データ マッピング関数のリファレンス

サポートされているマッピング関数

ADD 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
ADD 指定された数値を既存の数値に追加します。 ADD(value) 追加する数値。 2 つの数値の和。

例: 2 つの整数値を合計する

サンプルデータ: $var1$ = 15

使用方法: $var1$.ADD(5)

var1 に 5 を追加します。

出力: 20

AND 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
AND 指定されたブール値の論理 AND 演算を行います。 AND(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の AND 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = TRUE

使用方法: $var1$.AND(TRUE)

ブール式の AND 値を求めます。

出力: TRUE

APPEND_ALL 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
APPEND_ALL 指定された値をすべて配列に追加します。 APPEND_ALL(value1, value2, ...) 追加する値。

追加する値のデータ型は配列のデータ型と一致する必要があります。たとえば String 配列の場合は、文字列値しか追加できません。

追加された値を含む配列。

例 1: 整数配列に値を追加する

サンプルデータ: $var1$ = {3,6,8,1}

使用方法: $var1$.APPEND_ALL(7,9,15)

値 7、9、15 を var1 に追加します。

出力: {3,6,8,1,7,9,15}

例 2: ブール値配列に値を追加する

サンプルデータ: $var1$ = {True,False,True}

使用方法: $var1$.APPEND_ALL(False,True)

FalseTrue を var1 に追加します。

出力: {True,False,True,False,True}

例 3: 文字列配列に値を追加する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","Apigee"}

使用方法: $var1$.APPEND_ALL("Integrations","Test")

IntegrationsTest という単語を var1 に追加します。

出力: {"Hello","Apigee","Integrations","Test"}

APPEND_ELEMENT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
APPEND_ELEMENT JSON 配列に要素を 1 つ追加します。 APPEND_ELEMENT(value) 追加する値。 追加された要素を含む JSON 配列。

例: JSON 配列に要素を 1 つ追加する

サンプルデータ: $var1$ = ["first", "second", "third", "fourth"]

使用方法: $var1$.APPEND_ELEMENT("fifth")

要素 fifthvar1 に追加します。

出力: ["first", "second", "third", "fourth", "fifth"]

APPEND 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
APPEND 指定された値を配列に追加します。 APPEND(value) 追加する値。

追加する値のデータ型は配列のデータ型と一致する必要があります。たとえば Boolean 配列の場合は、True または False しか追加できません。

追加された値を含む配列。

例 1: 整数配列に値を追加する

サンプルデータ: $var1$ = {3,6,8,1}

使用方法: $var1$.APPEND(7)

値 7 を var1 に追加します。

出力: {3,6,8,1,7}

例 2: ブール値配列に値を追加する

サンプルデータ: $var1$ = {True,False,True}

使用方法: $var1$.APPEND(True)

値 True を var1 に追加します。

出力: {True,False,True,True}

例 3: 文字列配列に値を 1 つ追加する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","Apigee"}

使用方法: $var1$.APPEND("Integrations")

Integrations という単語を var1 に追加します。

出力: {"Hello","Apigee","Integrations"}

AVG 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
AVG 配列内のすべての値の平均値を計算します。 AVG() なし 配列内のすべての値の平均。戻り値の型は Double です。

例 1: 整数配列内のすべての値の平均値を計算する

サンプルデータ: $var1$ = {2,4,9,3}

使用方法: $var1$.AVG()

var1 の平均値を計算します。

出力: 4.5

例 2: double 配列に含まれるすべての値の平均値を計算する

サンプルデータ: $var1$ = {2.0,6.1,3.9}

使用方法: $var1$.AVG()

var1 の平均値を計算します。

出力: 4.0

CEIL 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
CEIL 指定された入力以上の最小の整数を計算します。 CEIL() なし 整数。

例: 数値の上限を確認する

サンプルデータ: $var1$ = {3.4}

使用方法: $var1$.CEIL()

var1 の上限を確認します。

出力: 4

CONCAT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
CONCAT 指定された文字を既存の文字列に連結します。 CONCAT(value) 連結する文字の文字列。 連結後の文字列。

例: 1 つの文字列を既存の文字列に連結する

サンプルデータ: $var1$ = "HelloApigee"

使用方法: $var1$.CONCAT("Integrations")

文字列 Integrations を var1 に連結します。

出力: HelloApigeeIntegrations

CONTAINS 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
CONTAINS 指定した文字列または文字列配列内での指定した値の出現数を確認します。 CONTAINS(value) 検索する値。 ブール値。一致が見つかった場合は TRUE を返し、見つからなかった場合は FALSE を返します。

例: 文字列内で連続する文字の有無を確認する

サンプルデータ: $var1$ = "Hello Apigee Integrations"

使用方法: $var1$.CONTAINS("xyz")

var1 で xyz の有無を確認します。

出力: FALSE

DECODE_BASE64_STRING 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
DECODE_BASE64_STRING base64 文字列を UTF-8 文字セットにデコードします。 DECODE_BASE64_STRING() なし デコードされた UTF-8 文字列。

例: base64 文字列をデコードする

サンプルデータ: $var1$ = "SGVsbG8gSW50ZWdyYXRpb24h"

使用方法: $var1$.DECODE_BASE64_STRING()

var1 を base64 形式からデコードします。

出力: Hello Integration!

DIVIDE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
DIVIDE 既存の数値を指定された数値で除算します。 DIVIDE(value) 割る数値(除数) 除算の商。

例: 整数を別の整数で除算する

サンプルデータ: $var1$ = 16

使用方法: $var1$.DIVIDE(3)

var1 を 3 で割ります。

出力: 5

EQUALS 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
EQUALS 指定した値と既存の値を比較します。 EQUALS(value) 比較する値。 ブール値。指定された値が既存の値と一致する場合は TRUE を返し、一致しない場合は FALSE を返します。

例 1: 2 つの文字列を比較する

サンプルデータ: $var1$ = "Apigee Integrations"

使用方法: $var1$.EQUALS("Apigee Integrations")

var1 が Apigee Integrations と等しいかどうかを確認します。

出力: TRUE

例 2: 2 つの整数を比較する

サンプルデータ: $var1$ = 34

使用方法: $var1$.EQUALS(23)

var1 が 23 と等しいかどうかを確認します。

出力: FALSE

EQUALS_IGNORE_CASE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
EQUALS_IGNORE_CASE 指定した値と既存の値を比較します。 EQUALS_IGNORE_CASE(value) 比較する値。 ブール値。指定された値が既存の値と一致する場合は TRUE、一致しない場合は FALSE を返します(大文字と小文字は区別しません)。

例: 2 つの文字列を比較する

サンプルデータ: $var1$ = "Apigee Integrations"

使用方法: $var1$.EQUALS_IGNORE_CASE("apigee integrations")

var1 が apigee integrations と等しいかどうかを確認します。

出力: TRUE

EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME Unix エポック時間(ミリ秒)を人が読める形式の時間形式に変換します。 EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME (value, value) この関数には、以下の引数が渡されます。
  • 最初の引数(文字列): タイムスタンプの形式パターン(hh:mm:ss など)。
  • 2 番目の引数(文字列): ターゲット タイムゾーン。

    有効な値として、UTC、オフセット付き UTC、GMT、その他のタイムゾーン名などが挙げられます。

    UTCGMT の値のみ短縮形で指定できます。その他のタイムゾーンの場合は、完全なタイムゾーン名を指定する必要があります。たとえば、「オーストラリア / メルボルン」のタイムゾーンを指定する場合は、値として AEDT ではなく Australia/Melbourne を指定する必要があります。タイムゾーン名の完全なリストについては、tz database のタイムゾーン一覧(英語)をご覧ください。

人が読める形式に変換されたタイムスタンプ。

例: Unix エポック時間(ミリ秒)を人が読める形式に変換する

サンプルデータ: $var1$ = 1667494335011

使用方法 1: $var1$.EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME("EEE, d MMM yyyy HH:mm:ss z","UTC")

var1 を UTC タイムゾーンの EEE, d MMM yyyy HH:mm:ss z)形式で人が読めるタイムスタンプに変換します。

出力: Thu, 3 Nov 2022 16:52:15 UTC

使用方法 2: $var1$.EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME("EEE, yy-MM-dd HH:mm:ss,SSS","GMT")

var1 を GMT タイムゾーンの EEE, yy-MM-dd HH:mm:ss,SSS 形式で人が読めるタイムスタンプに変換します。

出力: Thu, 22-11-03 16:52:15,011

使用方法 3: $var1$.EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME("EEE, yy-MM-dd HH:mm:ss,SSS ZZZZ","America/Los_Angeles")

var1 を米国 / ロサンゼルス タイムゾーンの EEE, yy-MM-dd HH:mm:ss,SSS ZZZZ 形式で人が読めるタイムスタンプに変換します。

出力: Thu, 22-11-03 09:52:15,011 GMT-07:00

EXPONENT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
EXPONENT 既存の数のべき乗を計算します。 EXPONENT(value) 指数値。 指定した指数でべき乗した数値。

例: 整数値を 3 でべき乗した値を求める

サンプルデータ: $var1$ = 5

使用方法: $var1$.EXPONENT(3)

var1 を 3 でべき乗します。

出力: 125

FILTER 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
FILTER 指定したフィルタ条件を満たす配列要素を除外します。

フィルタ条件は、TRUE または FALSE に評価される必要があります。

フィルタ条件には、現在の配列イテレーション要素に適用される 1 つ以上の変換関数が含まれます。

FILTER(~objn -> Variable or Value)

ここで、~objn は、変換関数を適用する現在の配列要素を示します。デフォルトでは、n の値は 1 から始まります。

スキーマのある JSON 配列の場合、現在の配列要素の後にドット(.)表記を使用して、その配列要素のネストされたプロパティに直接アクセスできます。例: ~objn.PROPERTY

TRUE または FALSE に評価されるフィルタ条件。 フィルタ条件に一致する要素の配列。

例 1: 文字列配列をフィルタする

サンプルデータ: $var1$ = { "sara@example.com", "bola@example.com", "222larabrown@gmail.com", "dana@examplepetstore.com", "cloudysanfrancisco@gmail.com"}

使用方法: $var1$.FILTER(~obj1-> ~obj1.CONTAINS("@gmail.com"))

var1 で @gmail.com を含む文字列要素をフィルタします。

出力: {"222larabrown@gmail.com","cloudysanfrancisco@gmail.com"}

例 2: JSON 配列をフィルタする

サンプルデータ:

  $var1$ = {
  "citynames": [
    {
      "city": "Abbeville",
      "state": "Louisiana"
    },
    {
      "city": "Aberdeen",
      "state": "Maryland"
    },
    {
      "city": "Benicia",
      "state": "California"
    },
    {
      "city": "Chehalis",
      "state": "Washington"
    },
    {
      "city": "Aberdeen",
      "state": "Washington"
    },
    {
      "city": "Aberdeen",
      "state": "Mississippi"
    },
    {
      "city": "Cheektowaga",
      "state": "New York"
    }
  ]
}

使用方法:

var1.citynames
.FILTER(~obj1->
    ~obj1
    .GET_PROPERTY("city")
    .EQUALS("Aberdeen")
)

var1 に都市が Aberdeen が含まれている要素をフィルタします。

出力:

  [{
    "city": "Aberdeen",
    "state": "Maryland"
  },
  {
    "city": "Aberdeen",
    "state": "Washington"
  },
  {
    "city": "Aberdeen",
    "state": "Mississippi"
  }]

例 3: ネストされた JSON 配列をフィルタする

サンプルデータ:

  $var1$ =
{
  "products": [
    {
      "PA": "Integrations",
      "users": [
        {
          "name": "Ariel",
          "role": [
            "editor",
            "approver"
          ]
        },
        {
          "name": "Dana",
          "role": [
            "admin",
            "deployer"
          ]
        },
        {
          "name": "Lee",
          "role": [
            "viewer"
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "PA": "Apigee",
      "users": [
        {
          "name": "Mahan",
          "role": [
            "editor",
            "admin",
            "deployer"
          ]
        },
        {
          "name": "Quinn",
          "role": [
            "invoker"
          ]
        }
      ]
    },
    {
      "PA": "Connectors",
      "users": [
        {
          "name": "Kiran",
          "role": [
            "invoker",
            "admin",
            "deployer"
          ]
        },
        {
          "name": "Sasha",
          "role": [
            "admin"
          ]
        }
      ]
    }
  ]
}

使用方法:

    var1.products
    .FOR_EACH(~obj1 ->
      ~obj1
    .SET_PROPERTY(
        ~obj1
      .GET_PROPERTY("users")
      .FILTER(~obj2 ->
        ~obj2
        .GET_PROPERTY("role")
        .TO_STRING()
        .CONTAINS("admin")
      )
       ,
    "users"
    )
  )

var1 の users に admin が含まれている要素をフィルタします。

出力:

    [{
      "PA": "Integrations",
      "users": [{
        "name": "Dana",
        "role": ["admin", "deployer"]
      }]
    }, {
      "PA": "Apigee",
      "users": [{
        "name": "Mahan",
        "role": ["editor", "admin", "deployer"]
      }]
    }, {
      "PA": "Connectors",
      "users": [{
        "name": "Kiran",
        "role": ["invoker", "admin", "deployer"]
      }, {
        "name": "Sasha",
        "role": ["admin"]
      }]
    }]

FLATTEN 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
FLATTEN JSON 配列を繰り返しフラット化し、新しい 1 次元の配列を作成します。 FLATTEN() なし フラット化された JSON 配列。

例: ネストされた JSON 配列をフラット化する

サンプルデータ: $var1$ = [[1, 2], [3, 4]]

使用方法: $var1$.FLATTEN()

var1 をフラット化します。

出力: [1, 2, 3 ,4]

FLOOR 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
FLOOR 指定された入力以下の最大の整数を計算します。 FLOOR() なし 整数。

例:

サンプルデータ: $var1$ = {27.6}

使用方法: $var1$.FLOOR()

var1 の下限を求めます。

出力: 27

FOR_EACH 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
FOR_EACH 配列内の要素ごとに 1 つ以上の変換関数を適用します。 FOR_EACH(~objn -> Variable or Value)

ここで、~objn は、変換関数を適用する現在の配列イテレーション要素を示します。デフォルトでは、n の値は 1 から始まります。

スキーマのある JSON 配列の場合、現在の配列要素の後にドット(.)表記を使用して、その配列要素のネストされたプロパティに直接アクセスできます。をご覧ください。
変換関数。 要素の配列。

例 1: 値を文字列配列のすべての要素に連結する

サンプルデータ: $var1$ = {"Alex","Bola","Charlie","Dana","Hao"}

使用方法: $var1$.FOR_EACH(~obj1-> ~obj1.CONCAT("@gmail.com"))

値 @gmail.com を var1 に連結します。

出力: { "Alex@gmail.com", "Bola@gmail.com", "Charlie@gmail.com", "Dana@gmail.com", "Hao@gmail.com" }

例 2: スキーマのない JSON 配列で、すべての JSON オブジェクトにプロパティを追加する

サンプルデータ:

  $var1$ =
{
  "employeeDetails": [
    {
      "name": "Alex"
    },
    {
      "name": "Bola"
    },
    {
      "name": "Charlie"
    }
  ]
}

使用方法: $var1$.employeeDetails.FOR_EACH(~obj1-> ~obj1.SET_PROPERTY("Google","company"))

プロパティ company:Google を var1 に追加します。

出力:

[
  {
    "name": "Alex",
    "company": "Google"
  },
  {
    "name": "Bola",
    "company": "Google"
  },
  {
    "name": "Charlie",
    "company": "Google"
  }
]

例 3: スキーマのない JSON 配列で、ネストされたすべての JSON オブジェクトにプロパティを追加する

サンプルデータ:

  $var1$ =
{
  "employeeDetails": [
    {
      "name": "Alex",
      "details": [
        {
          "age": "27",
          "address": "1800 Amphibious Blvd. Mountain View, CA 94045"
        }
      ]
    },
    {
      "name": "Bob",
      "details": [
        {
          "age": "25",
          "address": "8 Rue du Nom Fictif 341 Paris"
        }
      ]
    }
  ],
  "deptDetails": [
    {
      "id1": "HR"
    },
    {
      "id2": "Finance"
    },
    {
      "id3": "Sales"
    }
  ]
}

使用方法: $var1$.employeeDetails.FOR_EACH(~obj1-> ~obj1.GET_PROPERTY("details").FOR_EACH(~obj2-> ~obj2.SET_PROPERTY("dd/mm/yyyy", "dob")))

プレースホルダ プロパティ dob: "dd/mm/yyyy" を var1 の details に追加します。

出力:

  [
    [
      {
        "age": "27",
        "address": "1800 Amphibious Blvd. Mountain View, CA 94045",
        "dob": "dd/mm/yyyy"
      }
    ],
    [
      {
        "age": "25",
        "address": "8 Rue du Nom Fictif 341 Paris",
        "dob": "dd/mm/yyyy"
      }
    ]
  ]

例 4: スキーマのある JSON 配列で、JSON オブジェクトのネストされたプロパティを連結する

サンプルデータ:

      $var1$ =
      {"citynames": [
      {
        "city": "Abbeville",
        "info": {
                "pincode": 29620,
                "state": "South Carolina",
                "location" : {
                      "lat" : "50.1055 N",
                     "lon": "1.8368 E"
                }
         }
      },
      {
        "city": "Aberdeen",
        "info": {
                "pincode": AB10,
                "state": "Scotland",
                "location" : {
                      "lat" : "57.1499 N",
                     "lon": "2.0938 W"
                }
         }
      },
      {
        "city": "Benicia",
  "info": {
                "pincode": 94510,
                "state": "California",
                "location" : {
                      "lat" : "38.0494 N",
                     "lon": "122.1586 W"
                }
         }
      }
    ]
  }

使用方法: $var1$.citynames.FOR_EACH(~obj1-> ~obj1.city.CONCAT(",").CONCAT(~obj1.info.location.lat).CONCAT(",").CONCAT(~obj1.info.location.lon))

var1 で区切り文字(,)を使用して、city のネストされたプロパティを連結します。

出力:

[
  "Abbeville,50.1055 N,1.8368 E",
  "Aberdeen,57.1499 N,2.0938 W",
  "Benicia,38.0494 N,122.1586 W"
]

例 5: テンプレート JSON 内の JSON 配列オブジェクト参照を解決する

サンプルデータ:

      $var2$ =
      {
        "cityName": "$~obj1.city$",
        "latitude": "$~obj1.info.location.lat$",
        "longitude": "$~obj1.info.location.lon$"
      }
    
      $var1$ =
      {"citynames": [
      {
        "city": "Abbeville",
        "info": {
                "pincode": 29620,
                "state": "South Carolina",
                "location" : {
                      "lat" : "50.1055 N",
                     "lon": "1.8368 E"
                }
         }
      },
      {
        "city": "Aberdeen",
        "info": {
                "pincode": AB10,
                "state": "Scotland",
                "location" : {
                      "lat" : "57.1499 N",
                     "lon": "2.0938 W"
                }
         }
      },
      {
        "city": "Benicia",
  "info": {
                "pincode": 94510,
                "state": "California",
                "location" : {
                      "lat" : "38.0494 N",
                     "lon": "122.1586 W"
                }
         }
      }
    ]
  }
  

使用方法: $var1$.citynames.FOR_EACH(~obj1-> $var2$.RESOLVETEMPLATE())

var2 の ~obj1 の参照を解決します。ここで、~obj1 は var1 の現在のイテレーション要素です。

出力:

[
  {
    "cityName": "Abbeville",
    "latitude": "50.1055 N",
    "longitude": "1.8368 E",
  }
  {
    "cityName": "Aberdeen",
    "latitude": "57.1499 N",
    "longitude": "2.0938 W",
  }
  {
    "cityName": "Benicia",
    "latitude": "38.0494 N",
    "longitude": "122.1586 W",
  }

]

GET_ELEMENT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_ELEMENT インデックスで指定された JSON 配列の要素を返します。配列内では、最初の値はインデックス 0 で参照できます。最後の値はインデックス n-1 で参照できます。ここで、n は配列のサイズです。 GET_ELEMENT(value) 要素のインデックス値。 要素の値。

例: JSON 配列の要素の値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = ["first", "second", "third", "fourth"]

使用方法: $var1$.GET_ELEMENT(2)

インデックス 2 の要素を取得します。

出力: third

GET_PROPERTY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_PROPERTY JSON オブジェクトで指定されたプロパティの値を返します。 GET_PROPERTY(value) プロパティ名。 プロパティの値。

例: JSON オブジェクトのプロパティの値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = {"productId": 23,"productName": "radio"}

使用方法: $var1$.GET_PROPERTY("productId")

プロパティ productId の値を取得します。

出力: 23

GET 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET 指定されたインデックスで配列内の値を返します。配列内では、最初の値はインデックス 0 で参照でき、最後の値はインデックス n-1 で参照できます。ここで、n は配列のサイズです。 GET(value) 整数型のインデックス値。 配列の指定されたインデックスの値。戻り値の型は、配列のデータ型によって異なります。たとえば、整数配列の場合、この関数は整数値を返します。

例 1: 整数配列のインデックスで値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = {11,6,7,2,15,8}

使用方法: $var1$.GET(3)

var1 のインデックス 3 の値を返します。

出力: 2

例 2: 文字列配列のインデックスで値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello", "Test", "Apigee", "Integrations", "API Trigger", "Cloud"}

使用方法: $var1$.GET(5)

インデックス 5 の値を返します。

出力: Cloud

GREATER_THAN_EQUAL_TO 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GREATER_THAN_EQUAL_TO 整数が指定された値以上かどうか確認します。 GREATER_THAN_EQUAL_TO(value) 比べる整数値。 ブール値。整数が指定された値以上の場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。

例: 整数が指定した値以上かどうか確認する

サンプルデータ: $var1$ = 35

使用方法: $var1$.GREATER_THAN_EQUAL_TO(15)

var1 が 15 以上かどうかを確認します。

出力: TRUE

GREATER_THAN 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GREATER_THAN 既存の数値が、指定された数値より大きいかどうかを確認します。 GREATER_THAN(value) 確認する数値。 ブール値。既存の数値が指定値より大きい場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。

例: 整数が指定された値より大きいかどうかを確認する

サンプルデータ: $var1$ = 25

使用方法: $var1$.GREATER_THAN(27)

var1 が 27 より大きいかどうかを確認します。

出力: FALSE

LENGTH 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
LENGTH 文字列の長さを計算します。文字列の長さは文字列の文字数です。 LENGTH() なし 文字列の長さ。

例: 文字列の長さを求める

サンプルデータ: $var1$ = "Hello Apigee Test"

使用方法: $var1$.LENGTH()

文字列 var1 の長さを計算します。

出力: 17

LESS_THAN_EQUAL_TO 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
LESS_THAN_EQUAL_TO 整数が指定された値以下であるかどうかを確認します。 LESS_THAN_EQUAL_TO(value) 比べる整数値。 ブール値。整数が指定された値以下の場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。

例: 整数が指定した値以下であるかどうかを確認する

サンプルデータ: $var1$ = 35

使用方法: $var1$.LESS_THAN_EQUAL_TO(15)

var1 が 15 以下かどうかを確認します。

出力: FALSE

LESS_THAN 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
LESS_THAN 既存の数値が、指定された数値より小さいかどうかを確認します。 LESS_THAN(value) 確認する数値。 ブール値。既存の数値が指定された数値より小さい場合は TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。

例: 整数が指定された値より小さいかどうかを確認する

サンプルデータ: $var1$ = 25

使用方法: $var1$.LESS_THAN(27)

var1 が 27 より小さいかどうかを確認します。

出力: TRUE

MAX 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
MAX 配列内の最大値を見つけます。 MAX() なし 配列内の最大値。

例 1: 整数配列内の最大値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = {5,8,2,1}

使用方法: $var1$.MAX()

var1 の最大値を返します。

出力: 8

例 2: double 配列内の最大値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = {2.5,6.1,4.9}

使用方法: $var1$.MAX()

var1 の最大値を返します。

出力: 6.1

MERGE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
MERGE 2 つの JSON 変数(オブジェクトまたは配列)を結合します。両方の変数に同じ値が存在する場合、この関数により重複した値が削除されます。 MERGE(value) 結合する JSON 値。 JSON オブジェクトまたは配列。

例: 2 つの JSON オブジェクトを結合する

サンプルデータ: $var1$ = {"productId": 23}

使用方法: $var1$.MERGE({"productName":"radio"})

{"productName":"radio"} を var1 に結合します。

出力: {"productId": 23,"productName": "radio"}

例: 2 つの JSON 配列を結合する

サンプルデータ: $var1$ = ["first", "second", "third"]

使用方法: $var1$.MERGE([4,5])

[4,5] を var1 に結合します。

出力: ["first", "second", "third",4,5]

MIN 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
MIN 配列内の最小値を見つけます。 MIN() なし 配列内の最小値。

例 1: 整数配列内の最小値を見つける

サンプルデータ: $var1$ = {5,8,2,1}

使用方法: $var1$.MIN()

var1 の最小値を返します。

出力: 1

例 2: double 配列内の最小値を見つける

サンプルデータ: $var1$ = {2.5,6.1,4.9}

使用方法: $var1$.MIN()

var1 の最小値を返します。

出力: 2.5

MOD 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
MOD 2 つの値を除算し、除算の余りを返します。 MOD(value) 除数値。 除算の余り。

例: 除算の余りを求める

サンプルデータ: $var1$ = 90

使用方法: $var1$.MOD(3)

var1 を 3 で割ります。

出力: 0

MULTIPLY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
MULTIPLY 既存の数値に指定された数値を乗算します。 MULTIPLY(value) 掛ける数値。 2 つの数値の積。

例: 2 つの整数の積を求める

サンプルデータ: $var1$ = 10

使用方法: $var1$.MULTIPLY(3)

var1 に 3 を掛けます。

出力: 30

NAND 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
NAND 指定されたブール値の論理 NAND 演算を行います。 NAND(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の NAND 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = TRUE

使用方法: $var1$.NAND(TRUE)

ブール式の NAND 値を求めます。

出力: FALSE

NOR 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
NOR 指定されたブール値の論理 NOR 演算を行います。 NOR(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の NOR 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = FALSE

使用方法: $var1$.NOR(FALSE)

ブール式の NOR 値を求めます。

出力: TRUE

NOT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
NOT ブール値の逆の値を返します。 NOT() なし ブール値。

例: ブール値の逆の値を求める

サンプルデータ: $var1$ = FALSE

使用方法: $var1$.NOT()

var1 の NOT 値を検索します。

出力: TRUE

OR 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
OR 指定されたブール値の論理 OR 演算を行います。 OR(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の OR 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = FALSE

使用方法: $var1$.OR(TRUE)

ブール式の OR 値を求めます。

出力: TRUE

REMOVE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
REMOVE 指定された値を配列から削除します。 REMOVE(value) 削除する値。 指定された値を削除した後の配列。

例: 文字列配列から文字列を 1 つ削除する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","Apigee","Integrations"}

使用方法: $var1$.REMOVE("Integrations")

var1 から Integrations を削除します。

出力: {"Hello","Apigee"}

REMOVE_AT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
REMOVE_AT 配列の指定されたインデックスにある要素を削除します。 REMOVE_AT(value) 配列のインデックス値。 指定された要素を削除した後の配列。

例: 文字列配列から要素 1 つを削除する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","Apigee","Integrations"}

使用方法: $var1$.REMOVE_AT(1)

var1 のインデックス 1 にある文字列を削除します。

出力: {"Hello","Integrations"}

REMOVE_PROPERTY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
REMOVE_PROPERTY JSON オブジェクトからプロパティを削除します。 REMOVE_PROPERTY(value) プロパティ名。 指定されたプロパティと対応する値を削除した後の JSON オブジェクト。

例: JSON オブジェクトからプロパティを削除する

サンプルデータ:

$var1$ =
{
  "name": "Alex",
  "address": {
    "street": "1800 Amphibious Blvd",
    "city": "Mountain View",
    "state": "CA",
    "pincode": "94045"
  }
}  

使用方法: $var1$.REMOVE_PROPERTY("address.street")

JSON から address.street プロパティを削除します。

出力:

{
  "name": "Alex",
  "address": {
    "city": "Mountain View",
    "state": "CA",
    "pincode": "94045"
  }
}

REPLACE_ALL 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
REPLACE_ALL 文字列内の生成された部分文字列をすべて置き換えます。 REPLACE_ALL(value, value) この関数には、以下の引数が渡されます。
  • 1 番目の引数: 既存の文字列と照合する文字列。
  • 2 番目の引数: 置換文字列。
置換された値で更新された文字列。

例: 部分文字列のオカレンスをすべて新しい値に置き換える

サンプルデータ: $var1$ = "HelloApigee"

使用方法: $var1$.REPLACE_ALL("Apigee", "Google")

現在の文字列「HelloApigee」で「Apigee」に一致する部分文字列を「Google」に置き換えます。

出力: HelloGoogle

RESOLVE_TEMPLATE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
RESOLVE_TEMPLATE $variable$ 参照を含むテンプレート文字列内の参照を解決します。 RESOLVE_TEMPLATE() なし 参照変数の値で解決されたテンプレート。

例: $variable$ 参照を含むテンプレート JSON 内の JSON 参照を解決する

サンプルデータ:

$var1$ =
{
  "name": "Alex",
  "address": "$var2$",
  "age": "25"
}
$var2$ =
{
  "street": "1800 Amphibious Blvd",
  "city": "Mountain View",
  "state": "CA",
  "pincode": "94045"
}

使用方法: $var1$.RESOLVE_TEMPLATE()

var1 の var2 変数参照を解決します。

出力:

{
  "name": "Alex",
  "address": {
    "street": "1800 Amphibious Blvd",
    "city": "Mountain View",
    "state": "CA",
    "pincode": "94045"
  },
  "age": "25"
}

例: $variable$ 参照を含むテンプレート文字列内の文字列参照を解決する

サンプルデータ:

  • $var1$ = Hello $var2$
  • $var2$ = World

使用方法: $var1$.RESOLVE_TEMPLATE()

var1 の var2 変数参照を解決します。

出力: Hello World

ROUND 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
ROUND 数値を最も近い整数に四捨五入します。 ROUND() なし 整数。

例: 数値を最も近い整数に四捨五入する

サンプルデータ: $var1$ = 15.6

使用方法: $var1$.ROUND()

var1 を最も近い整数に四捨五入します。

出力: 16

SET 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SET 文字列配列の指定されたインデックスにある値を更新します。 SET(value,value) この関数には、以下の引数が渡されます。
  • 1 番目の引数(整数): 値を更新する文字列配列のインデックス。
  • 2 番目の引数: 置換文字列。
更新後の文字列配列。

例: インデックスにある文字列配列の値を更新する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","World","Integrations"}

使用方法: $var1$.SET(2,"Apigee")

var1 のインデックス 2 を更新します。

出力: {"Hello","World","Apigee"}

SET_PROPERTY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SET_PROPERTY JSON オブジェクトのプロパティを追加または更新します。 SET_PROPERTY(value) プロパティ名と値。 プロパティが新たに追加または更新された JSON オブジェクト。

例: JSON オブジェクトにプロパティを 1 つ追加する

サンプルデータ: $var1$ = {"productId":23}

使用方法: $var1$.SET_PROPERTY("radio","productName")

var1 にプロパティを追加します。

出力: {"productId":23,"productName":"radio"}

例: ネストされたプロパティを JSON オブジェクトに追加する

サンプルデータ: $var1$ = {"productId":23}

使用方法: $var1$.SET_PROPERTY({"productName","radio"},"productDetails")

ネストされたプロパティを var1 に追加します。

出力: {"productId":23,"productDetails":{"productName":"radio"}}

例: JSON オブジェクトのプロパティを更新する

サンプルデータ: $var1$ = {"productId":23}

使用方法: $var1$.SET_PROPERTY("34","productId")

var1 で productId プロパティを更新します。

出力: {"productId":34}

SIZE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SIZE 配列内の要素の数をカウントします。 SIZE() なし 配列内の要素の総数

例 1: 文字列配列のサイズを求める

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello", "Apigee", "Integrations"}

使用方法: $var1$.SIZE()

var1 の要素の数をカウントします。

出力: 3

例 2: 整数配列のサイズを求める

サンプルデータ: $var1$ = {5,8,2,1,7}

使用方法: $var1$.SIZE()

var1 の要素の数をカウントします。

出力: 5

SPLIT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SPLIT 指定した区切り文字に基づいて文字列を分割する。 SPLIT(value) 文字列の分割に使用する 1 つの文字または一連の文字。 文字列配列。

例 1: 空白文字で文字列を分割する

サンプルデータ: $var1$ = "Hello Apigee Integrations"

使用方法: $var1$.SPLIT(" ")

空白文字で var1 を分割します。

出力: {"Hello","Apigee","Integrations"}

例 2: カンマ文字で文字列を分割する

サンプルデータ: $var1$ = "Test,Integrations"

使用方法: $var1$.SPLIT(",")

var1 をカンマ文字で分割します。

出力: {"Test","Integrations"}

SUBSTRING 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SUBSTRING 現在の文字列のうち、開始インデックス(開始インデックス値を含む)から終了インデックス(終了インデックス値を含まない)までの部分文字列を返します。 SUBSTRING(value, value) この関数には、以下の引数が渡されます。
  • 第 1 引数: 開始インデックス値。
  • 第 2 引数: 終了インデックス値。
開始インデックスと終了インデックスの間の文字列。

例: 現在の文字列の開始インデックス番号にある文字から終了インデックス番号の前にある文字までの部分文字列を返す

サンプルデータ: $var1$ = "HelloApigee"

使用方法: $var1$.SUBSTRING(1, 5)

var1 の部分文字列を返します。

出力: ello

SUBTRACT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SUBTRACT 既存の数値から指定された数値を減算します。 SUBTRACT(value) 減算する数値。 2 つの数値の差。

例: 整数値を減算する

サンプルデータ: $var1$ = 10

使用方法: $var1$.SUBTRACT(15)

var1 から 15 を減算します。

出力: -5

SUM 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
SUM 配列内のすべての値を合計します。 SUM() なし 配列内のすべての数値の合計。戻り値の型は配列の型によって異なります。たとえば、Double 型の配列の場合、戻り値の型は double の値です。

例: 整数配列のすべての値を合計する

サンプルデータ: $var1$ = {5,8,2,1}

使用方法: $var1$.SUM()

var1 のすべての値を合計します。

出力: 16

TO_BASE_64 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_BASE_64 UTF-8 文字セットを使用して文字列を base64 形式でエンコードします。 TO_BASE_64() なし base64 でエンコードされた文字列。

例: 文字列を base64 形式でエンコードする

サンプルデータ: $var1$ = "Hello World!"

使用方法: $var1$.TO_BASE_64()

base64 形式で var1 をエンコードします。

出力: SGVsbG8gV29ybGQh

TO_BOOLEAN_ARRAY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_BOOLEAN_ARRAY JSON 配列をブール値配列に変換します。 TO_BOOLEAN_ARRAY() なし ブール値配列。

例: JSON 配列をブール値配列に変換する

サンプルデータ: $var1$ = ["true", "false", "false"]

使用方法: $var1$.TO_BOOLEAN_ARRAY()

var1 をブール値配列に変換します。

出力: {true, false, false}

TO_BOOLEAN 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_BOOLEAN 文字列のデータ型をブール値に変換します。 TO_BOOLEAN() なし ブール値。文字列が「true」または「false」の場合、この関数は対応するブール値を返します。

例 1: 文字列のブール値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = "true"

使用方法: $var1$.TO_BOOLEAN()

var1 のブール値を取得します。

出力: TRUE

例 2: 文字列のブール値を取得する

サンプルデータ: $var1$ = "FALSE"

使用方法: $var1$.TO_BOOLEAN()

var1 のブール値を取得します。

出力: FALSE

TO_DOUBLE_ARRAY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_DOUBLE_ARRAY JSON 配列を double 配列に変換します。 TO_DOUBLE_ARRAY() なし double 配列。

例: JSON 配列を double 配列に変換する

サンプルデータ: $var1$ = [1.3, 4.8, 7.9]

使用方法: $var1$.TO_DOUBLE_ARRAY()

var1 を double 配列に変換します。

出力: {1.3, 4.8, 7.9}

TO_DOUBLE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_DOUBLE 文字列または整数を double に変換します。 TO_DOUBLE() なし double。

例 1: 文字列を double に変換する

サンプルデータ: $var1$ = "2.5"

使用方法: $var1$.TO_DOUBLE()

var1 を double に変換します。

出力: 2.5

例 2: 整数を double に変換する

サンプルデータ: $var1$ = 22

使用方法: $var1$.TO_DOUBLE()

var1 を double に変換します。

出力: 22.0

TO_INT_ARRAY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_INT_ARRAY JSON 配列を整数配列に変換します。 TO_INT_ARRAY() なし 整数配列。

例: JSON 配列を整数配列に変換する

サンプルデータ: $var1$ = [3, 8, 9]

使用方法: $var1$.TO_INT_ARRAY()

var1 を整数配列に変換します。

出力: {3, 8, 9}

TO_INT 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_INT 文字列を整数値に変換します。 TO_INT() なし 整数。

例: 文字列を整数値に変換する

サンプルデータ: $var1$ = "35"

使用方法: $var1$.TO_INT()

var1 を整数値に変換します。

出力: 35

TO_JSON 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_JSON 現在の値を JSON オブジェクトに変換します。 TO_JSON() なし JSON オブジェクト。

例: 文字列を JSON に変換する

サンプルデータ: $var1$ = "{product: "cake", id: 21, price: 5}"

使用方法: $var1$.TO_JSON()

var1 を JSON に変換します。

出力: {product: "cake", id: 21, price: 5}

TO_LOWERCASE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_LOWERCASE 文字列内のすべての文字を小文字に変換します。 TO_LOWERCASE() なし すべて小文字の文字列。

例: 文字列を小文字に変換する

サンプルデータ: $var1$ = "Integrations TEST"

使用方法: $var1$.TO_LOWERCASE()

var1 を小文字に変換します。

出力: integrations test

TO_SET 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_SET 配列内で重複した値を削除します。 TO_SET() なし 重複する値のない配列。

例 1: 文字列配列の異なる文字列だけを取得する

サンプルデータ: $var1$ = {"Hello","World","Apigee","World"}

使用方法: $var1$.TO_SET()

var1 で一意の値を取得します。

出力: {"Hello","World","Apigee"}

例 2: 整数配列で重複する値を削除する

サンプルデータ: $var1$ = (2,6,9,12,6,8,10,6,12)

使用方法: $var1$.TO_SET()

var1 で一意の値を取得します。

出力: 2,6,9,12,8,10

TO_STRING_ARRAY 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_STRING_ARRAY JSON 配列を文字列配列に変換します。 TO_STRING_ARRAY() なし 文字列配列。

例: JSON 配列を文字列配列に変換する

サンプルデータ: $var1$ = [[1, 2], [3, 4]]

使用方法: $var1$.TO_STRING_ARRAY()

var1 を文字列配列に変換します。

出力: ["[1, 2]", "[3, 4]"]

TO_STRING 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_STRING 数値または JSON を文字列に変換します。 TO_STRING() なし 文字列。

例: 整数を文字列に変換する

サンプルデータ: $var1$ = 235

使用方法: $var1$.TO_STRING()

var1 を文字列に変換します。

出力: 235

例: JSON を文字列に変換する

サンプルデータ:

$var1$ =
{
  "dbIntegers": [1.0, 2.0, 3.0, 4.0],
  "dbString": "test"
}

使用方法: $var1$.TO_STRING()

var1 を文字列に変換します。

出力:

{
  "dbIntegers": [
    1,
    2,
    3,
    4
  ],
  "dbString": "test"
}
  

TO_UPPERCASE 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
TO_UPPERCASE 文字列内のすべての文字を大文字に変換します。 TO_UPPERCASE() なし すべて大文字の文字列。

例: 文字列を大文字に変換する

サンプルデータ: $var1$ = "Integrations Test"

使用方法: $var1$.TO_UPPERCASE()

var1 を大文字に変換します。

出力: INTEGRATIONS TEST

XNOR 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
XNOR 指定されたブール値の論理 XNOR 演算を行います。 XNOR(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の XNOR 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = FALSE

使用方法: $var1$.XNOR(TRUE)

ブール式の XNOR 値を求めます。

出力: FALSE

XOR 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
XOR 指定されたブール値の論理 XOR 演算を行います。 XOR(value) ブール値。 ブール値。

例: ブール式の XOR 値を求める

サンプルデータ: $var1$ = TRUE

使用方法: $var1$.XOR(FALSE)

ブール式の XOR 値を求めます。

出力: TRUE

サポートされている基本関数

GENERATE_UUID 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GENERATE_UUID ランダムな UUID を生成します。 GENERATE_UUID() なし 文字列

例: UUID を生成する

使用方法: GENERATE_UUID()

出力: 57547434-b572-4aaa-8da6-e6768850baa3

GET_EXECUTION_ID 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_EXECUTION_ID 現在の統合の実行 ID を返します。 GET_EXECUTION_ID() なし 文字列

例: 現在の統合実行の実行 ID を取得する

使用方法: GET_EXECUTION_ID()

出力: 83fb009a-0152-433d-a3b6-e38118335308

GET_INTEGRATION_NAME 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_INTEGRATION_NAME 現在の統合の名前を返します。 GET_INTEGRATION_NAME() なし 文字列

例: 現在の統合の名前を取得する

使用方法: GET_INTEGRATION_NAME()

出力: demo_integration

GET_INTEGRATION_REGION 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_INTEGRATION_REGION 現在の統合のリージョンを返します。 GET_INTEGRATION_REGION() なし 文字列

例: 現在の統合のリージョンを取得する

使用方法: GET_INTEGRATION_REGION()

出力: us-east1

GET_PROJECT_ID 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
GET_PROJECT_ID 現在の統合の Google Cloud プロジェクト ID を返します。 GET_PROJECT_ID() なし 文字列

例: 現在の統合の Google Cloud プロジェクト ID を取得する

使用方法: GET_PROJECT_ID()

出力: demo-gcp-ip

INT_LIST 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
INT_LIST 指定された範囲内の整数リストを返します。返されるリストに、開始値は含まれますが、終了値は含まれません。 INT_LIST(value, value) この関数には、以下の引数が渡されます。
  • 1 番目の引数: 開始の整数値
  • 2 番目の引数: 終了の整数値
整数配列

例: 12~20 の整数配列を生成する

使用方法: INT_LIST(“12”, “20”)

12~20 の整数のリストを返します。

出力: 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19

NOW_IN_MILLIS 関数

関数名 説明 使用方法 入力パラメータ 戻り値
NOW_IN_MILLIS Unix エポックから現在までの経過時間をミリ秒単位で返します。 NOW_IN_MILLIS() なし Unix エポック時間(ミリ秒)

例: 現在の Unix エポック時間をミリ秒単位で取得し、人が読める形式に変換する

使用方法: NOW_IN_MILLIS().EPOCH_TO_HUMAN_READABLE_TIME("d MMM yyyy HH:mm:ss:SSS z","GMT")

Unix エポック 1657783580839 を人が読める形式に変換します。

出力: 14 Jul 2022 07:26:20:839 GMT