Extend によるコードの再利用

このページでは、ビューの一部である extension パラメータについて説明します。

extension は、Explore の一部として使用することもできます（extension（Explore 用）パラメータのドキュメント ページを参照）。

extension は LookML ダッシュボードの一部として使用することもできます。詳しくは、ダッシュボード パラメータのドキュメントをご覧ください。

使用状況

表示: view_name {
拡張機能: 必須
}

階層 ファイルを表示 view extension

デフォルト値 なし 許可 値「required」

定義

extension: required パラメータは、ビューに拡張機能が必要であることを示します。つまり、ビューを単独で使用することはできません。ビューのコンテンツと設定は、別のビューの extends パラメータを使用してビューを拡張した場合にのみ使用されます。

extension: required 内のビューは、それ自体ではユーザーに表示されませんが、他のビューによって拡張される出発点として機能することのみを目的としています。

extension パラメータは、値 required のみを受け入れます。ビューの拡張が不要な場合は、extension パラメータ全体を省略します。

LookML オブジェクトに extends を使用する方法について詳しくは、extended でコードを再利用するをご覧ください。

例

以下の looker_events ビューには extension: required パラメータがあるため、ビュー自体はユーザーに表示されません。

ファイル: events.view

view: looker_events {
  extension: required
  sql_table_name: looker_db.events ;;
  # The normal contents of the view follow
}

looker_events ビューを利用する場合は、次のように、それを拡張する別のビューを作成します。

ファイル: new_events.view

include: "events.view"
view: name_of_the_new_view {
  extends: [looker_events]

  measure: additional_measure {
    type: count
  }
  # Additional things you want to add or change
}