このページは Apigee と Apigee ハイブリッドに適用されます。
このドキュメントでは、ユーザー インターフェース(UI)を使用して API Hub をプロビジョニングする方法について説明します。API Hub のプロビジョニングには UI の使用が推奨されますが、コマンドラインを使ったプロビジョニングも可能です。
手順の概要
プロビジョニングの手順は次のとおりです。
- API Hub の前提条件を満たしていることを確認します(Software 行の手順は除きます)。
- API Hub を開き、Google Cloud プロジェクトを選択します。
- API を有効にします。Apigee では、いくつかの Google Cloud API を有効にしておく必要があります。
- ホスティング ロケーションを指定します。API Hub の物理的な場所を指定する必要があります。
- CMEK を指定または作成します。内部 API に関する情報は機密と見なされる可能性があるため、CMEK による保存データの暗号化と復号(保護)が必要です。CMEK はホスティング ロケーションと同じリージョンに存在する必要があります。
- プロビジョニングが完了するまで 30 分待ちます。
プロビジョニングのステップ
API Hub のプロビジョニング ウィザードを起動するには:
- API Hub の前提条件に記載されている前提条件を満たしていることを確認します。
Google Cloud コンソールで、[API Hub] ページに移動します。
[API Hub] に移動-
プロジェクトを選択します。
-
プロジェクトがまだ API Hub にプロビジョニングされていない場合は、[Apigee API Hub の使用の開始] と表示されます。[使ってみる] をクリックします。
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プロビジョニング ウィザードが起動します。
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[API の有効化] をクリックします。このステップが完了するまでに数秒かかります。
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[Hosting location] でリージョンを選択します(例:
us-central1
)。 - [Set location] をクリックします。
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[Encryption] で、[Choose a customer-managed encryption key] をクリックします。
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CMEK がすでにある場合は、それを選択します。ない場合は [Create key] をクリックします。[Create a new key] という画面が表示されます。
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[キーリングを作成] を選択します。
- キーリング名を入力します。
- キーリングのロケーションを選択します。前のステップで選択したのと同じホスティング ロケーションを指定して、キーとデータが同じリージョンに保管されるようにする必要があります。
- [続行] をクリックします。
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[キー名] にキーの名前を入力します。
- [保護レベル] で、[Software] などを選択します。
- [続行] をクリックします。
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[確認] ページの内容が正しければ、[作成] をクリックします。
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[暗号鍵を確定] をクリックします。
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[サービス ID を作成して権限を付与する] をクリックします。
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[送信] をクリックします。
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[レジストリの最終処理を行っています] という画面が表示されます。プロビジョニングには 30 分ほどかかります。
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プロビジョニングが完了すると、[レジストリの準備ができました] と表示されます。
次のステップ
API Hub の使用開始に関するヒントについては、次のステップをご覧ください。