ステップ 5: ハイブリッド UI で新しい環境を追加する

ハイブリッド UI を試して、新しい環境を追加できるようになりました。環境がなければ、API プロキシをデプロイできません。また、このセクションで説明するように環境を作成しなければ、ハイブリッド ランタイムのインストール プロセスでエラーが発生します。

ハイブリッド UI では、ハイブリッド対応環境で次の機能を使用できます。

  • 環境を作成、編集、削除する
  • GCP プロジェクト ユーザーに環境レベルのアクセス制御を割り当てる
  • クラスタに API プロキシをデプロイ / デプロイ解除する
  • クラスタ内の Pod のデプロイ ステータスを取得する

ハイブリッド UI にアクセスして環境を追加するには:

  1. Apigee UI を開きます。

    初めてログインする場合は、同意を求めるダイアログ ボックスが表示されます。

    サービスにアクセス権を付与するようユーザーに求めるダイアログ

  2. 複数のアカウントからいずれかを選択するように求められたら、ステップ 2: Google Cloud プロジェクトを作成するで作成したプロジェクトを所有するアカウントを選択します。
  3. [Allow] をクリックします。

    ハイブリッド UI のメイン ランディング ページが表示されます。

    Apigee ハイブリッド UI のランディング ページ。左側のナビゲーションと大きなリンクや画像で構成されています。

  4. 組織のプルダウン リストでハイブリッド対応組織が選択されていることを確認します。選択されていない場合は、次の例のようにプルダウン リストから選択します。

    ハイブリッド対応組織のリスト

    注: プルダウン リストからハイブリッド対応組織を選択すると、ハイブリッド UI のヘッダーに Apigee 組織名と GCP プロジェクト名が表示されます。ほとんどの場合、Apigee 組織名と GCP プロジェクト名は同じです。

  5. [Admin] > [Environments] > [Overview] の順にクリックします。

    [Environments] ビューが表示されますが、この時点で環境はまだありません。

    空白の [Environments] ビュー(環境なし)

  6. UI の右上隅にある [+Environment] をクリックします。

    [Define a new environment] ダイアログ ボックスが表示されます。

    [Define a new environment] ダイアログ ボックス

  7. [New Environment] ダイアログに次の情報を入力します。
    1. Display name: UI で使用される環境の名前。わかりやすい名前にしてください。たとえば、「My First Environment(最初の環境)」、「test(テスト)」などです。[環境名] とは異なり、[表示名] には大文字やその他の特殊文字を使用できます。必須。
    2. Environment name: 環境を示すプログラム上の名前。環境 ID とも呼ばれます。必須項目です。

      例: my-environment、test。

      また、ハイブリッド ランタイムをインストールする際に overrides.yaml ファイルでもこの名前を使用します。

      [Display name] と [Environment name] は違う名前にすることができます。

    3. Description: 環境に関する追加情報。環境の用途を思い出すためのリマインダーとして追加します。たとえば、「Created during initial installation(インストール時に作成)」などです。省略できます。
  8. [Create] をクリックします。

    新しい環境が作成され、「Pending Provisioning」と表示されます。

    「Pending Provisioning」メッセージを示すバッジ

    しばらくすると、「provisioned」に変わります。

    新しい環境がプロビジョニングされたことを示すバッジ

    まだ完了ではありません。新しい環境をランタイムの overrides.yaml ファイルにも追加する必要がありますが、その前にランタイムをインストールしておく必要があります。

次のステップ

インストールに進む前に、ランタイムのインストールを始める前にをご覧ください。