SAP 用の Red Hat Enterprise Linux(RHEL)高可用性クラスタに関連する問題については、できるだけ早く Cloud カスタマーケアに次の情報をご提供ください。
問題またはエラーの詳細な説明(以下の情報を含む)
- 現在のアプリケーションまたはシステムの状態。
- エラーが発生した日時。
- SAP ワークロードでパフォーマンスの問題が発生している場合は、SAP ワークロードのパフォーマンスに関する診断情報を収集します。
Google Cloud の SAP 用エージェントを使用している場合は、サポート バンドルを生成して共有できます。
Google Cloud の SAP 用エージェントを使用していない場合は、構成の詳細、システム情報、診断情報など、クラスタに関する情報を収集します。これらの情報には次のものがあります。
Red Hat
sos
パッケージがあるか、インストールできる場合は、sosreport
ツールを使用してクラスタ情報を収集します。sos
パッケージをインストールするには:sudo yum install -y sos
すべてのクラスタノードで
sosreport
ツールを実行します。sosreport
sos
パッケージがインストールされていない場合は、すべてのクラスタノードでcrm_report
ツールを実行して、Corosync ログを提供します。問題発生の約 1 時間前の開始時刻を指定します。問題が解決してから 1 時間以上後の終了時刻を指定します。
すべてのノードで
crm_report
を実行します。-f フラグと -t フラグにそれぞれ開始時刻と終了時刻を指定します。crm_report -f "yyyy/mm/dd hh:mm" -t "yyyy/mm/dd hh:mm"
RHEL 7 の場合は、クラスタ ソフトウェアのログファイル
/var/log/cluster/corosync.log
を各クラスタノードから追加で提供します。
sosreport
ツールの詳細については、sosreport の概要と Red Hat Enterprise Linux で sosreport を作成する方法を参照してください。