このページは Apigee と Apigee ハイブリッドに適用されます。
Apigee Edge ドキュメントを表示する
Debug は、Apigee で動作している API プロキシのトラブルシューティングとモニタリングを行うためのツールです。Debug ツールを使用すると、API プロキシのフローの各ステップの詳細を調べることができます。Apigee を使用すると、API プロキシのリクエストとレスポンスのフロー全体のデバッグデータを収集できます。これには、ポリシー実行時に適用されるすべてのリクエストとレスポンスのパラメータが含まれます。この情報は、API プロキシの開発とデプロイでデバッグやトラブルシューティングを行う際に重要になります。
Debug の使用
Debug の使用で説明されているように、UI または API から Debug ツールを使用して、デバッグ セッションの作成と管理を行います。また、Offline Debug の使用で説明されているように、デバッグ セッションをダウンロードして、オフラインで表示と分析を行うこともできます。
Apigee サポートでの Debug の使用
デバッグ セッションをトリガーできるのはお客様だけですが、Apigee サポートがサポートケースの過程で削除されていない過去のデバッグ セッションにアクセスして、プロキシ固有の問題のトラブルシューティングを行う場合があります。
次の点にご注意ください。
- Apigee サポートには、デバッグデータに対して読み取り専用権限があります。
- Apigee サポートは、問題に関する情報をキャプチャするため、お客様にデバッグの実行を依頼する場合があります。また、キャプチャしたデバッグ情報を確認するため、お客様にデバッグ セッション ID またはデバッグ セッションへのリンクの提供を求める場合があります。保存されたデバッグ セッションの有効期間は 24 時間です。デバッグ セッションをダウンロードして、サポートで登録したケースに関連付けてオフラインで参照できるようにすることをおすすめします。
Apigee ハイブリッド ユーザーの場合
Apigee ハイブリッドを使用している場合は、以降のセクションをご覧ください。
Debug のアーキテクチャ
新しいデバッグ セッションを作成するプロセスを次に示します。
デバッグデータは管理プレーンに最大で 24 時間保持されます。
前提条件
Apigee ハイブリッドで Debug を使用するには、次の構成を行う必要があります。
サービス アカウント:
apigee-synchronizer
(ロール: Apigee Synchronizer 管理者)apigee-udca
(ロール: Apigee Analytics エージェント)
Apigee ハイブリッドの詳細については、サービス アカウントを作成するをご覧ください。
Synchronizer:
- Synchronizer アクセスを有効にする
- すべての Synchronizer ノードの時計が UTC で、同期されている必要があります。