デフォルト リージョンまたはゾーンの変更

このページでは、Google Cloud Console のプロジェクトのデフォルトのリージョンまたはゾーンを設定する方法について説明します。

Compute Engine に対してリクエストを行うときは、リクエストに固有の要件に応じて、リージョンまたはゾーンを指定しなければならない場合があります。ゾーンリソースに関係するリクエストにはゾーン名を指定する必要があり、リージョン リソースに関係するリクエストにはリージョン名を指定する必要があります。たとえば、VM インスタンスに関連するリクエストでは常にゾーンを指定する必要があり、静的外部 IP に関連するリクエストでは常にリージョンを指定する必要があります。

新しいプロジェクトを作成すると、そのプロジェクトが作成されたロケーションに基づき、プロジェクトのデフォルトのリージョンとゾーンが Compute Engine で自動的に選択されます。Compute Engine はプロジェクトの作成元に近いリージョンとゾーンを選択しようとします。これにより、作成するリソースから顧客またはクライアントへのレイテンシが低減されます。別のリージョンまたはゾーンでリソースを作成する場合、プロジェクトのデフォルト ゾーンとリージョンをオーバーライドできます。

リージョンとゾーンについて詳しくは、リージョンとゾーンのドキュメントをご覧ください。

グローバル、リージョン、ゾーンの Compute Engine リソースについて詳しくは、グローバル リソース、リージョン リソース、ゾーンリソースのドキュメントをご覧ください。

始める前に

デフォルトのリージョンとゾーンのプロジェクトへの影響

デフォルトのリージョンとゾーンの設定は、gcloud コマンドライン ツールや Google Cloud Console などのクライアント ツールにのみ影響します。これらのツールは、デフォルトのゾーンとリージョンの情報を使用してリクエストの作成時にゾーンとリージョンの情報を事前に選択することで、リソースの管理を容易にします。

Cloud Console では、インスタンスやアドレスなどのゾーンまたはリージョンのリソースを作成する時に、ゾーンとリージョンのフィールドが事前入力されます。そのため、あらかじめ入力された値をそのまま受け入れることも、明示的に値を変更することもできます。

gcloud ツールを使用する場合は、--zone--region フラグを省略することができ、その場合はツールはプロジェクトのデフォルトのゾーンとリージョンのプロパティを使用します。

デフォルトのリージョンとゾーンはメタデータ サーバーで随時変更できます。また、gcloud ツールのデフォルトのゾーンとリージョンをローカル側でオーバーライドしたり、 ツールと Cloud Console の両方でリクエストごとに手動でオーバーライドしたりすることもできます。

デフォルトのゾーンまたはリージョンの検索

メタデータ サーバーには、プロジェクト ID やプロジェクト名など、プロジェクトに関するメタデータ情報が格納されています。メタデータ サーバーに対してクエリを実行することで、プロジェクトに関する情報を取得して使用できます。

プロジェクトのデフォルトのリージョンとゾーンを指定する場合、Compute Engine によってプロジェクトのメタデータ サーバーにこれらの値が設定されます。

デフォルトのリージョンとゾーンは、以下の値を使用して設定されます。

  • google-compute-default-zone
  • google-compute-default-region

デフォルトのリージョンとゾーンの設定を確認するには、次の gcloud コマンドを実行します。

gcloud compute project-info describe --project [PROJECT_ID]

ここで、[PROJECT_ID] はプロジェクト ID です。

レスポンスで返されるデフォルトのゾーンとリージョンのメタデータ値を確認します。google-compute-default-regiongoogle-compute-default-zone のキーと値がレスポンスに含まれていない場合、デフォルトのゾーンまたはリージョンが設定されていません。

デフォルトのゾーンまたはリージョンの変更

Console

Cloud Console でデフォルトのゾーンまたはリージョンを変更するには:

  1. Cloud Console で、設定ページに移動します。
  2. [リージョン] メニューから、デフォルトのリージョンを選択します。
  3. [ゾーン] メニューから、デフォルトのゾーンを選択します。

gcloud

メタデータ サーバーへのリクエストを行うことで、メタデータ サーバー内のデフォルトのゾーンとリージョンを変更できます。次に例を示します。

gcloud compute project-info add-metadata \
    --metadata google-compute-default-region=europe-west1,google-compute-default-zone=europe-west1-b

どのメソッドを使用した場合でも、デフォルトのメタデータを更新した場合は、gcloud init を実行して default 構成を再初期化します。gcloud コマンドライン ツールが新しいデフォルト ゾーンを選択します。リージョンは、gcloud init コマンドが再実行されると変更されます。

デフォルトのゾーンとリージョンを設定する gcloud オプションの詳細については、デフォルト プロパティの設定ドキュメントをご覧ください。

次のステップ