エラー キャッチャー

エラー キャッチャーは Apigee Integration のエラー処理メソッドの 1 つで、統合の実行中に発生したタスクやイベントのエラーの処理に役立ちます。

エラー キャッチャーは、メインの統合内のサブ統合フローに類似しています。各エラー キャッチャーは、Error Catcher トリガーと呼ばれるトリガーを使用して起動でき、エラーを処理するようにカスタマイズされた、一連の構成済み統合タスクを実行します。

1 つの統合に 1 つ以上のエラーキャッチャーを定義して、タスクレベルとイベントレベルの両方でエラーや実行の失敗を処理できます。
タスクレベルのエラー キャッチャー
タスクレベルのエラー キャッチャーは、統合の実行中に個々のタスクの失敗を処理します。

次の図では、タスクレベルでエラー キャッチャーを使用する統合フローの例を示します。

タスクレベルのエラー キャッチャーを示す画像 タスクレベルのエラー キャッチャーを示す画像

イベントレベルのエラー キャッチャー
イベントレベルのエラー キャッチャーは、統合エラー、エッジ条件エラー、タスクエラー、再試行実行エラーなどの実行エラーを処理します。イベントレベルのエラー キャッチャーは、タスクの失敗を処理するタスクレベルのエラー キャッチャーを定義または接続していない場合に呼び出されます。

次の図では、イベントレベルのエラー キャッチャーを使用する統合フローの例を示します。

イベントレベルのエラー キャッチャーを示す画像 イベントレベルのエラー キャッチャーを示す画像

統合でエラー キャッチャーを定義して使用する方法については、エラー キャッチャー ロジックを作成するをご覧ください。