Compute Engine の GPU

Google Compute Engine は、仮想マシン インスタンスに追加できるグラフィック プロセッシング ユニット(GPU)を備えています。これらの GPU を使用して、機械学習やデータ処理などの特定のワークロードをインスタンス上で高速化することができます。

GPU をお使いのインスタンスに追加する方法の詳細については、インスタンスへの GPU の追加をご覧ください。

はじめに

Compute Engine はインスタンスに NVIDIA® Tesla® K80 GPU をパススルー モードで提供し、仮想マシン インスタンスが GPU と関連メモリを直接制御できるようにしています。共有コアタイプでなく、ゾーン内に作成可能であれば、事前定義されたマシンタイプまたはカスタム マシンタイプのいずれにも GPU を追加できます。ただし、GPU 数が少ないインスタンスの場合は、vCPU の最大数に制限されます。一般的に、GPU の数が多ければ、vCPU 数とシステムメモリの多いインスタンスを作成できます。

GPU モデル GPU GPU ボード GPU メモリ 利用可能な vCPU 数 利用可能なメモリ 利用可能なゾーン
NVIDIA® Tesla® K80 1 GPU 1/2 ボード 12 GB GDDR5 1~8 vCPU 1~52 GB
  • us-west1-b
  • us-east1-c
  • us-east1-d
  • europe-west1-b
  • europe-west1-d
  • asia-east1-a
2 GPU 1 ボード 24 GB GDDR5 1~16 vCPU 1~104 GB
4 GPU 2 ボード 48 GB GDDR5 1~32 vCPU 1~208 GB
8 GPU 4 ボード 96 GB GDDR5 1~64 vCPU 1~416 GB

GPU デバイスには、vCPU と同様の継続利用割引が適用されます。GPU デバイスの時間単位の料金や月単位の料金については、Compute Engine の料金のページをご覧ください。

制限事項

GPU を使用するインスタンスには固有の制約があり、他のインスタンス タイプとは異なる動作をします。

  • GPU を使用するインスタンスを作成するには、その前に GPU を割り当てる必要があります。プロジェクトで十分な GPU を使用できるかどうか、割り当てページを確認し、必要に応じて割り当ての増加を要求してください。無料トライアル アカウントには、デフォルトで GPU の割り当てがありません。
  • GPU を使用するインスタンスには、インスタンスに追加する GPU ごとに、vCPU の最大数が設定されます。たとえば、各 NVIDIA® Tesla® K80 GPU では、インスタンス マシンタイプに最大 8 個の vCPU を設定できます。さまざまな GPU 設定で使用可能な vCPU の範囲を確認するには、GPU リストをご覧ください。
  • 共有コア マシンタイプのインスタンスには GPU を追加できません。
  • プリエンプティブ インスタンスには、GPU を追加できません。
  • VM インスタンスが特定のハードウェア デバイスに直接接続しているため、ホスト メンテナンス イベントに対して GPU インスタンスのライブ マイグレーションを行うことはできません。GPU インスタンスを作成するときは、ホスト メンテナンス イベントのためにインスタンスを終了するように設定する必要があります。また、必要に応じて、VM インスタンスの終了後に、別のホストシステムでインスタンスを再起動するように設定します。GPU を使用したインスタンスでのホスト メンテナンス イベントの処理方法をご覧ください。
  • GPU が正しく機能するにはデバイス ドライバが必要です。どのドライバも使用できますが、ドライバのインストールと構成が正しく行われている必要があります。たとえば、一部のドライバでインストールされるカーネル モジュールは、インスタンスのカーネルを更新するたびに再構成が必要です。 Dynamic Kernel Module Support(DKMS)システムを使用してドライバをインストールすることで、この問題の発生を防止できます。GPU を使用するインスタンスにドライバをインストールする方法の詳細については、GPU ドライバのインストールをご覧ください。

次のステップ

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