App Engine の料金

App Engine のアプリケーションは、一般提供(GA)後、スタンダード環境内でインスタンスとして実行されます。ベータ版の段階ではフレキシブル環境で実行されます。

スタンダード環境内のインスタンスは、1 日の使用上限が設定されたリソースにアクセスできます。この制限は割り当てで定義され、制限内のリソースは無料で使用できます。この制限を超えると、次のように課金されます。費用制限を設定すると、アプリケーションの費用を制御できます。料金計算ツールを使用すると、スタンダード環境での費用を算出できます。

料金計算ツールに移動する

フレキシブル環境のインスタンスの場合、サービスと API は以下の説明のように課金されます。

各地の通貨で請求する場合、Google では記載された価格を大手金融機関の換算レートに準じて適切な現地通貨に換算します。

リソースの利用料金

アプリケーションには、使用されているリソースやサービスに応じて、さまざまな費用がかかることがあります。特定のリソースの費用について詳しくは、以下の表をご覧ください。

スタンダード環境のインスタンス

App Engine スタンダード環境で実行されるアプリケーションは、指定したインスタンス クラスにデプロイされます。次の表に、それぞれのインスタンス クラスの時間あたりの料金を示します。

米国 ヨーロッパ アジア(台湾) アジア(日本)
インスタンス クラス 1 インスタンスの 1 時間あたりの費用
B1
B2
B4
B4_1G
B8
F1
F2
F4
F4_1G

注: インスタンスごとに、初期起動費用としてインスタンス時間に 15 分が加算されます。

手動または基本スケーリング サービスで実行されるインスタンスは、稼働時間に基づいて時間単位で課金されます。インスタンスを手動で起動した場合、起動後すぐに課金が開始し、インスタンスをシャットダウンして 15 分後に課金が終了します。基本スケーリング サービスで起動した場合には、インスタンスが最後のリクエストを処理してから 15 分後に課金が終了します。ランタイムのオーバーヘッドは、インスタンスのメモリ制限の計算対象になります。Java のオーバーヘッドは他の言語よりも多くなります。

重要: インスタンス時間で課金される場合、課金の明細にインスタンス クラスは表示されません。代わりに、該当するインスタンス時間が表示されます。たとえば、F4 インスタンスを 1 時間使用した場合、明細に「F4」とは表示されず、F1 の単価での 4 時間分の料金が表示されます。

フレキシブル環境のインスタンス

App Engine フレキシブル環境で実行されるアプリケーションは、指定した仮想マシンタイプにデプロイされます。次の表に、さまざまなコンピューティング リソースの 1 時間あたりの料金を示します。

米国 ヨーロッパ アジア(台湾) アジア(日本)
リソース 単位 単価
vCPU コア時間あたり
メモリ GB 時間あたり
永続ディスク GB 単位/月

Google Cloud Datastore の呼び出し

Cloud Datastore のオペレーションは次のように課金されます。

米国 ヨーロッパ アジア(台湾) アジア(日本)
リソース 1 日あたりの無料割り当て 単位 無料割り当て超過分の料金単価
データの保存 1 GB GB 単位/月
エンティティの読み取り 50,000 10 万エンティティ
エンティティの書き込み 20,000 10 万エンティティ
エンティティの削除 20,000 10 万エンティティ
小規模なオペレーション

検索

Search API を使用した場合の料金は次のとおりです。検索呼び出しの種類別の詳細については、Java または Python のドキュメントをご覧ください。

米国 ヨーロッパ アジア(台湾) アジア(日本)
リソース 単位 単価
ストレージの合計(ドキュメントとインデックス) GB 単位/月
クエリ 1 万クエリ
検索可能なドキュメントのインデックス作成 GB 単位

* ストレージの料金は Datastore の料金です。

その他のリソース

米国 ヨーロッパ アジア(台湾) アジア(日本)
リソース 単位 単価(米ドル)
送信ネットワーク トラフィック - スタンダード環境 GB
送信ネットワーク トラフィック - フレキシブル環境 GB Google Compute Engine のネットワーク料金
受信ネットワーク トラフィック GB
Blobstore、タスクキュー、保存データ* GB/月
専用の Memcache GB/時
Logs API GB
メールの送信、共有の Memcache、Cron、API(URL の取得、タスクキュー、イメージ、ソケット、ファイル、ユーザー、チャネル)

* Blobstore は、Google Cloud Storage バケット(App Engine のデフォルト バケットを含む)を使用して blob を保存します。費用については、Google Cloud Storage マルチリージョン バケットの料金をご覧ください。

注: 使用しているアプリが、リクエストを開始するために必要なリソースの無料割り当て枠(帯域幅の割り当てやインスタンス時間の割り当てなど)を超過した場合は、アプリのユーザーに HTTP 503 エラーなどのサーバーエラーが表示されます。他のすべてのサービスの場合は、無料アプリの割り当て枠を超えると、割り当て例外が発生し、ユーザーにメッセージが表示されて、アプリを段階的に処理できるようになります。詳しくは、リソースがすべて消費された場合についての記事をご覧ください。

課金管理

プロジェクト オーナーが課金管理者になり、課金関連の基本的な作業を行う必要があります。詳細については、サポートのヘルプページで課金管理者の管理方法をご確認ください。

課金設定

無料割り当て枠を超えるリソースを使用するには、Google Cloud Platform Console で請求先アカウントを追加して、プロジェクトに対する課金を有効にする必要があります。詳細については、課金の有効化をご覧ください。

プロジェクトの作成前に請求先アカウントが設定されている場合には、プロジェクトへの課金がデフォルトで有効になります。複数の請求先アカウントが設定されている場合には、プロジェクトに関連付けるアカウントを選択する必要があります。請求先アカウントがない場合には、請求先アカウントを追加し、無料割り当て枠を超えるリソースを使用するプロジェクトで請求を有効にする必要があります。

アプリケーションを無効にする場合には、アプリケーションに対する課金も無効にする必要があります。無効にしないと、データストア ストレージと同じように、固定料金がアプリに課金されます。

デフォルトでは、課金を有効にすると費用制限が制限なしに設定されます。費用制限を設定すると、1 日の料金の上限を設定できます。

費用制限

費用制限を設定すると、プロジェクトで 1 日に課金される App Engine のリソースの量を制限できます。ただし、費用制限の及ばない Google Cloud Platform の他のリソースの使用に対して別途課金される場合があります。複数のプロジェクトがある場合は、プロジェクトごとに費用制限を設定することをおすすめします。

費用制限を設定する場合には、リソース使用量の急増にも対応できるように設定してください。アプリケーションが 1 日の費用制限を超えると、無料割り当て枠を超えた分のリソースを使用するオペレーションはすべて失敗します。

デフォルトでは、プロジェクトの費用制限は制限なしに設定されています。アプリケーションの費用を制限するには、費用制限を設定してください。

課金について

アプリの課金額を確認するには、Google Cloud Platform Console で [課金] に移動します。請求先アカウントを選択して、[履歴] ページに移動します。

料金の履歴を確認できるのは、課金管理者だけです。書面での請求書は請求先に送付されません。

料金の履歴には、アカウントのリソースの使用料とお支払いに関連するすべてのアクティビティが表示されます。このレポートでは、米国太平洋標準時を使用しています。

毎日と毎月の課金額

課金額は毎日および毎月更新されます。

  • 毎日: 毎日、実際に使用したリソースの料金が課金されます。無料割り当て枠までの使用量は、合計の使用量に含まれますが、課金対象にはなりません。無料割り当て枠を超えた使用量に対しては、所定の金額で課金されます。
  • 毎月: 毎月初日に、前月の毎日の課金額が合計され、税額が計算されます(該当する場合)。この合計金額がアプリに設定されたお支払方法で請求されます。

税金

国によっては、App Engine の料金が課税対象になる場合があります。お住いの地域で課税される場合には、使用料金に所定の税額が加算されます。費用制限に税額は含まれません。1 日ごとの使用料金に税額が加算されるため、アカウントに対する最終的な請求額が費用制限額を超える場合があります。請求金額に含まれる税額は、Google Cloud Platform Console の [課金] で確認できます。請求先アカウントを選択して [履歴] ページに移動すると、料金の履歴が表示されます。

猶予期間

Cloud Platform Console の App Engine ダッシュボードで、アプリの現在の課金状況を確認できます。期日までに支払いが行われないと、アプリのアカウントは滞納者となり、猶予期間になります。未納料金は猶予期間が終わるまでに支払う必要があります。猶予期間中も引き続きアプリは実行されますが、予算が制限されます。猶予期間内に支払いを行わないと、割り当てがデフォルト レベルに戻ります。

[料金の履歴] ページで [お支払い] をクリックすると、未納金の支払いができます。お支払いの前に [課金設定] ページで別のお支払方法を追加したり、アカウントの問題(カードの期限切れなど)を解決したりしなければならない場合があります。お支払いが完了すると、課金状況が有効に変わります。

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