Looker Studio に接続する

Looker Studio の Looker コネクタによって、Looker Studio レポートで Explore をデータソースとして追加することで、Looker Studio 内の Looker Explore からデータにアクセスできます。

Looker Studio のコネクタの使用については、Looker Studio ヘルプセンターの Looker に接続するという記事をご覧ください。

Looker と Looker Studio の類似の用語とコンセプトの違いについて詳しくは、Looker と Looker Studio の共通の用語とコンセプトのドキュメント ページをご覧ください。

コネクタの有効化と使用

コネクタを有効にするには、Looker インスタンスが次の前提条件を満たす必要があります。

  • Looker インスタンスは、Looker によりホストされている必要があります。
  • Looker インスタンスが Looker 22.16 以降で実行されている必要があります。 Looker 23.4 より前のインスタンスは Google Cloud でホストされている必要があります。 Looker 23.6 以降、コネクタに対して Looker(Google Cloud コア)がサポートされています。
  • Looker インスタンスで [許可リストを有効にする] スイッチが有効になっている場合は、Looker Studio で使用されている IP アドレスを許可リストに登録する必要があります。IP アドレスの完全なリストを提供するには、サポートにお問い合わせください。

コネクタを使用可能にするには、次の前提条件を満たす必要があります。

  • Looker(オリジナル)では、Looker 管理者は、Looker の [管理者] メニューの [プラットフォーム] セクションの [BI コネクタ] パネルで [すべての Looker BI コネクタ] オプションまたは [Looker Studio] オプションを有効にする必要があります。Looker(Google Cloud コア)インスタンスでは、これらのオプションがデフォルトで有効になっています。
  • Looker Explore を Looker Studio データソースとして接続する各ユーザーには、Looker インスタンス上の少なくとも 1 つのモデルに対して explore 以上の権限が必要です。
  • Looker Studio ユーザーが Looker Explore データソースから作成された Looker Studio レポートの Looker データを表示するには、access_data 権限と clear_cache_refresh Looker 権限を持っている必要があります。

コネクタの無効化

Looker 管理者は、Looker の [Admin] メニューの [Platform] セクションにある [BI コネクタパネル] で、Looker Studio コネクタのトグルを無効にできます。

Looker から Looker Studio への接続

Looker Studio レポートで Explore を開くには、[Explore アクション] メニューで [Looker Studio で開く] オプションを選択します。このメニュー オプションは、Looker Studio でサポートされている Google ベースのデータベース言語でのみ使用できます。

Looker Studio から Looker への接続

Looker コネクタを使用して Looker Studio レポートで Looker Explore をデータソースとして追加する方法については、Looker Studio ヘルプセンターの Looker への接続の記事をご覧ください。

Looker Studio 用 Looker コネクタのモニタリング

Looker 管理者は、System Activity History ExploreQuery API Client Properties グループを使用して Looker Studio の使用状況を確認できます。新しいクエリが実行されるたびに、[History] Explore にエントリが作成されます。

[履歴] ビューの [Query API Client Properties] ディメンション グループに含まれている Looker Studio に関連するフィールドは、次のとおりです。

  • API Client Name - Looker Studio のエントリを識別できるように、このフィールドには常に Looker Studio が表示されます。
  • Looker Studio ダッシュボード ID - このフィールドには、クエリを発行した Looker Studio レポートの ID が表示されます。
  • Looker Studio データソース ID - このフィールドには、クエリ対象の Looker Studio 内のデータソースの ID が表示されます。

以下に、Looker Studio の使用状況を示すシステム アクティビティ URL の例を示します。<instance_name.looker.com> をインスタンスの URL に置き換えます。

https://<instance_name.looker.com>/explore/system__activity/history?fields=query_api_client_context.name,query_api_client_context.ls_dashboard_id,query_api_client_context.ls_datasource_id,user.name,history.created_date,history.created_time_of_day&f[query_api_client_context.name]=looker%20studio&sorts=history.created_time_of_day+desc&limit=5000