パート 2: ハイブリッドランタイムを設定する

対応プラットフォーム

Apigee ハイブリッド: サポートされているプラットフォームをご覧ください。

最小クラスタ構成

クラスタは最小構成要件を満たしている必要があります。詳細については、クラスタの最小構成をご覧ください。

クラスタの権限

サポートされている各プラットフォームには、クラスタの作成に対するそれぞれの独自の権限要件があります。クラスタを作成すると、クラスタのオーナーとして Apigee 固有のコンポーネント（Apigee、ASM、cert-manager など）をクラスタにインストールできます。ただし、クラスタへのランタイムコンポーネントのインストールを別のユーザーに委任する場合は、Kubernetes の authn-authz で必要な権限を管理できます。

ハイブリッドランタイムコンポーネントをクラスタにインストールするには、クラスタのオーナー以外のユーザーに、次のリソースに対する CRUD 権限が必要です。

ClusterRole
Webhooks（ValidatingWebhookConfiguration と MutatingWebhookConfiguration）
PriorityClass
ClusterIssuer
CustomerResourceDefinitions
StorageClass（デフォルトの StorageClass が使用されていない場合は省略可。デフォルトの StorageClass の変更とカスタム StorageClass の作成については、StorageClass の構成をご覧ください）。

前提条件

このセクションでは、ランタイムプレーンのクイックスタートインストールを開始する前に完了しておく必要のあるタスクについて説明します。

このセクションで説明するようにランタイムインストールを正常に開始するため、次のタスクを完了します。
Google Cloud サービスとハイブリッド UI を構成するで、Google Cloud と UI の設定手順を完了します。
Apigee ハイブリッドインストールに使用できるドメイン名を用意します。これは、管理アクセス権のあるドメインである必要があります。ドメインを登録する必要がある場合は、Google Domains などのドメイン登録事業者をご覧ください。

クラスタに関する注意: Apigee ハイブリッド用に新しい別個のクラスタを作成することも、他のワークロードを実行しているクラスタにインストールすることもできます。

共有クラスタ: 他のワークロードを実行するクラスタに Apigee ハイブリッドをインストールする場合は、GKE / AKS クラスタをアップグレードして、Apigee ハイブリッドと他のワークロードで一般的に必要なバージョンと機能を管理する必要があります。サポートされているバージョンと要件の間に矛盾が生じた場合に備えて、1 つ以上のワークロードを移行する計画を立てることをおすすめします。
個別のクラスタ: Apigee ハイブリッド用の専用クラスタを作成すると、分離が追加されます。また、新しいクラスタを管理するための作業も増えます。

どちらのオプションも有効です。

上記の前提条件を満たしたら、プラットフォームのクイックスタートに進みます。

クラスタの作成を開始する