このセクションでは、Apigee ハイブリッドのローカル ランタイム プレーンに保存するデータと、管理プレーン(Apigee Cloud)に保持するデータについて説明します。
ランタイム プレーンに保存されるデータ
ランタイム プレーンに保存されるデータを含む、ランタイム プレーン サービスを管理します。次のデータは、ランタイムの Cassandra によって保存されます(MART を介して管理プレーンからアクセスされます)。
データの種類 | 説明 |
---|---|
鍵管理システム(KMS) | KMS データには、API プロダクト、デベロッパー、デベロッパー アプリ、OAuth トークン(アクセス トークン、更新トークン、認証コードなど)、API キーが含まれます。 |
Key-Value マップ(KVM) | KVM ポリシーで作成または管理できるデータ。 |
割り当て | 割り当ての定義、バケット、カウンタ。 |
環境キャッシュ | キャッシュされたすべてのデータ。 |
管理プレーンに保存されるデータ
次のデータは管理プレーンに保存されます。
これらのエンティティを管理プレーン(ハイブリッド UI や Apigee API など)で作成します。関連データは Synchronizer によってランタイム プレーンに複製されます。Synchronizer は、これらのデータを取得して MP からアクセス可能なランタイム プレーンに保存します。
詳細については、Synchronizer をご覧ください。
管理プレーンのデータとデータ所在地
インストール環境でデータ所在地を使用している場合は、このデータの保存先のリージョンを指定できます。Apigee ハイブリッドでのデータ所在地の使用をご覧ください。
ランタイム プレーンから管理プレーンに送信されるデータ
ランタイム プレーンは、次のデータを(非同期で)管理プレーンに送信します。
- 分析
- デプロイ ステータス イベント
- デバッグ データ
Google Cloud プロジェクトの Stackdriver に送信されるデータ
- ログデータ
- 指標
管理プレーンにのみ保存されるデータ
- 監査ログ
- RBAC
- ユーザー
ハイブリッド サービスによって生成されるさまざまなタイプのデータと、ハイブリッドがこのデータを収集して表示する仕組みについては、データ収集の概要をご覧ください。