Looker レポート機能を有効にするためのLooker インスタンスの要件以外にも、Looker レポートの設定と使用に関連する一部のタスクには、特定の Looker 権限が必要です。Looker データソースのデータの表示と使用には、追加の権限が必要です。権限は、Looker インスタンスで Looker 管理者によって付与されます。
レポートの Looker 権限については、このページの次のセクションをご覧ください。
Looker レポートの権限に関する注意事項
Looker 権限が Looker レポート ユーザーに適用される仕組みには、いくつかの注意点があります。
Looker レポートで Looker データソースのデータを表示または使用するには、基盤となる LookML モデルにアクセスできる必要があります。
フォルダへのユーザー アクセスは、アクセスレベルとユーザー権限によって制御されます。フォルダのアクセスレベルの設定を変更するには、フォルダのアクセスレベルの表示と管理をご覧ください。
権限とコンテンツ アクセスの追加的な性質については、ユーザー コンテンツ アクセスの制御とコンテンツ アクセスと権限の関係をご覧ください。
Looker レポートの権限
Looker 管理者は、[管理] パネルの [ロール] ページで、ユーザーとグループにロール、権限、モデルセットを割り当てることができます。
Looker のデフォルトの権限セットに加えて、Looker レポートの権限セットとモデルセットを作成して、Looker レポートのユーザーとグループに割り当てることができます。
ユーザーが Looker レポート機能を使用する方法を制御する Looker 権限の概要については、次の表をご覧ください。
Looker の権限 | 以下のコンテナに依存 | タイプ | Looker レポート タスク |
---|---|---|---|
explore |
access_data 、see_looks |
Looker データソース固有のモデル | ユーザーは、Looker Explore のデータを表示し、Explore からレポートを作成できます。 |
see_user_dashboards |
access_data 、see_looks |
Looker データソース固有のモデル | ユーザーはフォルダ内のレポートを表示できます。 |
save_dashboards |
access_data 、see_looks 、save_content |
インスタンス全体 | ユーザーはレポートを保存、編集できます。 |
download_with_limit |
access_data 、see_looks |
Looker データソース固有のモデル | ユーザーはレポートをダウンロードできますが、5,000 行以下の上限を指定する必要があります。 |
download_without_limit |
access_data 、see_looks |
Looker データソース固有のモデル | ユーザーは、上限を指定せずにレポートをダウンロードできます。最大 5,000 行までダウンロードできます。 |