注: このプロダクトの一部の機能はベータ版です。ハイブリッド インストール オプションは一般提供です。ベータ版プログラムに参加するには、Apigee の担当者にお問い合わせください。

トレース、分析、デプロイ ステータスに関するデータの収集

Apigee ハイブリッドでは、トレース、分析、デプロイのステータス データを利用できます。このデータはデータ収集 Pod によって収集され、管理プレーンに送信されます。データを表示、分析しモニタリングとアラートを設定できます。

データについて

ハイブリッドのすべての Message Processor(MP)サービスは、トレース(開始時)、分析、デプロイのステータス データを TCP を介してクラスタのデータ収集 Pod にストリーミングします。データ収集 Pod は、Fluentd サービスを介してストリーミングされたデータを Pod のファイル システムに保存します。

UDCA(Universal Data Collection Agent)は、保存されたデータを定期的に抽出し、管理プレーンの UAP(Unified Analytics Platform)サービスに送信します。UAP は、受信したアナリティクスとデプロイのステータス データを処理し、ハイブリッド UI または Apigee API に公開します。

Apigee ハイブリッドは、少なくとも 2 つのレプリカを使用してデータ収集 Pod を ReplicaSet として実装します。

次の図は、トレース、分析、デプロイのステータス データの収集プロセスを示しています。

Message Processor から始まり、UDCP で保存されて、最終的に Apigee API または Apigee ハイブリッド UI によって処理されるデータのフローを示すアーキテクチャ図。

トレース、分析、デプロイのステータス データは、ロギングおよび指標のデータと同じ場所に保存される、または同じ方法でアクセスされることはありません。

  • ロギングと指標のデータは GCP プロジェクトに保存され、Cloud Monitoring などのツール、またはユーザーが選択した任意の方法でアクセスできます。
  • 一方、トレース、分析、デプロイのステータス データは、ハイブリッド管理プレーンに保存され、ハイブリッド UI や Apigee API などの Apigee サービスを介してアクセスします。

次の表に、データ収集 Pod によって収集されるデータの概要を示します。

データの種類 データセット名 説明 更新頻度 API
分析 api 1 秒あたりのトランザクション、キャッシュ使用量、エラー、レイテンシ、リクエストとレスポンスのサイズ、トラフィック数などの API の使用状況に関するデータ。

詳しくは、分析の指標、ディメンション、フィルタのリファレンスをご覧ください。

最大 30 秒の遅延 Analytics Admin API
デプロイ ステータス event API プロキシの現在のデプロイ ステータス。

この情報を確認する方法の詳細については、デプロイ ステータスの表示をご覧ください。

今すぐ Deployments API
トレース trace

API プロキシのセッション データをデバッグします。このデータには、ポリシー実行時に適用された変換とリクエストおよびレスポンスのパラメータが含まれます。

トレースデータは、サイズが大きくなるため、分析やデプロイのステータス データとは異なり、常には収集されません。その代わり、トレースデータはデバッグ セッションを開始すると収集されます。

詳細については、Trace の概要をご覧ください。

今すぐ Debug Session API
Debug Session Data API

ハイブリッド UI でデータを表示する

このセクションでは、Apigee ハイブリッド UI でトレース、分析、デプロイのステータス データを表示する方法について説明します。

トレース

ハイブリッド サービスのトレースデータは Edge トレースデータと同じ方法でアクセスできますが、フィルタ サポートの強化など異なる点もあります。詳細については、Trace の概要をご覧ください。

分析

ハイブリッド サービスの分析データには、Edge Analytics データと同じ方法でアクセスできます。詳細については、Edge ドキュメントの分析ダッシュボードの使用をご覧ください。

プロキシ デプロイのステータス

デプロイ ステータスの表示については、デプロイ ステータスの表示をご覧ください。

データ収集を構成する

データ収集 Pod でトレース、分析、デプロイのステータス データを収集する方法と場所を設定するには、その構成プロパティを使用して UDCA サービスを構成します。UDCA プロパティには、UDCA 全般で使用されるプロパティと、各データセットに固有のプロパティがあります。

UDCA を構成するには:

  1. ランタイム プレーン コンポーネントの管理の説明に従って、Kubernetes 管理マシンで、overrides.yaml ファイルを編集用に開きます。
  2. UDCA 構成設定の値を設定します。UDCA では、次のようなプロパティに対してカスタム値を設定できます。
    • ポーリング間隔
    • レプリカ数(最小値および最大値)
    • ターゲット CPU の割合(追加のレプリカをトリガーする)

    カスタマイズ可能な UDCA プロパティの完全なリストについては、udca をご覧ください。

  3. overrides.yaml ファイルに変更を保存します。
  4. 次の例に示すように apigeectl apply コマンドを実行して、変更をクラスタに適用します。
    apigeectl apply -f my-overrides.yaml --org --env env-name

    apply コマンドの詳細については、クラスタにハイブリッドを適用するをご覧ください。