このセクションでは、本番環境に適した Anthos GKE(旧称 GKE On-Prem)クラスタをセットアップするための基本的な要件について説明します。
クラスタの作成
Anthos GKE クラスタの作成については、Anthos GKE On-Prem 1.5 のドキュメントの管理クラスタとユーザー クラスタの作成をご覧ください。
本番環境クラスタの要件
本番環境クラスタを作成する際は、以下の要件をガイドとして使用してください。
ソフトウェアのバージョン
要件 | 値 |
---|---|
Anthos GKE バージョン | バージョン 1.1.1-gke.2 以降 |
kubectl のバージョン | バージョン 1.13.x 以降。kubectl をインストールしてセットアップするをご覧ください。 |
ノードの要件
クラスタ内に 2 種類のノードを構成してラベルを付ける必要があります。1 つはステートフル Cassandra Pod 用で、もう 1 つはステートレスな残りの Pod 用です。このノードタイプは以下のように構成します。
ステートフル ノードの構成
条件 | 値 |
---|---|
ノードの最小数 | 6 |
ノードの仕様 |
8 CPU(最小) |
Kubernetes ラベル | 名前: apigee.com/apigee-nodepool 値: apigee-data ワーカーノードにラベルを付ける方法をご覧ください。 |
ストレージ | 動的にプロビジョニングされます。 |
ステートレス ノードの構成
条件 | 値 |
---|---|
ノードの最小数 | 3 |
ノードの仕様 |
8 CPU(最小) |
Kubernetes ラベル | 名前: apigee.com/apigee-nodepool 値: apigee-runtime ワーカーノードにラベルを付ける方法をご覧ください。 |
ストレージ | 動的にプロビジョニングされます。 |