Error Catcher トリガーを使用すると、統合内で特定されたトリガー、タスク、エッジ条件の失敗を処理するために定義またはカスタマイズされたエラー キャッチャーを呼び出すことができます。
Error Catcher トリガーを追加する
統合に Error Catcher トリガーを追加するには、次の操作を行います。- Apigee UI で、Apigee 組織を選択します。
- [Develop] > [Integrations] の順にクリックします。
- 既存のインテグレーションを選択するか、[Create Integration] をクリックして新しいインテグレーションを作成します。
新しいインテグレーションを作成する場合:
- [Create Integration] ダイアログで名前と説明を入力します。
- サポートされているリージョンのリストから、インテグレーションのリージョンを選択します。
- [Create] をクリックします。
統合デザイナーで統合が開きます。
- 統合デザイナーのナビゲーション バーで、[+ +Add a task/trigger] > [Triggers] の順にクリックして、使用可能なタスクのリストを表示します。
- [Error Catcher] トリガー要素をクリックして、統合デザイナーに配置します。
Error Catcher トリガーを構成する
統合デザイナーの [Error Catcher] トリガー要素をクリックして、トリガー構成ペインを表示します。
[Configuration] タブには、エラー キャッチャー ID が表示されます。これは、統合デザイナーでトリガーを追加すると自動生成されます。自動生成された ID は、必要に応じて編集できます。このトリガーに必要な構成はありません。
エラー キャッチャー ロジックを作成する
統合デザイナーで Error Catcher トリガーを追加したら、Apigee Integration で使用可能なタスクを使用してカスタム エラー キャッチャー ロジックを作成できます。統合デザイナーで目的の統合タスク要素をクリックして配置し、Error Catcher トリガーと接続します。
エラー キャッチャーを接続する
カスタム エラー キャッチャー ロジックを作成したら、そのロジックを使用して、タスクレベルとイベントレベルの両方でエラーや実行エラーを処理できます。メイン統合でエラー キャッチャーを使用または接続するには、次の操作を行います。
- メイン統合の既存のトリガーまたはタスクをクリックして、トリガーまたはタスクの構成ペインを開きます。
- 構成ペインで、[Error handling] セクションを開き、[Error catcher] に移動します。
- [Select error catcher] をクリックし、使用するエラー キャッチャー トリガー ID を選択します。
要素がエラー キャッチャーに接続されていることを示す赤色のインジケーターが、それぞれのトリガーまたはタスク要素に表示されます。
次の図は、エラー キャッチャーを使用する統合フローの例を示しています。