このページでは、Compute Engine リソースの命名規則について説明します。
リソースは、Cloud サービスやプロダクトを構成する基本要素です。たとえば、Compute Engine のリソースには次のようなものがあります。
- ディスクとディスク スナップショット
- イメージとイメージ ファミリー
- インスタンス テンプレート
- インスタンス グループ
- マシンイメージ
- ノードグループとノード テンプレート
- Compute Engine インスタンス
リソースの詳細については、グローバル リソース、リージョン リソース、ゾーンリソースのドキュメントをご覧ください。
命名規則
Compute Engine で新しいリソースを作成する場合は、リソースの名前などのプロパティを指定する必要があります。
Compute Engine 上のリソースの場合、リソース名は次の形式に従う必要があります(そのリソースの作成に関するドキュメントで別の指定がない場合)。
- 長さは 1~63 文字。
- RFC 1035 の規則を遵守していること。
- 正規表現
^[a-z]([-a-z0-9]*[a-z0-9])?
と一致すること。つまり、最初の文字は小文字にする必要があり、その後の文字はすべてハイフン、小文字、数字にする必要があります。ただし、最後の文字はハイフンにできません。
名前の一意性
通常、リソース名はプロジェクト内のロケーション内で一意にする必要があります。たとえば、外部 IP アドレスの名前は、それが存在するリージョン内で一意である必要があります。ただし、別のロケーションで同じ名前を再利用できます。
Compute Engine プロジェクト リソースの vmDnsSetting
設定が ZonalOnly
に設定されていない場合は、すべての VM 名がプロジェクト全体で一意である必要があります。ゾーンやリージョン間で VM 名を再利用できるだけでなく、DNS 登録の障害を個々のゾーンに隔離することでより高い信頼性を提供するため、プロジェクトには vmDnsSetting:ZonalOnly
設定を使用することを強くおすすめします。詳細については、ゾーン DNS 名をご覧ください。