このトピックでは、MART サービス アカウントを構成する方法について説明します。
MART サービス アカウントの追加
MART と Apigee Connect では、認証に Google Cloud サービス アカウントが必要です。
apigee-mart
サービス アカウント用のキーファイルを探します。このファイルの拡張子は.json
です。apigee-org
ディレクトリまたはサブディレクトリにあるはずです。- 本番環境のインストール:
apigee-mart.json
- 非本番環境のインストール:
apigee-non-prod.json
- 本番環境のインストール:
- MART サービス アカウント ファイルが表示されない場合は、
create-service-account
ユーティリティを使用してファイルを作成してダウンロードします。PROJECT_ID
環境変数が設定されていることを確認します。echo $PROJECT_ID
必要に応じて定義します。
export PROJECT_ID=my-project-id
- MART サービス アカウントを作成します。
create-service-account
ツールは次の場所にあります。APIGEE_HELM_CHARTS_HOME/ └── apigee-operator/ └── etc/ └── tools/ └── create-service-account
本番環境
create-service-account \ --env prod \ --profile apigee-mart \ --dir PATH_TO_apigee-org_CHART_DIR
非本番環境
$HYBRID_FILES/tools/create-service-account \ --env non-prod \ --profile apigee-mart \ --dir PATH_TO_apigee-org_CHART_DIR/
overrides.yaml
ファイルを編集し、connectAgent
プロパティとmart.serviceAccountPath
プロパティに鍵ファイルのパスを追加します。本番環境
connectAgent: serviceAccountPath: path_to_apigee-mart.json mart: serviceAccountPath: path_to_apigee-mart.json
非本番環境
connectAgent: serviceAccountPath: path_to_apigee-non-prod.json mart: serviceAccountPath: path_to_apigee-non-prod.json
次に例を示します。
... connectAgent: serviceAccountPath: /apigee/hybrid/helm-charts/apigee-org/apigee-mart.json mart: serviceAccountPath: /apigee/hybrid/helm-charts/apigee-org/apigee-mart.json ...
- 変更を適用するには、以下のコマンドを使用します。
helm upgrade ORG_NAME apigee-org/ \ --namespace apigee \ --atomic \ -f OVERRIDES_FILE.yaml