ステップ 1: クラスタを作成する

始める前に:

以下の説明では、前の手順で環境変数を作成していることを前提としています。次のコマンドで確認します。

echo $PROJECT_ID
echo $CLUSTER_LOCATION
echo $ORG_NAME
echo $ENV_NAME

ここでは、Apigee ハイブリッドを実行するクラスタの設定方法について説明します。この手順は、ハイブリッドを実行するプラットフォームによって異なります。ご使用のプラットフォームを選択して説明をご覧ください。

GKE

このステップでは、シェル環境を設定し、Google Cloud プロジェクトで GKE クラスタを作成する方法について説明します。

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている GKE のバージョンを確認します。
  3. 次の手順でユーザー クラスタを作成します。
    • リージョン クラスタの作成

クラスタをインストールして起動したら、次のステップに進みます。

GKE On-Prem

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている GKE のバージョンを確認します。
  3. 次の手順でユーザー クラスタを作成します。

クラスタをインストールして起動したら、次のステップに進みます。

Anthos on bare metal

要件と前提条件

Anthos clusters on bare metal を使用すると、自分のマシンリソース上で Kubernetes クラスタを直接実行できます。

次の要件と前提条件を確認してください。

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている GKE のバージョンを確認します。
  3. 次の手順でユーザー クラスタを作成します。

クラスタをインストールして起動したら、次のステップに進みます。

AKS

AKS クラスタを作成する

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている AKS のバージョンを確認します。
  3. 次のいずれかの手順でクラスタを作成します。

EKS

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている EKS のバージョンを確認します。
  3. 次の手順でユーザー クラスタを作成します。

クラスタをインストールして起動したら、次のステップに進みます。

GKE on AWS

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている GKE のバージョンを確認します。
  3. 次の手順でユーザー クラスタを作成します。

クラスタをインストールして起動したら、次のステップに進みます。

OpenShift

クラスタの作成

  1. Apigee ハイブリッド クラスタのクラスタ要件を収集します。
  2. ハイブリッド バージョン 1.5.10 でサポートされている GKE のバージョンを確認します。
  3. 次の手順で、OpenShift ユーザー クラスタに Apigee をインストールし、GKE Hub に登録します。
    1. oc CLI ツールをインストールして構成します。OpenShift ドキュメントの OpenShift CLI のスタートガイドをご覧ください。
    2. GKE Hub に登録します。
      1. 次の内容のファイルを gke-connect-scc.yaml という名前で作成します。
        # Connect Agent SCC
        apiVersion: v1
        kind: SecurityContextConstraints
        metadata:
          name: gke-connect-scc
        allowPrivilegeEscalation: false
        requiredDropCapabilities:
        - ALL
        runAsUser:
          type: MustRunAsNonRoot
        seLinuxContext:
          type: RunAsAny
        supplementalGroups:
          type: MustRunAs
          ranges:
          - min: 1
            max: 65535
        fsGroup:
          type: MustRunAs
          ranges:
          - min: 1
            max: 65535
        volumes:
        - secret
        readOnlyRootFilesystem: true
        seccompProfiles:
        - docker/default
        users:
        groups:
          - system:serviceaccounts:gke-connect
                
      2. 次のコマンドを使用して、oc にコンポーネントを作成します。
        oc create -f gke-connect-scc.yaml
      3. 次のコマンドを使用して、コンテキストの環境変数を作成します。
        export KUBECONFIG=<> # Cluster kubeconfig file path
        export CONTEXT=admin
      4. 次のコマンドを使用して、GKE Hub に登録します。
        gcloud --project=${PROJECT_ID} container hub memberships register CLUSTER_NAME \
          --kubeconfig=${KUBECONFIG} \
          --context=${CONTEXT} \
          --service-account-key-file=KEY_FILE_PATH

        ここで

        • PROJECT_ID は、ユーザーの Google Cloud プロジェクト ID です。
        • CLUSTER_NAME は、作成したクラスタの名前です。
        • KUBECONFIG は、クラスタの kubeconfig ファイルのパスです。
        • CONTEXT は、gcloud がクラスタを登録するコンテキストです。このコマンドの CONTEXTadmin にする必要があります。
        • KEY_FILE_PATH は、サービス アカウント キーファイルのパスです(例: ./dist/apigee-my-project-ro-sa.json)。サービス アカウントには、次の 2 つの IAM ロールが必要です。
          • GKE Hub 管理者
          • GKE Connect エージェント

クラスタをインストールして GKE Hub に登録したら、次のステップに進みます。

 

1 (次)ステップ 2: cert-manager をインストールする 3 4 5 6 7 8 9