PHP ライブラリの使用

依存関係の宣言と管理

PHP の依存関係は、標準の composer.json ファイルで宣言します。次に例を示します。

{
    "require": {
        "google/cloud": "^0.72"
    }
}

App Engine では Linux 対応の PHP パッケージを使用できます。ランタイムは、アプリケーションの起動前にアプリケーションのソース ディレクトリで composer.json ファイルを探し、composer を使用して依存関係をインストールします。

デフォルトでは、PHP ランタイムは PHP 7.2 を使用しますが、新しいバージョンの PHP が利用可能になったときにアプリケーションが自動的にアップグレードされないように、composer.json ファイルに PHP のバージョンを明示的に宣言する必要があります。PHP バージョン 5.6.*7.0.*7.1.* もサポートされています。

{
    "require": {
        "php": "7.2.*"
    }
}

ローカルにインストールして実行する

依存関係をローカルにインストールするには、Composer を使用します。

composer install

依存関係を現在のバージョンに固定するには、composer.lock ファイルをアプリケーションに commit します。

任意のウェブサーバーを使用してアプリケーションをテストできます。App Engine フレキシブル環境では、本番環境の NGINX を使用します。PHP の組み込みウェブサーバーを使用すると、アプリケーションをすぐに実行できます。

ウェブ フレームワークをインストールする

デフォルトでは、NGINX が index.php 経由ですべてのリクエストを処理するように構成されています。フレームワークは必須ではありませんが、使用することをおすすめします。App Engine フレキシブル環境では、次のようなウェブ フレームワークを使用できます。

特定のウェブ フレームワークを composer.json に追加するだけで、このフレームワークを使用できます。

{
    "require": {
        "symfony/symfony": " ^3.0"
    }
}

Google Cloud クライアント ライブラリをインストールする

PHP 用 Google Cloud クライアント ライブラリは Google Cloud Platform サービスにアクセスするためのクライアント ライブラリで、記述する必要があるボイラープレート コードを減らすことができます。このライブラリは、高レベルの抽象化によってわかりやすい API を提供します。また、PHP 固有のスタイルに従い、標準ライブラリとうまく連携し、コードベースとの緊密な統合を実現します。結果、気になる重要なコードの作成により多くの時間を割くことができるようになります。

ライブラリをローカルでインストールする場合:

composer require google/cloud

Google Cloud SDK を使用して、認証をローカルで処理できます。ローカル アプリケーションで一時的に独自のユーザー認証情報を使用して API にアクセスするには、次のコマンドを実行します。

gcloud auth application-default login

手動で認証を処理するなどの詳細については、アプリケーションの認証情報を指定するをご覧ください。

非公開リポジトリを使用する

非公開リポジトリのライブラリを使用するには、次のタスクを実行します。

  • リポジトリを構成します。
  • 非公開リポジトリへのアクセスに必要なシークレットを composer に渡します。

次の例は、GitHub の非公開リポジトリにアクセスする方法を示しています。

  1. vcs タイプを使用して composer.json 内でリポジトリを構成します。

    "repositories": [
        {
            "type": "vcs",
            "url": "https://github.com/username/private_package"
        }
    ]
    
  2. プロジェクトのルート ディレクトリに auth.json という名前のファイルを作成します。

    {
        "github-oauth": {
            "github.com": "<your-github-auth-token>"
        }
    }
    

GitHub の管理 UI から GitHub 認証トークンを取得できます。

次の例は、Bitbucket の非公開リポジトリにアクセスする方法を示しています。

  1. vcs タイプを使用して composer.json 内でリポジトリを構成します。

    "repositories": [
        {
            "type": "vcs",
            "url":  "https://bitbucket.org/username/private_git"
        }
    ]
    
  2. プロジェクトのルート ディレクトリに auth.json という名前のファイルを作成します。

    {
        "bitbucket-oauth": {
            "bitbucket.org": {
                "consumer-key": "<your-oauth-consumer-key>",
                "consumer-secret": "<your-oauth-consumer-secret>"
            }
        }
    }
    

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PHP の App Engine フレキシブル環境に関するドキュメント