Looker 内から、他の Looker ユーザーや、Looker インスタンス外のユーザーがクエリや Look を開くことができる一連の URL のいずれかを取得できます。Looker から Looker 以外の他の宛先にデータを送信するには、公開 URL を使って Look を公開し、このページに記載されているいずれかの方法で URL を送信、共有します。
クエリの URL の共有
クエリを実行した後、クエリの URL を別の Looker ユーザーと共有できます。存在する場合は、同じレポートと可視化レポートが表示されます。
URL を共有するときは、次の点に注意してください。
- 他のユーザーと URL を共有するときは、実際のデータではなくクエリを共有します。これは、ユーザーが作成したレポートの期間と、そのユーザーが作成したレポートの期間の間でデータが変わる可能性があることを意味します。たとえば、「今日」を表示するようにレポートを設定した場合、URL を送信した直後にユーザーがその URL にアクセスすると、データが変わる可能性があります。
- URL が期限切れになることはなく、取り消すことはできません。ただし、リンクは Looker インスタンスとそのデータにアクセスできるユーザーに対してのみ機能するため、リンクを送信してもセキュリティ上の問題は発生しません。
ブラウザの URL
URL を共有する最も簡単な方法は、ブラウザの URL バーから URL をコピーすることです。
短縮 URL
同僚にレポートを転送する場合は、短い URL を共有することをおすすめします。これを行うには、ページの右上にある歯車アイコンをクリックして [共有] を選択し、[短縮 URL] をコピーします。
[短縮 URL] には、Explore スラッグが含まれます。スラッグは、URL のコンテンツ ID 値の代わりにランダムに選択される短い文字列です。たとえば、この短縮 URL では https://docserver.cloud.looker.com/x/79WcoBSRqh8YVglvYe6mHL、文字列 79WcoBSRqh8YVglvYe6mHL はスラッグです。
拡張 URL
[URL の共有] ウィンドウにも [拡張 URL] オプションが表示されます。URL を展開すると、フィールドやフィルタなど、クエリのすべての詳細が表示されます。この情報は、パラメータ化された URL を変更するデベロッパーに役立ちます。これは、カスタム LookML フィールドや外部ツールで有効な場合がよくあります。
ダッシュボードの URL の共有
ダッシュボードのその他メニューで [リンクを取得] オプションを選択すると、ダッシュボードへのリンクを含むポップアップが表示されます。このリンクはコピーして共有できます。
デフォルトでは、[URL に現在のフィルタ値を含める] スイッチが有効になっており、リンクには現在ダッシュボードに表示されているフィルタ値の URL パラメータが含まれています。つまり、フィルタ値をデフォルト値から一時的に変更した場合、リンクにはフィルタ値が変更されたダッシュボードが表示されます。フィルタ値を一時的に変更していない場合、リンクにはデフォルトのフィルタ値を含むダッシュボードが表示されます。クロス フィルタリングが有効になっている場合は、リンクには、ダッシュボードに現在適用されているクロスフィルタも表示されます。
[リンクを取得] を選択して、ダッシュボード スラッグを表示することもできます。スラッグは、URL のコンテンツ ID 値の代わりにランダムに選択される短い文字列です。たとえば、このダッシュボード URL では https://docserver.cloud.looker.com/dashboards/CQ1fu99Z9Y1ggq2wcHDfMm、文字列 CQ1fu99Z9Y1ggq2wcHDfMm はスラッグです。
[URL に現在のフィルタ値を含める] スイッチを無効にすると、ポップアップに短いリンクが含められ、デフォルトのフィルタ値が適用されクロスフィルタが適用されていないダッシュボードが表示されます。
リンクを使用してダッシュボードを表示するには、ダッシュボードが保存されている Looker インスタンスへのアクセス権と、タイルの基になっているダッシュボードおよびモデルへのアクセス権が必要です。