このページでは、Anthos Service Mesh の使用中に切断モードで発生する Anthos のトラブルシューティングに役立つ手順を示します。
切断モードで実行中の Anthos は、Anthos Service Mesh のライフサイクル(インストール、アップグレード、アンインストール、ヘルスチェックなど)の管理に役立ちます。ユーザー クラスタで実行されている Anthos Service Mesh を管理するには、Kubernetes Resource Model API ServiceMeshBinding
と ServiceMeshFeatureSpec
の作成、読み取り、更新、削除を行います。
Anthos Service Mesh のライフサイクルを管理する
ユーザー クラスタで実行されている Anthos Service Mesh のステータスは、anthos-management-center
名前空間の ServiceMeshBinding
オブジェクトの status
フィールドに報告されます。たとえば、ユーザー クラスタで実行されている Anthos Service Mesh のステータスを取得するには、次のようにします。
KUBECONFIG=ADMIN_KUBECONFIG \
kubectl get servicemeshbinding -n anthos-management-center -o \
jsonpath="{range .items[*].status.bindingItemStatuses[*]}{'\n'}{['clusterID', 'configRef', 'conditions']}" \
| grep TARGET_CLUSTER_ID
次のように置き換えます。
ADMIN_KUBECONFIG
: 管理クラスタ用 kubeconfig ファイルのパス。TARGET_CLUSTER_ID
: ユーザー クラスタの名前。出力例を次に示します。
target-user-cluster-1 {"name":"new-spec-f75y8","namespace":"anthos-management-center"} [{"lastTransitionTime":"2021-05-27T18:06:27Z","message":"","observedGeneration":1,"reason":"Healthy","status":"True","type":"Ready"}]
Anthos Service Mesh のライフサイクル管理の完全なステータスを表示するには、次のコマンドを実行します。
KUBECONFIG=ADMIN_KUBECONFIG \
kubectl get servicemeshbinding -n anthos-management-center -o \
jsonpath="{.items[*].status}"
Anthos Service Mesh のトラブルシューティング
Anthos Service Mesh に関する問題のトラブルシューティングについては、Anthos Service Mesh のトラブルシューティングに関する順を追った手順をご覧ください。