ステップ 8: サンプル プロキシをデプロイして呼び出す

このページは Apigee と Apigee ハイブリッドに適用されます。

Apigee Edge ドキュメントを表示する

このステップで行う操作

以下の手順に沿って、テスト用の API プロキシを作成してデプロイします。最後に、HTTP リクエストを API プロキシに送信して API プロキシをテストします。

API プロキシの作成とデプロイ

このタスクに必要な権限

プロキシの作成とデプロイには、最小限の権限が必要です。Apigee 組織管理者ロールが付与されている場合は、このタスクを完了できます。他の適用可能なロールについては、Apigee のロールをご覧ください。

Apigee のプロビジョニング プロセスでは、API プロキシの作成とデプロイは自動的に行われません。プロキシを手動で作成してデプロイする必要があります。

注: Apigee UI には、Google Cloud コンソールに統合された新しいバージョンがあります。新しい UI は Google Cloud コンソールの Apigee と呼ばれます。以下の最初の 2 つのタブの手順では、Cloud コンソールの Apigee と従来の Apigee での使用方法について説明します。

Cloud コンソールの Apigee UI

初めてプロキシを作成してデプロイするには:

1. ブラウザで Cloud コンソールの Apigee UI を開きます。
2. UI の左上にあるプルダウン メニューで組織名が選択されていることを確認します。組織名は Google Cloud プロジェクト名と同じです。
3. 左側のナビゲーション ペインで、[プロキシの開発] > [API プロキシ] をクリックします。
4. [+ 作成] をクリックします。

   [Create a proxy] ページが開きます。

5. [Proxy template] ボックスで、[Reverse proxy (most common)] を選択します。
6. [Step 1: Proxy details] で、次の値を使用してプロキシを構成します。

   パラメータ名	値
   Proxy name	hello-world
   Base path	/hello-world
   Target (Existing API)	mocktarget.apigee.net

7. [次へ] をクリックします。
8. [Step 2: Policies] の [Security: Authorization] で [Pass through (no authorization)] を選択します。
9. [次へ] をクリックします。
10. [Step 3: Deploy (optional)] で、プロキシをデプロイする環境を選択して、[OK] をクリックします。
11. [作成] をクリックします。

    新しい API プロキシが作成されて、選択した環境にデプロイされます。

    注: プロキシのデプロイはすぐに完了しません。最大で 1 分ほどかかる場合があります。
12. 新しく作成されたプロキシの [Proxy summary] ページが表示されます。[Status] の下にある緑色のチェックマークは、プロキシが正常にデプロイされたことを示します。プロキシがデプロイされていない場合は、API プロキシのデプロイの手順に沿って手動でプロキシをデプロイします。
13. 左側のナビゲーション パネルで、[管理] > [環境] > [Environment Groups] を選択します。
14. 環境グループのホスト名をコピーします。このホスト名を使用して、次の手順で API プロキシを呼び出します。

Apigee UI

初めてプロキシを作成してデプロイするには:

1. Apigee UI にログインします。
2. UI の左上にあるプルダウン メニューで組織名が選択されていることを確認します。組織名は Google Cloud プロジェクト名と同じです。
3. メインビューで [API Proxies] をクリックします。
4. [Select Environment] プルダウン リストから環境を選択します。
5. [Create new] をクリックします。
6. [Reverse proxy (most common)] をクリックします。
7. [Proxy details] ページで、次の値を使用してプロキシを構成します。

   パラメータ名	値
   名前	hello-world
   Base path	/hello-world
   Target (Existing API)	https://mocktarget.apigee.net

8. [次へ] をクリックします。
9. [Common policies] ページの [Security: Authorization] で、[Pass through (no authorization)] を選択します。
10. [次へ] をクリックします。
11. [Summary] ページの [Optional Deployment] で、プロキシをデプロイする環境を選択します。
12. [作成とデプロイ] をクリックします。

    新しい API プロキシが作成されて、選択した環境にデプロイされます。

    注: プロキシのデプロイはすぐに完了しません。最大で 1 分ほどかかる場合があります。
13. [Go to proxy list] をクリックします。[Status] の下にある緑色のチェックマークは、プロキシが正常にデプロイされたことを示します。プロキシがデプロイされていない場合は、API プロキシのデプロイの手順に沿って手動でプロキシをデプロイします。
14. 左側のナビゲーション ペインで、[Admin] > [Environments] > [Groups] を選択します。
15. 環境グループのホスト名をコピーします。このホスト名を使用して、次の手順で API プロキシを呼び出します。

内部アクセスを使用してプロキシを呼び出す

ステップ 7: アクセス ルーティングを構成するで内部アクセスを許可した場合、内部専用アクセスでの API プロキシの呼び出しの説明に従ってください。

外部アクセスを使用してプロキシを呼び出す

ステップ 7: アクセス ルーティングを構成するで外部アクセスを許可した場合は、次の操作を行います。

1. ホストの DNS エントリを設定します。このタスクを実行するには、次の 2 つの方法があります。
   • レジストラで、ウィザードの [DNS の構成] に表示される IP に環境グループホスト名を指す A レコードを作成します。たとえば、ホスト名が sales.example.com で IP が 10.23.0.2 の場合は、sales.example.com のレコードがアドレス 10.23.0.2 を参照するようにします。
   • Google Cloud DNS を使用して URL を IP アドレスにマッピングします。
2. ターミナル ウィンドウで次のリクエストを送信して、API プロキシをテストします。
   注: DNS の変更はすぐに公開されますが、反映されるまでに時間がかかることがあります。この遅延のため、サンプル プロキシを呼び出すには最大 1 時間かかる場合があります。

   curl -v -H "Host:YOUR_ENV_GROUP_HOSTNAME" \
     https://YOUR_INSTANCE_IP_OR_DNS/hello-world

   ここで

   • Host ヘッダーの値（YOUR_ENV_GROUP_HOSTNAME）は、ステップ 6: 環境を作成するで環境グループに定義したホスト名です。

   リクエストに成功すると、文字列 Hello, Guest! が返されます。リクエストが失敗した場合は、トラブルシューティングをご覧ください。

次のステップ

• 以下の Apigee チュートリアルの使い方ガイドを見る
  • トラフィックの急増を防ぐ
  • リクエストとレスポンスのフローの詳細ビューを取得する