Apigee で使用される Kubernetes とカスタム リソース
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このドキュメントでは、Apigee のインストールで使用される Kubernetes リソースとカスタム リソースを一覧表示します。Apigee をインストールするユーザーには、これらのリソースに対するロールベース アクセス制御(RBAC、通常は Create
、Delete
、Update
、Patch
)が必要です。
その他の参考情報
cert-manager
CRD |
ClusterIssuer |
Issuer |
Certificate |
Kubernetes とバリアント
Kubernetes
リソース |
StorageClass (デフォルトの StorageClass が使用されていない場合は省略可。デフォルトの StorageClass の変更とカスタム StorageClass の作成については、StorageClass の構成をご覧ください) |
PriorityClass (apigeectl の場合のみ必須) |
Namespace |
ServiceAccount |
ClusterRole |
ClusterRoleBinding |
Role |
RoleBinding |
CustomResourceDefinition |
MutatingWebhookConfiguration |
ValidatingWebhookConfiguration |
Secret |
ConfigMap |
Deployment |
Job |
CronJob |
OpenShift
リソース |
SecurityContextConstraints |
Apigee リソース
Apigee
CRD |
定義 |
ApigeeDatastore |
ApigeeDatastore は、Cassandra StatefulSet を管理する CRD です。これにより、Apigee ハイブリッド設定用に、すべての構成、キー、トークンを保存するための信頼できる Cassandra データベースを確保できます。ApigeeDatastore はいずれの組織や環境にも関連付けられません。 |
ApigeeDeployment |
ApigeeDeployment は、Kubernetes クラスタ内にデプロイされる Apigee ランタイム コンポーネント(Message Processor、Router など)の構成と管理に使用される、Apigee ハイブリッドの CRD です。この CRD は、デプロイされるコンポーネント、その構成、望ましい状態を定義するブループリントとして機能するため、Apigee ハイブリッド設定を管理するための中心的なツールとなっています。 |
ApigeeOrganization |
ApigeeOrganization は、Apigee ハイブリッドでランタイム プレーン内の Apigee 組織を表すために使用される CRD です。この CRD を使用すると、Kubernetes クラスタ内で Apigee 組織を直接作成して管理できるため、Apigee 環境のさまざまな側面(API プロキシ、プロダクト、デベロッパー、その他の組織設定など)を構成して制御することが可能になります。ApigeeOrganization リソースは、組織(組織全体のスコープ)内の複数の環境をサポートできます。 |
ApigeeEnvironment |
ApigeeEnvironment は、Apigee ハイブリッドで Kubernetes クラスタ内の Apigee 環境を表すために使用される CRD です。これにより、クラスタ内で直接 Apigee 環境を作成して管理できるため、環境固有の設定、デプロイ、構成を制御することが可能になります。そのため、ハイブリッド Apigee 設定でさまざまなデプロイ ステージ(dev、test、prod など)をより適切に整理して管理できます。ApigeeEnvironment リソースは 1 つの環境に対応するため、環境ごとに個別に作成されます。 |
ApigeeRedis |
ApigeeRedis は、Kubernetes クラスタ内の Apigee コンポーネント専用の Redis インスタンスをプロビジョニングして管理するために使用される、Apigee ハイブリッドの CRD です。ApigeeRedis には、Apigee と Apigee ハイブリッドで分散レート制限に使用されるクラスタレベルのレート上限数が保存されます。これは、SpikeArrest ポリシーで UseEffectiveCount オプションが有効になっている場合にのみ適用されます。この専用の ApigeeRedis インスタンスは高パフォーマンスのデータストアとして機能し、Apigee ランタイム プレーンのキャッシュ、セッション管理、レート制限などの機能を有効にします。 |
ApigeeRoute |
ApigeeRoute は、Kubernetes クラスタ内で実行中の Apigee サービスに外部トラフィックが到達するためのルーティング構成を定義して管理するために使用される、Apigee ハイブリッドの CRD です。この CRD を使用すると、上り(内向き)ルール、ロード バランシング、その他のルーティング ポリシーを指定して、受信リクエストを適切な Apigee コンポーネントに転送し、API への効率的で安全なアクセスを確保できます。 |
ApigeeRouteConfig |
ApigeeRouteConfig は、Kubernetes クラスタで実行中の Apigee サービスに外部トラフィックがアクセスする際のルーティング ルールを構成するために使用される、Apigee ハイブリッドの CRD です。この CRD を使ってホスト名、パス、関連するバックエンド サービスを定義することで、受信リクエストを正しい Apigee コンポーネントに転送できます。これにより、外部クライアントと Apigee デプロイのやり取りを柔軟かつ詳細に制御することが可能になります。 |
ApigeeTelemetry |
ApigeeTelemetry は、Kubernetes クラスタで実行されている Apigee ランタイム プレーン コンポーネントからのテレメトリー データ(ログ、指標、トレース)の収集とエクスポートを構成するために使用される、Apigee ハイブリッドの CRD です。この CRD を使ってデータの宛先(Google Cloud Operations や、対応する機能を持つ他のシステム)を指定することで、Apigee デプロイの一元的なモニタリング、分析、トラブルシューティングを実現できます。 |
ApigeeIssues |
ApigeeIssues は、Apigee ハイブリッドで Apigee プラットフォーム デプロイ内の既知の問題を追跡して管理するために使用される CRD です。この CRD を問題の記録、分類、解決のための一元化されたリポジトリとして利用することで、チーム間のコラボレーションを促進し、ハイブリッド環境内の問題の効率的なトラブルシューティングと解決を実現できます。 |
CassandraDataReplication |
CassandraDataReplication は、マルチリージョンの Apigee ハイブリッド デプロイにある異なる Cassandra クラスタ間のデータ レプリケーションを管理するために特別に設計された、Apigee ハイブリッドの CRD です。 |
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最終更新日 2025-02-14 UTC。
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