Apigee ハイブリッドで MART の問題のトラブルシューティングを行うには、ログファイルを確認します。MART ログは stdout/stderr に書き込まれ、kubectl
logs
コマンドを実行して確認できます。
Kubernetes 管理マシンで、次のコマンドを実行します。
kubectl logs pod_name -n namespace
詳細については、ロギングもご覧ください。
MART エラーコード
以下のエラーコードが MART ログに記録されます。
エラー | 説明 |
---|---|
ROUTING_SERVICE_NOT_ENABLED
|
これは、MART Pod 内の次のファイルで routing.service.enable が false に設定されていると発生します。
/opt/apigee/edge-hybrid-mart-server/conf/routing-service.properties |
HYBRID_MART_SERVER_ENDPOINT_NOT_FOUND |
組織が次の org プロパティで値を持たない場合に発生します。
features.mart.server.endpoint |
HYBRID_AUTHN_AUTHZ_TOKEN_ERROR
|
AuthN-AuthZ サービスが 200 以外のレスポンス コードまたは無効なトークンを返した場合に発生します。 |
MART_ENDPOINT_REQUIRED
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org プロパティ features.mart.server.endpoint が null 値または空の値を持つ場合に発生します。 |
HTTPS_MART_ENDPOINT_REQUIRED
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org プロパティ features.mart.server.endpoint に http:// で始まる値が設定されていて、MART Pod 内の次のファイルで mart.routing.https.validation.enable が true に設定されている場合に発生します。
/opt/apigee/edge-hybrid-mart-server/conf/routing-service.properties |