YouTube コンテンツ所有者の転送

BigQuery Data Transfer Service for YouTube を使用すると、繰り返し実施する必要がある YouTube コンテンツ所有者レポートの読み込みジョブのスケジュールと管理を自動化できます。

サポートされるレポート

BigQuery Data Transfer Service for YouTube のコンテンツ所有者レポートでは現在、次のレポート オプションがサポートされています。

YouTube コンテンツ所有者レポートがどのように BigQuery テーブルとビューに変換されるかについては、YouTube コンテンツ所有者レポートの変換をご覧ください。

レポート オプション サポート
サポート対象の API バージョン 2018 年 6 月 18 日
スケジュール

毎日、UTC 時間の 14 時 45 分頃

時刻を設定できます。

ウィンドウの更新

過去 1 日

構成不可

最大バックフィル期間

過去 180 日間

YouTube は最大 180 日間データを保持します。詳細については、YouTube Reporting API ドキュメントの履歴データをご覧ください。

始める前に

YouTube コンテンツ所有者の転送を作成する前に、以下を行います。

  • BigQuery Data Transfer Service を有効にするために必要なすべての操作が完了していることを確認します。
  • YouTube データを保存する BigQuery データセットを作成します。
  • YouTube コンテンツ所有者アカウントを持っていることを確認します。YouTube コンテンツ所有者は、YouTube チャンネルと同じではありません。通常、さまざまなチャンネルを管理する場合は、YouTube コンテンツ所有者アカウントのみが必要です。
  • 転送を作成するユーザーに、次の必要な権限があることを確認します。
    • YouTube: YouTube コンテンツ マネージャまたは YouTube コンテンツ所有者。コンテンツ マネージャには、コンテンツ所有者の YouTube コンテンツを管理する権限が付与されます。コンテンツ所有者とは、1 つ以上の YouTube チャンネルとそのチャンネルの動画を所有するアカウントのことです。
    • BigQuery: 転送を作成するための bigquery.transfers.update 権限、およびターゲット データセットに対する bigquery.datasets.update 権限。事前定義されたプロジェクト レベルの IAM 役割である bigquery.admin には、bigquery.transfers.update 権限と bigquery.datasets.update 権限が含まれています。BigQuery での IAM 役割の詳細については、アクセス制御をご覧ください。
  • BigQuery ウェブ UI を使用して転送を作成する場合は、権限ウィンドウが表示されるように、bigquery.cloud.google.com からのポップアップを許可します。転送が成功するには、YouTube のレポート作成データを管理するための権限を BigQuery Data Transfer Service に許可しておく必要があります。
  • 転送実行通知は、現時点ではアルファ版です。Cloud Pub/Sub に対する転送実行通知を設定する場合は、pubsub.topics.setIamPolicy 権限が必要です。メール通知の設定のみを行う場合は、Cloud Pub/Sub の権限は必要ありません。詳細については、BigQuery Data Transfer Service の実行通知をご覧ください。

YouTube コンテンツ所有者の転送の設定

YouTube コンテンツ所有者の転送を設定するには、以下が必要です。

  • コンテンツ所有者 ID: YouTube から提供されます。YouTube にコンテンツ所有者またはコンテンツ マネージャとしてログインすると、URL の o= の後に ID が表示されます。たとえば、URL が https://youtube.com/dashboard?0=AbCDE_8FghIjK の場合、コンテンツ所有者 ID は AbCDE_8FghIjK になります。コンテンツ マネージャ アカウントの詳細については、コンテンツ マネージャのアカウント設定をご覧ください。
  • テーブル サフィックス: 転送を設定するときにユーザーが指定するわかりやすいチャンネル名です。テーブル名は、このサフィックスをジョブ ID に追加して作成されます(例: [reportTypeId]_[suffix])。別の転送で同じテーブルに書き込まれないようにするために、このサフィックスが使用されます。テーブル サフィックスは、同じデータセットにデータを読み込むすべての転送で一意である必要があり、生成されるテーブル名の長さが短くなるように、サフィックスは短くする必要があります。

現在 YouTube Reporting API を使用していて、既存のレポート作成ジョブがある場合は、BigQuery Data Transfer Service によってユーザーのレポートデータが読み込まれます。既存のレポート作成ジョブがない場合は、転送を設定すると、YouTube レポート作成ジョブが自動的に有効になります。

YouTube コンテンツ所有者の転送を設定するには:

ウェブ UI

  1. BigQuery ウェブ UI に移動します。

    BigQuery ウェブ UI に移動

  2. [転送] をクリックします。

  3. [Add Transfer] をクリックします。

  4. [New Transfer] ページで次の操作を行います。

    • [Source] で [YouTube Content Owner] を選択します。
    • [Display Name] に転送名を入力します(例: My Transfer)。転送名には、後で修正が必要になった場合に簡単に識別できる任意の名前を使用できます。
    • [Schedule] はデフォルト値のままにするか、[Edit] をクリックして時刻を変更します。

      コンテンツ所有者の転送のカスタム スケジュール

    • [Destination Dataset] で、該当するデータセットを選択します。

    • [Content owner ID] に、コンテンツ所有者 ID を入力します。
    • [Table suffix] にサフィックス(例: MT)を入力します。
    • BigQuery Transfer Service で YouTube レポート作成ジョブを管理できるようにするには、[Configure jobs] をオンにします。アカウントに現在存在しない YouTube レポートがある場合は、新しいレポート作成ジョブが作成されてそのレポートが有効になります。

      コンテンツ所有者の転送のデフォルト スケジュール

    • (省略可)[Advanced] セクションを展開し、転送の実行通知を構成します。転送実行通知は、現時点ではアルファ版です。

      • [Cloud Pub/Sub topic] にトピック名を入力します(例: projects/myproject/topics/mytopic)。
      • [Send email notifications] をオンにして、転送実行失敗のメール通知を許可します。
      • 転送を設定するときは [Disabled] をオンにしないでください。既存の転送を無効にするには転送の操作をご覧ください。

        Cloud Pub/Sub トピック

  5. [追加] をクリックします。

  6. プロンプトが表示されたら、[Allow] をクリックし、YouTube レポート作成データの表示権限、BigQuery でのデータのアクセス権限と管理権限を BigQuery Data Transfer Service に付与します。権限ウィンドウが表示されるように、bigquery.cloud.google.com からのポップアップを許可します。

    転送の許可

コマンドライン

bq mk コマンドを入力して、転送作成フラグ --transfer_config を指定します。次のフラグも必要です。

  • --data_source
  • --target_dataset
  • --display_name
  • --params

    bq mk --transfer_config --project_id=[PROJECT_ID] --target_dataset=[DATASET] --display_name=[NAME] --params='[PARAMETERS]' --data_source=[DATA_SOURCE]
    

ここで:

  • --project_id はプロジェクト ID です。
  • --target_dataset は転送構成のターゲット データセットです。
  • --display_name は転送構成の表示名です。転送名には、後で修正が必要になった場合に簡単に識別できる任意の名前を使用できます。
  • --params には、作成される転送構成のパラメータを JSON 形式で指定します(例: --params='{"param":"param_value"}')。YouTube コンテンツ所有者の転送では、content_owner_id パラメータと table_suffix パラメータを指定する必要があります。オプションで、configure_jobs パラメータを true に設定して、BigQuery Transfer Service で YouTube のレポート作成ジョブを管理できるようにすることができます。アカウントに現在存在しない YouTube レポートがある場合は、新しいレポート作成ジョブが作成されてそのレポートが有効になります。
  • --data_source はデータソース(youtube_content_owner)です。

また、--project_id フラグを指定して、特定のプロジェクトを指定することもできます。--project_id が指定されていない場合は、デフォルトのプロジェクトが使用されます。

たとえば、次のコマンドは、コンテンツ所有者 ID AbCDE_8FghIjK、テーブル サフィックス MT、およびターゲット データセット mydataset を使用して、My Transfer という YouTube コンテンツ所有者の転送を作成します。この転送はデフォルトのプロジェクトで作成されます。

bq mk --transfer_config --target_dataset=mydataset --display_name='My Transfer' --params='{"content_owner_id":"abCDE_8FghIjK","table_suffix":"MT","configure_jobs":"true"}' --data_source=youtube_content_owner

API

projects.locations.transferConfigs.create メソッドを使用して、TransferConfig リソースのインスタンスを指定します。

データのクエリ

データが BigQuery に転送されると、データは取り込み時間分割テーブルに書き込まれます。詳細については、分割テーブルをご覧ください。

自動生成されたビューを使用せずに、テーブルでクエリを直接実行する場合は、そのクエリで _PARTITIONTIME 疑似列を使用する必要があります。詳細については、分割テーブルのクエリをご覧ください。

YouTube コンテンツ所有者の転送設定のトラブルシューティング

転送を設定する際に問題が発生した場合は、BigQuery Data Transfer Service の転送構成のトラブルシューティングにある YouTube の転送に関する問題をご覧ください。

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