ステップ 2: cert-manager をインストールする

このステップでは、Apigee ハイブリッドの動作に必要な cert-manager をダウンロードしてインストールする方法について説明します。

重要: サポートされている Anthos プラットフォームで新規インストールを実行する場合は、この操作を行う必要はありません。Anthos（バージョン 1.8.2 以降）には、固有のバージョンの cert-manager が付属しています。Apigee は、cert-manager Namespace（デフォルトの Namespace）にインストールされている限り、この Anthos バージョンの cert-manager を使用できます。

特定の理由で独自の cert-manager を使用する必要がある場合は、続行する前に、cert-manager との競合の説明に従ってください。

cert-manager をインストールする

次のコマンドを使用して、GitHub から cert-manager v1.7.2 をインストールします。

kubectl apply --validate=false -f https://github.com/jetstack/cert-manager/releases/download/v1.7.2/cert-manager.yaml

cert-manager Namespace が 1 つと、cert-manager リソースがいくつか作成されたことを示すレスポンスが表示されます。次に例を示します。

customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io/certificaterequests.cert-manager.io configured
customresourcedefinition.apiextensions.k8s.io/certificates.cert-manager.io configured
...
mutatingwebhookconfiguration.admissionregistration.k8s.io/cert-manager-webhook configured
validatingwebhookconfiguration.admissionregistration.k8s.io/cert-manager-webhook configured

kubectl get pods コマンドを使用して、cert-manager が正しくインストールされていることを確認します。

kubectl get pods -n cert-manager

NAME                                       READY   STATUS    RESTARTS   AGE
cert-manager-86c986667c-7tqgv              1/1     Running   0          2d21h
cert-manager-cainjector-74ccd955db-sb6ls   1/1     Running   0          2d21h
cert-manager-webhook-7cbb85cfb7-z9kwq      1/1     Running   0          2d21h

まとめ

これで、cert-manager がインストールされました。ASM をインストールして、ハイブリッドランタイムプレーンに Istio Ingress 機能を接続する準備が整いました。

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