このセクションでは、Apigee ハイブリッドの指標データを Cloud Operations に送信するための構成プロパティについて説明します。指標の収集はデフォルトで有効になっています。指標の収集の概要もご覧ください。
Prometheus や Grafana などの独自の指標収集システムを、Apigee が提供するデフォルトの Cloud Operations システムと並行して使用するか、このシステムの代わりに使用したい場合があります。独自の指標収集システムの使用について詳しくは、Apigee コミュニティにあるお客様所有の Prometheus(および Grafana)による Apigee ハイブリッドのモニタリングの記事をご覧ください。
必要な構成
次のオーバーライド ファイル設定は、指標の収集を構成します。
gcp: region: $GCP_REGION projectID: $GCP_PROJECT_ID metrics: serviceAccountPath: $SERVICE_ACCOUNT_PATH
ここで
$GCP_REGION
は、apigee-logger
とapigee-metrics
がデータを push する Google Cloud リージョンを特定します。$GCP_PROJECT_ID
は、apigee-logger
とapigee-metrics
がデータを push する Google Cloud プロジェクトを特定します。$SERVICE_ACCOUNT_PATH
は、Apigee ハイブリッドのインストール手順でダウンロードした Google Cloud サービス アカウント キー ファイルのファイル システム上のパスです。キーに関連付けられているサービス アカウントには、Monitoring Metrics Writer のロールが必要です。サービス アカウントの作成の詳細については、サービス アカウントについて: サービス アカウントを作成するをご覧ください。
例:
gcp: region: us-central1 projectID: acme-project metrics: serviceAccountPath: ./service-accounts/metrics-sa.json
指標の収集を無効にする方法
指標の収集を無効にするには、次の構成をオーバーライドに追加してクラスタに適用します。
metrics: enabled: false