組織に MART IP を追加する

MART エンドポイントの IP アドレスを Apigee 組織に追加する必要があります。この値は、以前にオーバーライド ファイルの mart.hostAlias プロパティの値として設定しています。MART を介してランタイム プレーンと通信するには、管理プレーンにこのアドレスが必要です。

MART IP を組織に追加する手順は、次のとおりです。

  1. 以前にオーバーライド ファイルの mart.hostAlias プロパティに設定した値を取得します。MART が機能するには、ホスト エイリアスに完全修飾ドメイン名を指定する必要があります。
  2. サービス アカウントを追加するで説明されているとおり、前にダウンロードした Apigee 組織管理者ロールを持つサービス アカウント キーを探します。次の手順を完了するには、この JSON キーファイルのパスが必要です。
  3. GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS 環境変数をサービス アカウント キーが置かれているパスに設定します。

    export GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS=your_sa_credentials_file.json
  4. 次の Apigee API を呼び出して、組織を MART エンドポイントで更新します。
    curl -v -X PUT \
       https://apigee.googleapis.com/v1/organizations/your_org_name \
      -H "Content-Type: application/json" \
      -H "Authorization: Bearer $(gcloud auth application-default print-access-token)" \
      -d '{
      "name" : "your_org_name",
      "properties" : {
        "property" : [ {
          "name" : "features.hybrid.enabled",
          "value" : "true"
        }, {
          "name" : "features.mart.server.endpoint",
          "value" : "https://HOST_ALIAS_DNS"
        } ]
      }
    }'

    次に例を示します。接頭辞 https:// をドメイン名に必ず追加してください。

    curl -v -X PUT \
       https://apigee.googleapis.com/v1/organizations/my_organization \
      -H "Content-Type: application/json" \
      -H "Authorization: Bearer $(gcloud auth application-default print-access-token)" \
      -d '{
      "name" : "my_organization",
      "properties" : {
        "property" : [ {
          "name" : "features.hybrid.enabled",
          "value" : "true"
        }, {
          "name" : "features.mart.server.endpoint",
          "value" : "https://foo-mart.example.com"
        } ]
      }
    }'