パッケージ google.longrunning

インデックス

オペレーション

API サービスで長時間実行オペレーションを管理します。

完了するまでの時間が通常でも長くなる API メソッドについては、クライアントに Operation を返すように設計できます。クライアントはこのインターフェースを使用することで、オペレーション リソースをポーリングして実際のレスポンスを非同期的に受信できます。また、オペレーション リソースを別の API(Google Cloud Pub/Sub API など)に渡してレスポンスを受信することもできます。長時間実行オペレーションを返す API サービスでは、デベロッパーがクライアントの動作の一貫性を期待できるように、Operations インターフェースを実装する必要があります。

GetOperation

rpc GetOperation(GetOperationRequest) returns (Operation)

長時間実行オペレーションの最新状態を取得します。クライアントはこのメソッドを使用して、API サービスで推奨される間隔でオペレーションの結果をポーリングできます。

承認スコープ

次の OAuth スコープのいずれかが必要です。

  • https://www.googleapis.com/auth/cloud-healthcare
  • https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform

詳細については、認証の概要をご覧ください。

ListOperations

rpc ListOperations(ListOperationsRequest) returns (ListOperationsResponse)

リクエストで指定したフィルタに一致するオペレーションを一覧表示します。このメソッドがサーバーでサポートされていない場合は、UNIMPLEMENTED を返します。

注: name バインディングを使用すると、users/*/operations などの異なるリソース名スキームを使用するために、API サービスがバインディングをオーバーライドできます。バインディングをオーバーライドするときに、API サービスは "/v1/{name=users/*}/operations" のようなバインディングをサービス構成に追加する場合があります。下位互換性を維持する目的で、デフォルトの名前にはオペレーションのコレクション ID が含まれています。ただし、オーバーライドを行うユーザーは、名前のバインディングが親リソースであり、オペレーション コレクション ID がないことを確認する必要があります。

承認スコープ

次の OAuth スコープのいずれかが必要です。

  • https://www.googleapis.com/auth/cloud-healthcare
  • https://www.googleapis.com/auth/cloud-platform

詳細については、認証の概要をご覧ください。

GetOperationRequest

Operations.GetOperation に対するリクエスト メッセージ。

フィールド
name

string

オペレーション リソース名。

ListOperationsRequest

Operations.ListOperations に対するリクエスト メッセージ。

フィールド
name

string

オペレーションの親リソースの名前。

filter

string

標準リストフィルタ。

page_size

int32

標準的なリストのページサイズ。

page_token

string

標準的なリストのページトークン。

ListOperationsResponse

Operations.ListOperations に対するレスポンス メッセージ。

フィールド
operations[]

Operation

リクエストで指定されたフィルタに一致するオペレーションのリスト。

next_page_token

string

標準的なリストの次ページのトークン。

オペレーション

このリソースは、ネットワーク API 呼び出しの結果の長時間実行オペレーションを示します。

フィールド
name

string

サーバーによって割り当てられる名前。最初にその名前を返すサービスと同じサービス内でのみ一意になります。デフォルトの HTTP マッピングを使用している場合は、nameoperations/{unique_id} で終わるリソース名にします。

metadata

Any

オペレーションに関連付けられているサービス固有のメタデータ。通常は進捗情報や、作成日時などの共通メタデータが含まれます。一部のサービスでは、このようなメタデータが提供されないこともあります。メタデータがある場合、長時間実行オペレーションを返すメソッドでは、メタデータの型をドキュメント化しておく必要があります。

done

bool

値が false の場合は、オペレーションが進行中であることを意味します。true の場合、オペレーションは完了しており、error または response が利用可能です。

共用体フィールド result。オペレーションの結果。error または有効な response になります。done == false の場合、errorresponse も設定されません。done == true の場合、errorresponse のどちらか一方のみが設定されます。result は次のいずれかになります。
error

Status

失敗またはキャンセルされた場合のエラー結果。

response

Any

成功した場合はオペレーションの通常のレスポンス。元のメソッドで成功時にデータが返されない場合(Delete など)、レスポンスは google.protobuf.Empty になります。元のメソッドが標準の Get/Create/Update である場合、レスポンスはリソースになります。他のメソッドについては、レスポンスのデータ型が XxxResponseXxx は元のメソッド名)になります。たとえば、元のメソッド名が TakeSnapshot() であれば、レスポンスのデータ型は TakeSnapshotResponse になると推測できます。