データ操作言語

BigQuery のデータ操作言語(DML)を使用して、BigQuery テーブルのデータを更新、挿入、削除できます。

DML ステートメントは、次の条件の下で、SELECT ステートメントと同じように実行できます。

  • 標準 SQL を使用する必要があること。標準 SQL を有効にするには、SQL 言語の切り替えをご覧ください。
  • 宛先テーブルを指定できないこと。たとえば、ウェブ UI では、[宛先テーブル] を [表が選択されていません] に設定する必要があります。

    宛先テーブルの選択なしを示す BigQuery ウェブ UI のスクリーンショット

制限事項

  • 各 DML ステートメントは、暗黙のトランザクションを開始します。つまり、成功した各 DML ステートメントの終了時に、ステートメントによる変更が自動的にコミットされます。複数ステートメントのトランザクションはサポートされていません。

  • ストリーミングによって(tabledata.insertall メソッドを使用)最近テーブルに書き込まれた行は、UPDATEDELETEMERGE ステートメントを使用して変更することはできません。最近の書き込みとは通常、30 分以内に行われたものを指します。テーブルの他のすべての行は引き続き、UPDATEDELETEMERGE ステートメントを使用して変更できることに注意してください。

  • MERGE ステートメントにおける when_clausesearch_conditionmerge_update_clausemerge_insert_clause 内の相関サブクエリはサポートされていません。

  • データ操作言語(DML)ステートメントを含むクエリで、クエリ対象としてワイルドカード テーブルを使用することはできません。たとえば、UPDATE クエリの FROM 句ではワイルドカード テーブルを使用できますが、ワイルドカード テーブルを UPDATE オペレーションの対象として使用することはできません。

同時実行ジョブ

BigQuery は、テーブル内の行を追加、変更、削除する DML ステートメントの同時実行を管理します。

INSERT DML の同時実行

24 時間の中で、テーブルに INSERT する最初の 1,000 件のステートメントが同時に実行されます。この制限に達すると、テーブルに書き込む INSERT ステートメントの同時実行数は 10 件に制限されます。10 件を超えた INSERT DML ジョブは、PENDING 状態でキューに入れられます。前のジョブが終了すると、次の PENDING ジョブがキューから取り出されて実行されます。現在、1 つのテーブルに対して最大 100 件の INSERT DML ステートメントを、いつでもキューに入れることができます。

UPDATE、DELETE、MERGE DML の同時実行

UPDATEDELETEMERGE DML ステートメントを、変更 DML ステートメントと呼びます。複数の変更 DML ステートメントが同時にテーブルに送信された場合、BigQuery は、一定の数のステートメントを同時に実行します。その数を超えてテーブルに送信された変更 DML ジョブは、自動的に PENDING 状態でキューに入れられます。実行中のジョブが終了すると、次の PENDING ジョブがキューから出され、実行されます。

優先値が INTERACTIVE の DML ジョブが 6 時間以上キューに入ったままになると、失敗します。

DML ステートメントの競合

同じテーブルで変更 DML ステートメントを同時に実行すると、変更が競合して失敗することがあります。このような失敗が発生した場合、BigQuery は再試行します。

  • 行をテーブルに挿入する INSERT DML ステートメントは、同時に実行される他の DML ステートメントと競合しません。

  • INSERT 句だけを含み、UPDATE 句または DELETE 句を含まない MERGE DML ステートメントは、同時に実行される他の DML ステートメントと競合しません。

  • UPDATE 句または DELETE 句を含む MERGE DML ステートメントは、その MERGE ステートメントが既存の行を更新または削除しない限り、同時に実行される他の DML ステートメントと競合しません。

料金

DML の料金については、料金ページのデータ操作言語の料金をご覧ください。

次のステップ

  • DML 構文ページの DML の構文およびサンプルをご覧ください。