Apigee プロダクトに関する Google 利用規約
クラウド サービスの使用に関して本契約のオフライン版に署名されたお客様には、下記の規約は適用されず、お客様のクラウド サービスの使用にはオフラインの規約が適用されます。
Apigee プロダクトに関するこれらの Google 利用規約(以下「本契約」)は、Google と本契約に同意する法人または個人(以下「お客様」)との間で締結されます。「Google」とは、1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, California 94043 に拠点を置く Google LLC を指します。
本契約は、お客様が下の [同意する] ボタンをクリックして契約に同意した日(以下「発効日」)に効力を発します。お客様の代理人が代行して同意する場合、かかる代理人は(i)18 歳以上であること、(ii)お客様を本契約に拘束する完全な法的権限を有すること、(iii)本契約を読んで内容を理解していること、および(iv)お客様本人に代わって本契約に同意することを表明し、保証するものとします。代理人がお客様を拘束する法的権限を持たない場合は、[同意する] ボタンをクリックしないでください。本契約は、お客様による本クラウド サービスへのアクセスおよび使用について規定するものです。本契約のオフライン版については、Google までお問い合わせください。
1. 定義
「管理コンソール」とは、クラウド サービスを管理するために Google がお客様に提供するオンライン コンソールおよび / またはツールのことです。
「関係会社」とは、当事者を直接的または間接的に支配している、当事者によって支配されている、または当事者と共通の支配下にある法人のことです。
「契約」とは、Apigee プロダクトに関するこの Google 利用規約、および完全に履行された注文書のことです。
「申し立て」とは、無関係の第三者の申し立てのことです。
「AUP」とは、クラウド サービスの利用規定ポリシー(https://cloud.google.com/terms/aup)のことです。
「ブランド」とは、各当事者の商号、商標、サービスマーク、ロゴ、ドメイン名、および識別力を有するその他のブランド表示のことであり、当該当事者によって随時保護されます。
「クラウド サービス」とは、お客様が https://cloud.google.com/apigee/pricing で購入した Edge クラウド サービスのことです。
「機密情報」とは、本契約のもとで一方当事者(または関係会社)から他方当事者に開示された情報であり、かつ機密と記されているか、または状況から通常は機密情報と見なされる情報を指します。これには、受領者が独自に構築した情報、守秘義務を伴わずに第三者から正当に与えられた情報、または当事者の責によらず一般に公開されている情報は含まれません。したがって、お客様のデータはお客様の機密情報とみなされます。
「支配」とは、当事者の議決権または持分の 50% を超えて支配することです。
「お客様のデータ」とは、お客様もしくはお客様のエンドユーザー、またはその代理人が、お客様の Google アカウントで運用されるクラウド サービスを介して提供したデータのことです。
「お客様の機器」とは、クラウド サービスへのアクセスに使用されるお客様のコンピュータ ハードウェア、ソフトウェアおよびネットワーク インフラストラクチャのことです。
「データ処理およびセキュリティ規約」とは、クラウド サービスに関するデータ処理およびセキュリティ規約(https://cloud.google.com/apigee/terms/data-processing-and-security)のことです。
「非推奨ポリシー」とは、クラウド サービスの非推奨ポリシー(https://docs.apigee.com/release/deprecation)のことです。
「ドキュメント」とは、クラウド サービスの説明(https://cloud.google.com/apigee/pricing)のことです。
「緊急のセキュリティ問題」とは、次のいずれかを意味します。(a)お客様またはお客様のユーザーによるクラウド サービスの使用が AUP に違反し、(i)クラウド サービスの使用、(ii)他のお客様またはお客様のエンドユーザーによるクラウド サービスの使用、または(iii)クラウド サービスの提供に使用している Google のネットワークもしくはサーバーの機能を妨げること。または(b)第三者によるクラウド サービスへの不正アクセス。
「フィードバック」とは、お客様またはそのユーザーから Google に提供される、クラウド サービスに関するフィードバックまたは提案のことです。
「料金」とは、クラウド サービスに適用される料金(https://cloud.google.com/apigee/pricing)、次の表にある超過料金(API 呼び出しおよびシステム ユーザーの超過に対する料金)、および適用される税金を意味します。
超過料金(日割り計算なし)
超過対象 | Edge Team | Edge Business |
---|---|---|
API 呼び出し | 1~1,500,000 ごとに $400 | 1~30,000,000 ごとに $5,000 |
システム ユーザー | 1 年間にユーザーあたり $2,500 | 1 年間にユーザーあたり $5,000 |
「料金発生期間」とは、お客様が購入したクラウド サービスの課金対象期間(暦月、四半期または年間)のことです。
「危険度の高い活動」とは、核関連施設、航空管制、または生命維持装置の運用など、クラウド サービスの使用または障害が死亡、人身傷害、または環境被害につながる可能性がある使用方法のことです。
「HIPAA」とは、Health Insurance Portability and Accountability Act of 1996(1996 年の医療保険の相互運用性と説明責任に関する法律)とそれ以降に発行された法令のことです。
「補償責任」とは、(a)補償当事者により承認された和解金、ならびに(b)管轄裁判所により法廷で裁定された、被補償当事者およびその関係会社に対する損害および費用のことです。
「知的所有権」とは、登録済みかどうかにかかわらず、世界的に認められている特許権、著作権、商標権、企業秘密に係わる権利、データベース権、著作者人格権、その他の知的所有権のことです。
「法的手続き」とは、法律、行政機関による規制、裁判所命令、召喚状、令状、行政機関による規制、代理人による要求、またはその他の有効な法的権限、法的手続き、または同様の手続きに基づいて行われるデータ開示要求のことです。
「ソフトウェア」とは、Google がクラウド サービスに関連して提供する Google のバイナリ ソフトウェア プログラム(お客様が Google からダウンロードできるものも含む)および当該ソフトウェアに対して Google が随時行う更新のことです。
「サポート」とは、クラウド サービスに対してその時点で有効な Google のテクニカル サポート ポリシーのことです。具体的には、https://apigee.com/about/specification-sheets をご覧ください。
「システム ユーザー」とは、クラウド サービスのユーザー インターフェースまたは API を介して組織または環境の組み合わせのいずれかにアクセスするために使用される一意のアカウント ID と認証情報を持つユーザーのことです。システム ユーザーは、自分の認証情報を他のユーザーまたはシステムと共有することはできません。
「税金」とは、クラウド サービスの購入に関連するあらゆる関税、通関手数料、および物品サービス税や付加価値税などの間接税を含む税金を意味し(Google の所得税を除く)、これには徴税に関連するあらゆる罰金または利息も含まれます。
「期間」とは、第 13.1 項で定められた意味を有します。
「商標ガイドライン」とは、第三者が Google ブランドを使用する際の Google のガイドラインのことです。具体的には、https://www.google.com/permissions/guidelines.html を参照してください。
「利用規約の URL」とは、ここに記載された URL: https://cloud.google.com/apigee/google-terms-service-apigee-products のことです。
「第三者の法的手続き」とは、当事者と無関係の第三者によって裁判所または政府法廷に提出された正式な法的手続きのことで、あらゆる上訴手続も含まれます。
「ユーザー」とは、お客様および / またはその関係会社の従業員、代理人、独立した契約者または第三者のデベロッパーのうち、お客様からクラウド サービスの使用が許可されている者、および / またはクラウド サービスを介して自分の情報が転送される者を指します。
2. Google の義務。
2.1. クラウド サービス。本契約の期間中、Google は次のことを行います。(i)ドキュメントおよび本契約の条件に従い、お客様がクラウド サービスを利用できるようにします。(ii)クラウド サービスおよびサポートの提供に必要な場合を除き、またはお客様の指示に従う場合を除き、お客様のデータへのアクセスも使用も行わないものとします。
2.2. 管理コンソール。クラウド サービス受領の一環として、お客様は管理コンソールを使用し、同コンソールを介してクラウド サービスを管理することができます。
2.3. デプロイ リージョン。お客様は、クラウド サービスのコアランタイム(メッセージング処理)コンポーネントをデプロイするリージョンを選択できます。 お客様がリージョンを選択できない場合、またはお客様がリージョンを選択しなかった場合、Google は、Google またはその代理人が施設を運営する任意の場所にクラウド サービスのコアランタイム コンポーネントをデプロイできます。
2.4. 変更Google は、クラウド サービスに対して、商業上合理的な更新を随時行うことができます。Google は、本契約(価格やリンクされているドキュメントを含む)を随時変更できます。Google の特段の断りがない限り、本契約に対する重要な変更は、それらの変更が掲載されてから 30 日後に有効になるものとします。ただし、それらの変更が新しい機能に適用されるものである場合は、直ちに有効になるものとします。お客様が改定後の契約に同意しない場合は、クラウド サービスの使用を停止してください。Google は、本契約に対するあらゆる変更について、利用規約の URL に掲載するものとします。
3. お客様の義務。
3.1. コンプライアンス。両者の関係において、お客様は以下のことに責任を負うものとします。(i)システム ユーザー ログインのもとで行われるすべての活動。(ii)クラウド サービスへの接続、アクセス、またはその他の方法で使用するために必要なお客様の機器および付随サービスを取得し、維持すること。(iii)お客様の機器およびすべての付随サービスがクラウド サービスと互換性があり、ドキュメントに記載されているすべての要件を満たしていることを確認すること。(iv)本契約に基づくお客様のデータの処理を許可するために必要な同意を取得し、維持すること。(v)お客様のユーザー、お客様のデータ、およびクラウド サービスの使用。ならびにお客様のユーザー、お客様のデータ、およびクラウド サービスの使用が AUP に準拠していることを確認すること。
3.2. 制限事項。お客様は、適用される法律を遵守し、本契約に従ってクラウド サービスを使用するものとし、お客様が以下の行為をすることは禁じられています。(a)クラウド サービスを第三者に再販売、サブライセンス、リース、時分割、またはその他の方法で利用可能にすること。(b)クラウド サービスを使用して、不正または違法な素材を送信または保管すること。(c)クラウド サービスまたは同サービス内に保管されるデータに対して、不正アクセス、またはその整合性もしくは運用性の妨害を試みること。(d)複数人でシステム ユーザー アカウントを共有すること。(e)クラウド サービスに基づいて派生品を作成、修正、複製すること。(f)クラウド サービスのリバース エンジニアリングを行うこと。(g)ウイルス、ワーム、トロイの木馬、またはシステムもしくはデータの破壊を意図してその他のプログラミング ルーチンを拡散すること。(h)競合製品もしくはサービスの構築、またはその機能やユーザー インターフェースの複製を行う目的でクラウド サービスを利用すること。(i)Google の書面による事前の同意なしに、製品評価、ベンチマーク、または公表を目的としたその他の比較分析を実施するために、クラウド サービスを使用するか、クラウド サービスの使用を許可すること。(j)国務省が指定する国際武器取引規制の対象となる顧客データを処理または保存すること。(k)危険度の高い活動のためにクラウド サービスを使用すること。Google の書面による別段の定めがない限り、Google は HIPAA に基づく義務を生じさせるクラウド サービスの使用は意図していません。また、クラウド サービスが HIPAA の要件を満たしているという表明も一切していません。お客様が HIPAA で定められている適用対象事業者または業務提携事業者(あるいはその候補)である場合、当該お客様は、保護対象保健情報(HIPAA で定義されています)に関連するいかなる目的または方法においても、本クラウド サービスを使用してはいけません。ただし、お客様が Google から、かかる使用に対する同意を事前に書面で受領した場合は例外とします。
3.3. 停止と削除。
停止 / 削除。 お客様は、お客様のデータが AUP に違反していることを認識した場合、関連するお客様のデータを直ちに削除するものとします。お客様が前文で述べたとおりに停止または削除を行わない場合、Google はそのお客様に停止または削除を行うように要求できます。お客様が 24 時間以内に Google の要求に従わない場合、Google は、かかる違反が訂正されるまでクラウド サービスを停止することができます。
緊急のセキュリティ問題。 上記にかかわらず、緊急のセキュリティ問題が発生した場合、Google はお客様によるクラウド サービスの使用を自動的に停止することがあります。かかる停止は、緊急のセキュリティ問題を防止または解決するために必要な最小限の範囲で最小時間継続されます。Google がなんらかの理由でお客様に事前に通知せずにクラウド サービスの使用を停止する場合、お客様の要請に応じて、Google はできる限り速やかに停止の理由を通知するものとします。
3.4 他の Google サービス、第三者のサービス。
クラウド サービスを使用すると、Google の他のサービスまたは Google 以外(第三者)のサービスに接続できます。本契約は、Google の他のサービスと第三者のサービスの使用には適用されません。Google の他のサービスを使用する場合は、Google Cloud Platform の利用規約が適用されます。お客様が第三者によるサービスを使用する場合は、お客様と当該サービスを提供する第三者との間で締結された別の利用規約が適用されます。かかる Google サービスおよび第三者のサービスの利用規約に違反する方法で、クラウド サービスを使用して Google のサービスまたは第三者のサービスにアクセスしてはいけません。お客様は、第三者のサービスへの接続および使用に必要な権利を有することを確約する全責任を負います。Google は、第三者のサービスの運営、サポート、支持、監視、管理を行わず、第三者のサービスについて一切の責任を負いません。Google は、第三者のサービスのセキュリティ慣行またはプライバシー ポリシーに対して責任を負いません。
4. 支払い条件。
4.1. 課金Google は、該当する料金発生期間の開始時にお客様に電子請求書を発行します。お客様は、すべての料金について責任を負い、電子請求書に記載された通貨で料金を支払うものとします。お客様がクレジット カード、デビットカード、またはその他の請求書なしで支払う方法を選択している場合、Google は期日にすべての料金を即時請求し(かつお客様は支払うものと)します。お客様が請求書払いを選択した場合(かつ Google が同意した場合)、請求書に記載されている期限までにすべての料金を支払いうものとします(請求書に支払期日が記載されていない場合は請求日から 30 日以内とします)。延滞料金の計算の対象となるAPI 呼び出しの超過、システム ユーザー数の超過、またはその他の料金は、当該料金が発生した期間の終了時点で電子的に請求されます。かかる金額の支払期限は本契約に応じて定められるものとします。お客様による全料金の支払い義務は取り消し不能です。お客様によるクラウド サービスの使用量は、Google の測定によって確定されます。 Google は、複数の請求書を発行する義務を負いません。電信送金による支払いには、Google が指定した銀行情報を含める必要があります。
4.2. 税。
a. すべての税金はお客様の負担となります。また、お客様は税金に関するいかなる減額も行わずにクラウド サービスの料金を Google に支払うものとします。Google が徴税義務または納税義務を負う場合、当該税金をお客様に請求します。ただし、所轄税務署が承認する有効な非課税証明書をお客様が Google に適時に提出した場合を除きます。一部の州では、販売時点の合計購入額に対して売上税が課されることになっており、販売時に売上税を請求し徴収する必要があります。法律の定めるところにより、お客様が支払額から税金を差し引いて Google に支払う場合は、正式な税金徴収証明書、または当該控除を裏付ける他の適切な文書を Google に提供する必要があります。適用される税法のもとでクラウド サービスが現地の VAT の対象であり、かつ、お客様が Google に支払うべき金額から現地の VAT を源泉徴収する義務がある場合、前述の手続きに従って計算されたクラウド サービスの価値は、現地の VAT の金額分だけお客様によって増額(グロスアップ)され、グロスアップされた金額が VAT 込みの料金とみなされるものとします。お客様は、VAT 込みの料金から源泉徴収される現地 VAT 分の金額を管轄の税務当局に支払い、Google が本来受け取るべき正味金額(源泉徴収して管轄の税務当局に支払う現地 VAT 分の金額を VAT 込みの料金から差し引いた額)をサービスの対価として Google が確実に受け取れるようにするものとします。
b. 適用される法律で義務付けられている場合、お客様は、該当する法域において適用される税法や税務当局に従っていることを Google が確認するために必要になる、該当する納税者情報を Google に提供するものとします。お客様による誤った申告が原因で生じる一切の税金、利息、違約金、または罰金については、お客様がその支払い(または Google への払い戻し)の義務を負うものとします。
4.3. 請求書についての異議申し立てと払い戻し。 請求書に関するいかなる異議も、請求書の支払い期日より前に申し立てる必要があります。両当事者が特定の請求の誤りの原因が Google にあると判断した場合、Google は、登録されたお客様のカードに払い戻しを行います。請求書払いの場合は、問題の請求書の誤った金額を示したクレジットメモを発行します。Google は修正した請求書は発行しません。異議申し立てのあった請求書が未払いの場合、Google は異議申し立てのあった請求書にクレジットメモの金額を適用し、お客様はその請求書の差額を支払う責任を負うものとします。お客様は、法律で許可される最大限の範囲で、請求後 60 日以内に申し立てた場合を除き、請求に関するすべての申し立てを放棄するものとします(このことは、クレジット カード発行者に対するお客様の権利に影響を与えません)。請求書払いの場合、払い戻し(該当する場合)は Google の裁量により、クラウド サービスのクレジットの形でのみ行われます。本契約のいかなる内容も、Google に任意の当事者への信用供与義務を負わせるものではありません。
4.4. 支払いの滞納、停止 支払いが延滞した場合は、支払い期日から全額が支払われるまでの間、月 1.5% の利率(または、法定最高利率がこれより低い場合はその利率)で利息が課されることがあります。お客様は、滞納金の徴収において Google が支出した合理的な費用(弁護士費用を含む)をすべて負担するものとします。お客様のクラウド サービスに対する支払いが延滞した場合、Google は第 13.2 項に従い、契約違反として当該クラウド サービスを停止、または本契約を終了できるものとします。
4.5. 注文番号は不要。 明確さを期するため、お客様は Google の請求書に(またはその他の方法で)注文番号を記載するよう Google に要求せず、該当するすべての料金を支払う義務を負います。
5. 追加規約。
5.1. 権利の付与。 本契約の条項に従い、Google は、お客様(およびお客様がクラウド サービスへのアクセスを許可する関係会社)に、契約期間中、お客様が購入したクラウド サービスに対して非独占的かつ譲渡不可(以下で定義する譲受人を除く)の使用権を付与するものとします。お客様がクラウド サービスを使用する権利は、本契約およびドキュメントに記述の使用量その他の制約を受けます。
5.2. 第三者のコンポーネント。 クラウド サービスに含まれる第三者のコンポーネント(これにはオープンソース ソフトウェアが含まれる可能性があります)は、別個の使用許諾契約の適用を受ける場合があります。 第三者のライセンスが本契約に明示的に優先する限られた範囲において、お客様による第三者のコンポーネントの使用にはその第三者のライセンスが適用されます。
5.3. クラウド サービスの廃止。 非推奨ポリシーに基づき、Google は理由の如何を問わず、お客様に対して一切の責任を負うことなしに、任意のクラウド サービス、その一部、または機能をいつでも廃止できるものとします。
5.4. 評価アカウント。 評価アカウントは 60 日間有効で、内部の非本番環境で非営利目的でクラウド サービスを評価する場合にのみ利用できます。評価アカウントを使用して、クラウド サービスで個人データを処理することは認められません。評価アカウントにはデータ処理およびセキュリティ規約は適用されません。お客様は、暗号通貨のマイニングに評価アカウントを使用することはできません。一部のクラウド サービスおよび機能は評価アカウントで利用できない場合があります。また、評価アカウントから標準アカウントへの切り替えができない場合があります。SLA とサポートは評価アカウントには適用されず、利用できません。
5.5. 上限ドキュメントで詳しく定義されているように、一部のクラウド サービス プロダクトでは、システム ユーザー数、本番環境および本番環境以外での毎月、四半期または年間の API 呼び出しの回数が制限されています。お客様が暦月、四半期または年間の制限を超えた場合、Google は、API 呼び出しおよびシステム ユーザー数の超過分に対して、API 呼び出しおよびシステム ユーザー数の超過料金に基づいて電子的に請求します。合計請求金額は、実際に超過した API 呼び出し数またはシステム ユーザー数に基づいて計算されます。お客様は、クラウド サービスのレポート ツールを使用して、API 呼び出しの使用状況とシステム ユーザー数を確認できます。
6 サポート
Google は、お客様が料金をすべて支払われていることを条件にサポートを提供します。このサポートは、Google のテクニカル サポート ポリシーに記載の重要な利用規約に基づいて提供されます。当該利用規約の写しには、https://apigee.com/about/specification-sheets からアクセスできます。
7. 知的所有権。
7.1. 所有権。 お客様と Google の間において、お客様はお客様のデータおよびお客様の機密情報におけるすべての所有権を保持します。お客様と Google の間において、Google はクラウド サービスにおけるすべての所有権を保持します。
7.2. お客様のフィードバック。 お客様が Google にクラウド サービスに関するフィードバックを提供する場合、Google はお客様に対して義務を負うことなく、その情報を使用でき、お客様は撤回不能な形でそのフィードバックにおけるすべての権利、所有権、利益を Google に譲渡するものとします。
7.3. その他本契約のもとでは、Google またはお客様の商標、商号またはサービスマークに対するライセンス、権利または利益は供与されません。
8. 機密情報。
8.1. 義務。 受領者は、機密情報を開示しないものとします。ただし機密情報を知る必要があり、書面で守秘義務に同意した関係会社、従業員、代理人、または専門アドバイザー(または、書面による同意以外の手段で守秘義務の拘束を受ける専門アドバイザー)に対する開示はこの限りではありません。受領者は、これらの個人および団体が、本契約のもとで権利の行使および義務の履行のみを目的として、受領した機密情報を使用することを徹底し、同時に守秘義務を遵守するために合理的な注意を払うものとします。
8.2. 要請による開示。 本契約に矛盾する条項があっても、受領者は、商業上合理的な努力を尽くして(i)開示に先だち他方当事者に開示の旨を速やかに通知し、かつ(ii)開示に異議を唱える他方当事者の合理的な要請に応じることを条件として、該当する法的手続きで定められている範囲で機密情報を開示できます。上記にかかわらず、上記の(i)項および(ii)項は、受領者が(i)項および(ii)項を遵守することで、(a)法的手続きへの違反、(b)政府機関による調査の妨害、および / または(c)死亡または人体への重大な影響が発生する可能性があると判断した場合には適用されません。当事者間と同様に、お客様は、第三者およびそのユーザーによるクラウドサービスの使用に関して、第三者からの要求に責任をもって対応するものとします。
9. データ処理およびセキュリティ規約。
データ処理およびセキュリティの規約は、この参照により本契約の一部とみなされます。Google がデータ処理およびセキュリティ規約を変更する可能性があるのは、該当する法令や規制、裁判所命令、または政府規制機関によって発せられたガイダンスを遵守するために必要な場合や、このような変更がデータ処理およびセキュリティ規約によって明示的に許可されている場合、あるいは変更が次のような場合に限られます。
a. 商業上合理的と考えられる。
本クラウド サービスの全体的なセキュリティの脆弱化につながらないこと。
Google によるお客様の個人データの処理について、データ処理およびセキュリティ規約の第 5.2 項(処理の範囲)に定める範囲を拡大するものでなく、当該条項に定める制限を排除しないものであること。
その他、データ処理およびセキュリティ規約に基づくお客様の権利に重大な悪影響を及ぼすものでないこと。
Google がこの項に従って「データ処理およびセキュリティ規約」に重要な変更を加える場合、Google はこれらの規約を掲示する URL に変更を掲載します。 この項に従ってデータ処理およびセキュリティ規約に変更を行う限り、本契約にこれに反する条項があっても、お客様および Google の署名を伴う書類は必要ありません。
10. 保証。
10.1. 相互保証。 各当事者は、(i)本契約を締結および履行する法的権限を有すること、(ii)本契約への署名者が 18 歳以上であること、(iii)本契約の履行に適用されるあらゆる法規制(Google の場合)、またはクラウド サービスの使用に適用されるあらゆる法規制(お客様の場合)を遵守することを表明および保証するものとします。Google は、該当する SLA(存在する場合)に従ってクラウド サービスを提供することを保証するものとします。
10.2. 免責事項。本契約において明示的な定めがない限り、適用される法律により許容される最大の範囲で、Google およびそのサプライヤーは、明示、黙示、制定法上その他を問わず、商品性、特定の使用への適合性、権利の非侵害性を含むがこれらに限らず、一切の保証を行いません。Google およびそのサプライヤーは、クラウド サービスの使用によって管理または転送されたお客様のデータやその他の通信の削除または保存の失敗について、一切の責任を負いません。お客様のデータの保管およびバックアップについては、お客様が単独で責任を負うものとします。Google およびそのサプライヤーはいずれも、クラウド サービスおよびソフトウェアがエラーのない状態で中断せずに動作することを保証するものではありません。クラウド サービスおよびソフトウェアは、危険度の高い活動向けに設計または製造されたものではなく、またそうした用途を意図するものでもありません。
11. 補償。
11.1. お客様の補償義務。 適用される法律で禁止されている場合を除き、お客様はあらゆる第三者の法的手続きにおいて、(i)お客様のアプリケーション、お客様の組織またはクラウド サービスの環境、お客様のデータ、もしくはお客様のブランドから生じる範囲、または(ii)お客様もしくはお客様のユーザーによる AUP に反したクラウド サービスの使用から生じる範囲で、Google およびその関係会社を補償責任から防御し免責するものとします。
11.2. Google の補償義務。 Google はあらゆる第三者の法的手続きにおいて、クラウド サービス(オープンソースのソフトウェアを除く)の提供のために使用されている Google の技術の使用が、第三者の知的所有権の侵害または乱用にあたるという申し立てにもっぱら起因する範囲で、お客様およびその関係会社を補償責任から防御し免責するものとします。
11.3. 除外事項この第 11 項は、発端となる申し立てが以下の理由から生じる範囲には適用されません。
a. 非補償当事者による本契約の違反
b. Google 以外の何者かによる Google の技術の変更。
c. Google の技術と Google が提供していない素材の組み合わせ、または
d. 現在のものではない、またはサポートされていないバージョンのクラウド サービスの使用。
11.4. 条件。第 11.1 項および第 11.2 項は次の範囲のみに適用されます。
a. 第三者の法的手続きに先んじて、被補償当事者が補償当事者に書面であらゆる申し立て速やかに通知し、補償当事者と合理的な協力を図りかかる申し立ておよび第三者の法的手続きの解決にあたる範囲。この第 11.4(a)項への違反によって、第三者の法的手続きの防御に不利益が生じる場合、第 11.1 項または第 11.2 項(該当する場合)に基づく補償当事者の義務は、その不利益に比例して減じられるものとします。
b. 被補償当事者は、第三者の法的手続きの補償部分の単独の指揮権を補償当事者に与えます。ただし、次の両方の適用を受けることを条件とします。(i)被補償当事者は自身の支配下にない弁護人を自費で指名できること、および(ii)責任の受け入れ、金銭の支払い、またはなんらかの行動(もしく行動しないこと)を被補償当事者に求める和解では、被補償当事者の書面による事前の同意を必要とし、その同意が不当に保留、条件付けまたは遅延されないこと。
11.5. 救済。
a. (a)クラウド サービスが第三者の知的所有権を侵害しているおそれがあると Google が合理的に判断した場合、Google は独自の裁量と自らの費用負担で(i)お客様がクラウド サービスの使用を継続する権利を獲得する、(ii)機能を大きく低下させることなくクラウド サービスを侵害のおそれのないものに変更する、または(iii)クラウド サービスを侵害のおそれのない機能的に同等の代替手段に置き換えることがあります。
b. 第 11.5(a)項が商業上合理的でないと Google が判断した場合、Google は対象のクラウド サービスのお客様による使用を停止または終了できます。
11.6. 権利と義務の限定。 いずれの当事者の契約解除権にも影響を与えることなく、この第 11 項は、第三者による知的所有権侵害の申し立ておよび第三者の法的手続きに関して、本契約上の当事者の権利と義務のみを規定しています。
12. 責任の制限
12.1. 制限事項適用される法律および第 12.2 項(制限の例外)で許容されている最大の範囲内において、(A)いずれの当事者も本契約に起因または関連する、次に対するいかなる責任も負わないものとします。(I)相手方の収入の損失、(II)間接的、特別、偶発的または必然的な損失(当事者により発効日に予見可能であったか、あるいは予測されたかにかかわらず)、または(III)懲罰的損害。さらに(B)本契約に起因または関連する各当事者の合計補償額は、責任が生じた日付からさかのぼって 12 か月の間に本契約の下でお客様が Google に対して支払った金額に制限されます。
12.2. 制限の例外。これらの責任の制限は、一方の当事者による他方当事者の知的所有権侵害、補償義務、またはお客様の支払い義務には適用されません。
13. 期間と契約終了。
13.1. 期間。 本契約の第 13 項に記載されているように、本契約の「期間」は発効日に開始し、本契約が終了するまで継続します。
13.2. 違反による終了。 当事者は、次の場合に本契約を終了できます。(i)相手方が本契約の重大な違反を犯し、書面による通知の受領後 30 日以内に違反を解消しない場合。(ii)相手方が破産、支払不能、財産管理、清算、債権者への財産提供、または同様の手続きの対象となった場合、書面による通知によって直ちに本契約を終了できます。(iii)他の当事者が本契約に対する重大な違反を 2 回以上行った場合。(iv)本契約に別途定めがある場合。
13.3. 非アクティブな状態による終了。60 日間連続して(i)お客様が管理コンソールにアクセスしていないか、該当する組織のネットワーク アクティビティがなく、かつ(ii)かかるアカウントまたは組織に、当該クラウド サービスの料金が発生していない場合、Google は 30 日の事前通知をもって(評価アカウントおよび組織の場合は通知なしで)、お客様のアカウントまたはその組織へのクラウド サービスの提供を終了する権限を有します。
13.4. 料金発生期間の終了に伴う終了。 お客様は、いつでもクラウド サービスの使用を中止できます。お客様は、書面による事前通知を行うことで料金発生期間の終了時点で本契約を終了できます。ただし、終了時に該当するクラウド サービスの使用を中止しなければなりません。Google は、現在の料金発生期間の終了後いつでも、お客様に責任が生じることなく、本契約を終了できます。
13.5. 終了の効力。 本契約が終了した場合、(a)一方当事者から他方当事者に与えられた権利は直ちに失効し、(b)最終請求書の受領をもって、お客様が Google に支払うべきすべての料金が直ちに支払期限を迎え、(c)お客様がクラウド サービスからお客様の組織と環境、お客様のデータをすべて削除し、(d)要請に応じて、各当事者が他方当事者のすべての機密情報を返却または破壊すべく、商業上合理的な努力を払うものとします。
13.6. 存続。 第 4、7、8、10.2、11、12、13.5 および 14 項に基づく当事者の権利および義務は本契約の終了後も存続します。
14. 全般
14.1 代理権および第三者受益者の不在。 両当事者は独立した契約者であり、本契約によって両当事者間にパートナーシップ、フランチャイズ、出資提携、代理関係、業務委託関係、雇用関係が築かれることはありません。明示的に記述されていない限り、この契約で第三者に対して利益を与えることはありません。
14.2. 通知。通知は書面で行われ、相手方の法務部門と主要連絡先に送付されます。通知に関する Google 法務部の連絡先メールアドレスは legal-notices@google.com です。通知が受領された時点で、通知は完了したと見なされます。受領は、書面または自動受信による受領、または電子的ログ(該当する場合)によって証明されます。
14.3. 広報活動。お客様は、商標ガイドラインに従い、お客様がクラウド サービスの顧客であると公表することを許可されています。クラウド サービスの使用と関連付けて Google ブランドを表示する場合、お客様は商標ガイドラインに示すプロセスを通じて、Google から書面による許可を取得する必要があります。Google はオンラインまたは宣伝資料において Google の顧客リストにお客様の名前またはブランドを含めることができます。Google はお客様を同サービスの顧客として口頭で言及することもできます。以前に許可された公示と実質的に類似する公示を繰り返す場合は、相手方の許可を得る必要がないものとします。当事者によるブランドの使用は、そのブランドの知的所有権を保有する当事者の利益のために効力を生じます。当事者は、本項に基づいて相手方がブランドを使用する権利を、書面で相手方に通知して合理的な期間を経た上で取り消すことができます。
14.4. 改定、完全合意。 第 2.4 項および第 9 項に規定されている場合を除き、お客様および Google の署名入りの書面がない限り、本契約の条項に対するいかなる修正または放棄も効力を生じません。購入注文書またはその他の注文書(相互に執行され、本契約に明示的に加えられる注文書を除く)に記載されている条項は、かかる条項にこれに反する文言があっても、本契約に組み込まれず、かかる条項はすべて無効になります。本契約および本契約で参照されるすべての文書は、本件に関する両当事者の完全合意を表し、書面か口頭かを問わず、本件に関連して以前に行われた合意、提案、または表明のすべてに優先します。お客様が本クラウド サービスに関して Google またはその関係会社の 1 社とオフラインの契約を締結した場合、そのオフライン契約の条項が本契約に優先します。
14.5. 権利不放棄、分離可能性。 本契約に基づく権利について、権利不行使または行使遅延があったとしても、かかる権利の放棄とはなりません。本契約で別途記載のない限り、法律上または衡平法上認められる他のすべての救済に加えて、本契約で規定されている救済策が適用されます。本契約のいずれかの条項が管轄裁判所によって違法と判断された場合、かかる条項は、元の条項の目的を達成するために法的に許容される最大範囲で修正されるものとします。本契約の残りの部分は引き続き効力を有するものとします。
14.6. 不可抗力。 いずれの当事者も、当事者の合理的な制御が及ばない状況において発生した範囲において、不履行または履行遅滞について責任を負わないものとします。
14.7. 譲渡の制限。 いずれの当事者も、相手方の書面による同意なしに本契約のいかなる部分も譲渡できません。ただし、相手方が関係会社で、(a)譲受人が本契約の条項に拘束されることに書面で同意し、(b)譲渡人が本契約上の義務の責任を追い続け、および(c)譲渡人が相手方に譲渡の通知を行う場合に限り譲渡できます。その他のいかなる譲渡も無効となります。
14.8. 矛盾する条項の解釈。 本契約を構成する文書間に矛盾がある場合、文書はデータ処理およびセキュリティ規約、本契約、任意の URL で指定された条項の順で優先されます。
14.9. 準拠法。
a. 米国の市、郡、州の政府機関の場合。 お客様が市、郡、または州の政府機関である場合、本契約は準拠法および裁判地について黙秘します。
b. 米国連邦政府機関の場合。お客様が米国連邦政府機関の場合、以下が適用されます。本契約またはクラウド サービスに起因または関連するすべての申し立てに関しては、米国の法律を準拠法としますが、抵触法の規定の適用は除外されます。連邦法の許す範囲内のみで、(I)該当する連邦法がない場合はカリフォルニア州の法律が適用され(ただし、カリフォルニア州の抵触法の規定は不適用)、(II)本契約またはクラウド サービスに起因または関連するあらゆる申し立てについて、両当事者はカリフォルニア州サンタクララ郡の裁判所の対人管轄権および専属的管轄に同意するものとします。
c. その他すべての機関。 お客様が第 14.9(a)または(b)項に示された機関以外である場合、以下が適用されます。本契約またはクラウド サービスに起因または関連するすべての申し立てに関しては、カリフォルニア州の法律を準拠法としますが、カリフォルニア州の抵触法の規定は適用を除外されます。かかる申し立ては、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ郡の連邦裁判所または州立裁判所でのみ訴訟提起できるものとし、両当事者は裁判所の対人管轄権に同意するものとします。