このドキュメントでは、Google Cloud コンソールと Google Cloud CLI を使用して Linux 仮想マシン(VM)インスタンスに接続する方法について説明します。SSH 認証鍵の構成やストレージなど、Compute Engine での SSH 接続の動作については、Linux VM への SSH 接続をご覧ください。
PuTTY などのサードパーティ ツールを使用するなど、Linux VM に接続するその他の方法については、サードパーティ ツールを使用して Linux VM に接続するをご覧ください。
準備
- このガイドのコマンドラインの例を使用する場合は、次の操作を行います。
- Google Cloud CLI の最新バージョンをインストールするか、最新バージョンに更新します。
- デフォルトのリージョンとゾーンを設定します。
サポートされているオペレーティング システム
これらの接続方法は、Compute Engine で利用可能なすべての Linux オペレーティング システムでサポートされています。Fedora CoreOS の場合、これらの方法を使用する前に、SSH アクセスを設定する必要があります。
VM に接続する
Google Cloud コンソールまたは Google Cloud CLI を使用して Linux インスタンスに接続するには、以下のいずれかのタブの手順を行います。
コンソール
次の手順で、Google Cloud コンソールのブラウザからの SSH を使用して VM に接続します。
- Google Cloud コンソールで、[VM インスタンス] ページに移動します。
-
仮想マシン インスタンスのリストで、接続するインスタンスの行にある [SSH] をクリックします。
gcloud
-
Google Cloud コンソールで、「Cloud Shell をアクティブにする」をクリックします。
Google Cloud コンソールの下部で Cloud Shell セッションが開始し、コマンドライン プロンプトが表示されます。Cloud Shell はシェル環境です。Google Cloud CLI がすでにインストールされており、現在のプロジェクトの値もすでに設定されています。セッションが初期化されるまで数秒かかることがあります。
-
開発環境で
gcloud compute ssh
コマンドを実行して、アクセス権限を持つインスタンスに接続します。gcloud compute ssh --project=PROJECT_ID --zone=ZONE VM_NAME
次のように置き換えます。
PROJECT_ID
: インスタンスが含まれているプロジェクトの IDZONE
: インスタンスが存在するゾーンの名前VM_NAME
: インスタンスの名前
Google Cloud CLI のデフォルト プロパティを設定している場合、このコマンドの
--project
フラグと--zone
フラグは省略できます。例:gcloud compute ssh VM_NAME
接続に成功したら、ターミナルを使用して Linux インスタンスでコマンドを実行します。終了したら、exit
コマンドを使用してインスタンスから切断します。
トラブルシューティング
失敗した SSH 接続を診断し、解決するための方法については、SSH のトラブルシューティングをご覧ください。
次のステップ
- Windows VM に接続する方法を確認する。
- インスタンスへのアクセスを管理する方法を確認する。
- サードパーティ ツールを使用して Linux VM に接続する方法を確認する。
- 高度な方法で Linux VM に接続する方法を学習する。
- ファイルをインスタンスに転送する方法を学習する。
- Compute Engine での Linux VM への SSH 接続の仕組みを学習する。