATABASE STATE
権限を明示的に付与する必要も生じることがあります。
VIEW DATABASE STATE
権限を付与するには、次のコマンドを実行します。
GRANT VIEW DATABASE STATE TO looker;
一時的スキーマ設定
Lookerユーザーによって所有されるスキーマを作成します。
CREATE SCHEMA looker_scratch AUTHORIZATION looker;
接続の追加
Looker のインターフェースを使用してデータベース接続を構成します。Looker の [Admin] セクションで [Connections] を選択し、[Add Connection] をクリックします。
接続情報を入力します。設定の大半はほとんどのデータベース言語で使用されており、Looker のデータベースへの接続に関するドキュメント ページで説明しています。次のフィールドには、Microsoft Azure Synapse Analytics に適用される追加情報が含まれています。
- Dialect: [Microsoft Azure Synapse Analytics] を選択します。
Remote Host:Port: ホスト名とポートを入力します(デフォルトのポートは 1433)。
デフォルト以外の 1433 以外のポートを指定する必要があり、データベースでコロンの代わりにカンマを使用する必要がある場合は、接続設定のさらに下の [Additional Params] フィールドに
useCommaHostPortSeparator=true
を追加できます。これにより、[Remote Host:Port] フィールドにカンマを使用できます。例:jdbc:sqlserver://hostname,1434
[Test Settings Settings] をクリックして、データベースへの接続が成功したことを確認します。トラブルシューティング情報については、データベース接続のテストのドキュメントをご覧ください。
[Add Connection] をクリックして接続を保存します。
機能のサポート
一部の機能については、Lookerでサポートするには、データベースダイアレクトが同じ機能に対応している必要があります。
Looker の最新リリースでは、Microsoft Azure Synapse Analytics は以下の Looker 機能をサポートしています。
次のステップ
データベースの構成が完了したら、こちらの手順に沿って Looker からデータベースに接続できます。