Looker モバイルアプリを使用すると、モバイル デバイスから次の機能を実行できます。
- お気に入りのコンテンツや最近表示したコンテンツを表示する
- フォロー中のボードにアクセスする
- フォルダ内のコンテンツに移動する
- Look とダッシュボードを表示する
- モバイル デバイスを使用してコンテンツを共有する
管理者は Looker インスタンスで Looker モバイルアプリを有効にして、ユーザーが Android デバイスまたは iOS デバイスで Looker インスタンスにログインできるようにすることができます。
インスタンスでアプリを有効にする
IP 許可リストが有効になっている場合、ユーザーはサービス プロバイダから IP アドレスに接続できません。
Looker モバイルアプリへのアクセスは、インスタンスでデフォルトで有効になっています。インスタンスのモバイルアプリへのアクセスを有効または無効にするには:
- [管理] パネルの [全般] セクションで [設定] ページを開きます。
- [全般設定] ページの [機能の設定] で、[モバイルアプリへのアクセス] の [有効] または [無効] を選択します。
- [更新] を選択して変更を適用します。
インスタンスでアプリが有効になっている場合、ユーザーはアプリをインストールして、モバイル デバイスにログインできます。
インスタンスのモバイルアプリへのアクセス設定を無効にすると、既存のモバイルアプリ セッションはすべて無効になります。
特定のユーザーへのアクセス権をモバイルアプリに割り当てる
管理者は mobile_app_access 権限を使用して、特定のユーザーとグループに Looker モバイルアプリへのアクセス権を付与できます。特定のユーザーまたはグループにモバイルアプリへのアクセスを許可するには:
- Looker インスタンスでモバイルアプリへのアクセスが有効になっていることを確認します。
- そのユーザーまたはグループに、
mobile_app_access権限を含む権限セットを持つロールを割り当てます。
mobile_app_access 権限を持つユーザーは、メール、QR コード、または生体認証システムで Looker モバイルアプリにログインできます。ユーザーが mobile_app_access 権限を持っていない場合、Looker はアプリにログインしようとするとエラーが表示されます。
ユーザーまたはグループにロールを割り当てる方法については、ロールに関するドキュメント ページをご覧ください。
モバイルアプリ認証を必須にする
管理者は、ユーザーが [管理] パネルの [全般設定] で [モバイル認証を強制] 設定を有効にすることで、モバイルアプリを開くたびに Looker に再ログインするように要求できます。この機能を有効にすると、ユーザーは生体認証ログインを設定できるようになります。この機能を有効にする手順は次のとおりです。
- [管理] パネルの [全般] セクションで [設定] ページに移動します。
- [モバイル認証を適用] で [有効] を選択します。このため、ユーザーがモバイル デバイスでアプリを開くたびに Looker に再度ログインする必要があります。
顧客がホストするインスタンスに関する考慮事項
お客様がホストするインスタンスの管理者は、インスタンスでモバイルアプリを有効にする際に、以下の要件を考慮する必要があります。
- ウェブサーバーと API エンドポイントは、一般公開されているか、モバイルアプリからアクセスできる必要があります。
- API の URL はインスタンス URL と同じホスト名で、ポート 443 またはポート 19999 でトラフィックを処理する必要があります。
詳細については、Looker API のトラブルシューティングのドキュメントをご覧ください。