クラスタに構成を適用する
次の手順で Apigee ハイブリッドをクラスタにインストールします。
- 現在のディレクトリが
hybrid-base-directory/hybrid-files
ディレクトリであることを確認します。 - 次のコマンドを使用して、
kubectl
が正しいコンテキストに設定されていることを確認します。現在のコンテキストは、Apigee ハイブリッドをデプロイするクラスタに設定する必要があります。kubectl config get-contexts | grep \*
- プラットフォームが Anthos on bare metal、AWS on GKE、EKS、GKE On-Prem の場合のみ、次のコマンドを使用して、
KUBECONFIG
変数が設定されていることを検証します。echo $KUBECONFIG
- ドライランの初期化を行います。
--dry-run
フラグを指定してinit
コマンドを実行します。ドライランを行うと、クラスタが変更される前にエラーがないかどうかを確認できます。ハイブリッド バージョン 1.5.10 では、実行している
kubectl
のバージョンによって--dry-run
フラグの構文が異なります。次のコマンドでkubectl
のバージョンを確認します。kubectl version
kubectl
バージョン 1.17 以前:$APIGEECTL_HOME/apigeectl init -f overrides/overrides.yaml --dry-run=true
kubectl
バージョン 1.18 以降:$APIGEECTL_HOME/apigeectl init -f overrides/overrides.yaml --dry-run=client
- エラーがなければ、次のように
init
コマンドを実行します。$APIGEECTL_HOME/apigeectl init -f overrides/overrides.yaml
init
コマンドにより、Apigee デプロイメント サービスの Apigee Deployment Controller と Apigee Admission Webhook がインストールされます。 - デプロイのステータスを確認するには、次のコマンドを使用します。
$APIGEECTL_HOME/apigeectl check-ready -f overrides/overrides.yaml
kubectl get pods -n apigee-system
kubectl get pods -n istio-system
Pod の準備ができたら、次のステップに進みます。
- ドライランのインストールを行います。
--dry-run
フラグを指定してapply
コマンドを実行します。kubectl
バージョン 1.17 以前:$APIGEECTL_HOME/apigeectl apply -f overrides/overrides.yaml --dry-run=true
kubectl
バージョン 1.18 以降:$APIGEECTL_HOME/apigeectl apply -f overrides/overrides.yaml --dry-run=client
-
エラーがなければ、次のコマンドを使用して Apigee 固有のランタイム コンポーネントをクラスタに適用できます。
$APIGEECTL_HOME/apigeectl apply -f overrides/overrides.yaml
- デプロイのステータスを確認するには、次のコマンドを実行します。
$APIGEECTL_HOME/apigeectl check-ready -f overrides/overrides.yaml
Pod の準備がすべて整うまで、この手順を繰り返します。Pod の起動には数分かかることがあります。