費用管理

請求アラートを使用した費用管理

プロジェクト全体の請求アラートを設定して費用を把握し、予想以上に請求額が上がるのを防ぐことができます。アカウントでアラートを設定すると、当月の課金が設定したしきい値を超えたときに、請求アラート機能によって通知メールが請求管理者に送信されます。詳しくは Google Cloud Platform 請求アラートについての記事をご覧ください。

BigQuery カスタム割り当てを使用したクエリ費用の管理

一部のお客様(特に、複数のプロジェクトとユーザーを抱える大規模な組織のお客様)は、BigQuery カスタム割り当て機能によってクエリ費用をより詳細に管理できるようになります。

BigQuery カスタム割り当てを使用すると、1 日あたりに処理されるバイト数の上限を 10 TB 単位で指定できます。上限はプロジェクト レベルまたはすべてのユーザーにユーザーレベルで設定できます。

  • プロジェクト レベルの上限は、そのプロジェクトの合計使用量に適用されます。

  • プロジェクトのユーザーレベルの上限は、プロジェクト内の各ユーザーまたはサービス アカウントに個別に適用されます。

処理される TB あたりのクエリ価格については、価格ページをご覧ください。

カスタム割り当てを有効にするには、カスタム割り当てを設定または変更する方法をご覧ください。

カスタム割り当てが適用される仕組み

カスタム割り当て機能を有効にすると、BigQuery では設定された割り当てを超えたときにエラーを返すことで割り当てが適用されます。

プロジェクト レベルのカスタム割り当てを超えると、次の quotaExceeded エラーが返されます。

Custom quota exceeded: Your project exceeded the custom quota for query
bytes scanned, which is set by your administrator. For more information,
see https://cloud.google.com/bigquery/cost-controls

ユーザーレベルのカスタム割り当てを超えると、違うエラー メッセージの quotaExceeded エラーが返されます。

Custom quota exceeded: Your project_user exceeded the custom quota for query bytes
scanned per user, which is set by your administrator. For more information,
see https://cloud.google.com/bigquery/cost-controls

クエリで _PARTITIONTIME または _TABLE_SUFFIX のフィルタを使用すると、予期しない quotaExceeded エラーが発生することがあります。現在 BigQuery では、実行されたクエリがカスタム割り当ての上限を超えているかを確認するために、そのクエリの _PARTITIONTIME または _TABLE_SUFFIX のフィルタが無視されます。クエリの正確な費用を事前に確認し、課金対象となるバイト数を制限するには、maximumBytesBilled プロパティの使用を検討してください。maximumBytesBilled を設定すると、クエリごとに課金対象となるバイト数の上限を設けることができますが、クエリ実行時間に多少のレイテンシが発生してしまいます。

10 人のユーザー(そのうち 1 人がサービス アカウント)のプロジェクトに次のカスタム割り当てを設定したとします。

  • プロジェクト レベル: 1 日あたり 50 TB
  • ユーザーレベル: 1 日あたり 10 TB

次の表は、10 人のユーザーが 1 日クエリを実行したときの残りの割り当ての変化を示しています。

使用量 残りの割り当て
10 人の各ユーザーが 4 TB のクエリを実行 プロジェクト レベル: 残り 10 TB。
ユーザーレベル: ユーザーあたり残り 6 TB、合計で 10 TB。
サービス アカウントがさらに 6 TB のクエリを実行 プロジェクト レベル: 残り 4 TB。
ユーザーレベル: サービス アカウントは BigQuery をこれ以上使用できません。他のユーザーはユーザーあたり残り 6 TB、合計で 4 TB。
1 人のユーザーがさらに 4 TB のクエリを実行 プロジェクト レベル: 残り 0 TB。
ユーザーレベル: ユーザーによっては TB が残っていますが、プロジェクト レベルの割り当てを超過したため、どのユーザーも BigQuery をこれ以上使用できません。

残りの割り当てがなくなると、そのプロジェクトの全ユーザーに対して BigQuery は機能を停止します。

カスタム割り当てを設定または変更する方法

カスタム割り当て機能を有効にしたり、既存のカスタム割り当てを変更したりするには、BigQuery カスタム割り当てリクエスト フォームに入力して [送信] をクリックします。通常 2~3 営業日以内に返答があります。カスタム割り当てを要求するには、プロジェクト オーナーでなければなりません。

よくある質問

カスタム割り当てを自分でプロビジョニングできますか?

いいえ、BigQuery カスタム割り当てリクエスト フォームを使用する必要があります。

自分のカスタム割り当てレベルを確認するにはどうすればよいですか?

フォームを送信すると、カスタム割り当て設定の確認メールが届きます。

カスタム割り当てはいつ補充されますか?

毎日の割り当ては、レート制限動作をガイドするという意図を反映して、一日中一定の間隔で補充されます。割り当てが使い尽くされた場合の長時間の混乱を避けるためにも、断続的な更新がなされます。通常、割り当ては 1 日に 1 回グローバルに補充されるのではなく、数分でさらに多くの割り当てが利用可能になります。

カスタム割り当てを超えたときにリセットするにはどうすればよいですか?

カスタム割り当てがないか、カスタム割り当てをまだ超えていない別のプロジェクトがデータセットにアクセスできる場合、そのプロジェクトからクエリを実行できます。あるいは、約 15 分待つと割り当てが部分的に補充されます。

カスタム割り当てはプロアクティブですか、それともリアクティブですか?たとえば、10 TB の割り当てがある場合、11 TB のクエリを実行できますか?

カスタム割り当てはプロアクティブなので、割り当てが 10 TB の場合は 11 TB のクエリを実行できません。

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