ユーザー定義ダッシュボードと LookML ダッシュボードの比較

Looker ダッシュボードは、画面上のビジュアリゼーションとして表示されるクエリのコレクションです。ユーザーは、ダッシュボードでのフィルタの変更、タイルへのアラートの適用ダッシュボードの配信スケジュールの設定、ダッシュボードのデータのダウンロードなどを行うことができます。

Looker ダッシュボードには、ユーザー定義ダッシュボードLookML ダッシュボードの 2 種類があります。

ダッシュボードの種類ごとに、利点と制約が異なります。

特性 ユーザー定義のダッシュボード LookML ダッシュボード
通常は ビジネス ユーザーと Looker デベロッパー。 LookML デベロッパーの一部のグループ。
定義済み ユーザー インターフェースにクエリタイル、Look にリンクされたタイル、テキストタイルの追加、ドラッグ&ドロップ オペレーションによる配置、ダッシュボード フィルタとその他のオプションの追加と書式設定(ユーザー定義ダッシュボードの作成に関するドキュメント ページを参照)。 LookML ダッシュボードの構築のドキュメント ページの LookML ダッシュボード ファイルの作成セクションの説明に沿って、YAML ベースのダッシュボード ファイルで記述と編集を行います。
更新日時 ダッシュボードが編集されたとき、または対応する Look が更新されるとき。 ダッシュボードの LookML ファイルを編集した場合。
格納 ユーザーの個人用フォルダ内と共有フォルダ内などで、より幅広いユーザー グループで簡単にコラボレーションできます。 Git リポジトリ内のプロジェクトに関連付けられたバージョン管理ファイルとして。デフォルトでは、LookML ダッシュボードは、すべてのフォルダの最上位フォルダにある LookML ダッシュボード フォルダに表示されます。必要に応じて他のフォルダに移動することもできます。
コンバーチブル型 LookML ダッシュボード LookML からユーザー定義ダッシュボードへの変換に関するドキュメント ページで説明されているユーザー定義ダッシュボードへの移行。