このページの内容は Apigee と Apigee ハイブリッドに該当します。
Apigee Edge のドキュメントを表示する。
このページでは、API の呼び出しに関する情報を取得する方法について説明します。内容は次のとおりです。
この情報は、サブスクリプションの利用資格で説明されているように、Apigee サブスクリプション レベルを評価する際に役立ちます。
すべての API に対して行われた呼び出しの合計数
特定の期間における 1 つの組織と環境内のすべての API に対する呼び出しの合計数を確認するには、次のような Metrics API 呼び出しを使用します。結果には、プロキシをチェーン化したシナリオが考慮されています。
curl -v "https://apigee.googleapis.com/v1/organizations/ORG/environments/ENV/stats/?select=sum(message_count)&timeRange=03/01/2023+00:00~03/31/2023+23:59" \ -H "Authorization: Bearer $TOKEN"
上記の呼び出しで、次のように設定します。
- ORG は組織です。
- ENV は環境です。
timeRange
は、レポートの期間(MM/DD/YYYY+HH:MM~MM/DD/YYYY+HH:MM
形式)です。開始日時と終了日時はMM/DD/YYYY+HH:MM
形式になります。$TOKEN
は、OAuth 2.0 アクセス トークンの取得で説明されているように、OAuth 2.0 アクセス トークンに設定された環境変数です。この例で使用されているcurl
オプションの詳細については、curl の使用をご覧ください。
上記の呼び出しに対するレスポンスの例を次に示します。
{ "environments": [ { "metrics": [ { "name": "sum(message_count)", "values": [ "7.44944088E8" ] } ], "name": "prod" } ], ... }
レスポンスの values
フィールドには、指定した期間内に組織と環境で API に対して行われた API の呼び出し回数が含まれます。
すべての API によって処理されたデータの合計量
特定の期間に単一の組織と環境内のすべての API によって処理されたデータの合計量を確認するには、2 回の呼び出し(1 つはリクエスト データ用、もう 1 つはレスポンス データ用)を使用します。
リクエスト データの合計量を確認するには、次のような呼び出しを使用します。
curl -v "https://apigee.googleapis.com/v1/organizations/ORG/environments/ENV/stats/?select=sum(request_size)&timeRange=03/01/2023+00:00~03/31/2023+23:59" \ -H "Authorization: Bearer $TOKEN"
レスポンス データの合計量を確認するには、次のような呼び出しを使用します。
curl -v "https://apigee.googleapis.com/v1/organizations/ORG/environments/ENV/stats/?select=sum(response_size)&timeRange=03/01/2023+00:00~03/31/2023+23:59" \ -H "Authorization: Bearer $TOKEN"
これらの呼び出しの変数は、前の例と同じです。
プロキシ チェーンの注意事項
環境で複数のプロキシがチェーン接続されている場合、一方のプロキシに対する 1 回の呼び出しは、チェーン内の他のプロキシに転送されます。これにより、API 呼び出しの合計数と、すべての API 呼び出しによって処理されたデータの合計量が増加します。前のセクションで説明したこの情報を返すコマンドでは、プロキシ チェーンが考慮されます。